第17話 サポ魔は使いこなしたら最強です
とっとっと。ふう、なんとか着地できたな。空を飛ぶだけってのも今後は可能だ。MPは…あんまり使ってないみたいだな。体の中にある魔法の流れはまだまだ満タンに近いから、燃費ばっちしってことだ。
それにしてもこいつ赤龍だっけ、ずいぶんと赤いなあ。なんとか専用とか通常の3倍のなんたらっていうやつだな。こういう赤い奴はきっと火を噴くんだと思っていたらやっぱり噴いてやがった。ブレス系がサイレント系魔法で止まるか不安だったけど、あのブレスはどうやら魔法の一種だったみたいだな。ちょっぴり不安だったけど、止まって良かったぁ。詠唱強制停止は今後も使えるな。
もともとさ、トレイスさんに教わった詠唱って属性魔法ばっかで、補助魔法がぜんぜんないんだよな。魔法ってもっと可能性のあるもんだろ? もっとできるんじゃねえ?
「ミコト様か!?」
おっ、なんだフェルナさん、甲冑を着てるから俺だって分からないのか? 兜までかぶったらさすがに仕方ないか。でもさ、この兜脱いじゃうと、いざってときに危ないからさ。
「うむ。これでは頭は取れぬぞフェルナ殿」
いやあー、こいつやべーな。どうみても勝てそうにない。せいぜいがみんなの邪魔にならないように補助するぐらい?
「危ないよミコさん!」
うへっ!? 尻尾が来る!? なんだ、こういうときはプロテクション的な何か、ただし強度の高いやつで!
「過剰防御障壁!」
くっ…? おお、これはやべぇ、結構な衝撃があるじゃねえか。ちょっと痛い。いや、かなり痛い部類だぞ! それにしても危なかった…サヤカちゃんナイスですよ。でもまあ、へっぽこな補助魔法ならいくらでも使えそうだな。MP242だったっつーわけで、既に10ぐらいは使っちまったから、残りは230ぐらいだ。いや、もしかしたら飛ぶやつは結構使ってるかもしれない。MP切れだけは起こさないようにしないとな。戦いが素人の俺は補助魔法をメインにして攻撃魔法はピンポイントだけだ。今日の目標、それは邪魔をしないこと! 可能な限りしょぼい魔法だけでこの場をやり過ごそう。
体を動かせなくなっていたとき、指を動かす訓練のためとして馬鹿親父が買って来たいくつかのゲームは基本としてすべて地・水・火・風などの属性があって、今となってはそこに意図を感じる。
おそらく馬鹿親父は本気で魔法が存在する世界を信じていて、もしもその世界へ送り込まれるような事態となってしまっても、そこで魔法が使えるようにと、概念を頭へ染み込ませるためにいろいろなゲームを買って来たってことだ。だからこそ、魔法が使えることには既に違和感が無い状態。
最初は息子にゲームを買ってくる父親なんて、相手が小学生ぐらいでないとなかなかいないのだから随分と気安い父親だとは思っていた。それでも高校生に向かって勉強しろではなくゲームしろという、とんでもない言葉を吐く馬鹿親父だと認識していたが、戦いの世界へ足を踏み入れた今となっては、親父に感謝だな。おかげで、なんかいろいろと新しい補助魔法ができそうだぜ!
わはは、このドラゴン飛び始めたか。そうは行くか! MPをあんまり使いすぎないように、魔法はすべて補助として使おうかね。ちょっとバランス悪くしてやりゃあ落ちるだろ。ハエみたいに落ちやがれ。
「小重力拘束球!」
ハハハ、落ちた落ちたー。よーし、これならみんなが攻撃できるじゃん? 攻撃しちゃってくれ、ガンガンやってくれ。俺は後ろで見てるからさ。
「皆の者、攻撃!」
「不用意に近づいては…」
大丈夫だってフェルナさん。こういうときは敵の動きを遅くすりゃあ、攻撃も避けられるだろ? 素人だって避けられるようになるぜ。
「行動速度鈍化!」
ほーら、動きがかなり遅くなった。めっちゃ避けやすいなこれなら。
「無属性? ミコさん、今のは!?」
ごめん、無属性魔法とかそんな強力そうなもんじゃなくて、ただのサポート魔法なんですけど。サポート魔法。つまりサポ魔。使いこなせれば戦闘はかなり優位になるはず。
「サポ魔法である。これならば戦いやすいであろう」
「サポマホウ!? それにその鎧…」
すげえな、みんな頑張ってるが、鉄に斬りつけてるみたいな音がするぞ。よっぽど硬いんだなあのドラゴン。
「ああ、シディウス殿がな。しかしあの龍はどうも硬すぎるようだな」
「鱗が硬いっすからねえ」
んじゃあ斬れ味抜群の、この正宗くんに頑張ってもらおう、名前を呼べばさらに倍! 誰か適当な、強そうな人にこの刀を使ってもらって斬ってもらおう。
「そうか。出番だ正宗」
うおっ、まぶしっ。光り出しちゃったけど明るすぎねえかこれ? みんなの邪魔にならないようにゆっくりと近づかなきゃな。斬り合いの中に入るわけだからなあ。これってライトセーバー的な刀に見えるんだが…。しかもこの刀から出る音、マジであの音なんですが。超カコイイ。これマジパネェ。でもこの音って2年生の時のあの光の音じゃ…。
ん? あれっ、みんなどうしたの? 何で後ろにいるの? もしかしてこれって俺一人で戦うの? ええっ!? 無理っす、それはマジ無理っす!
うわああ、危ねえ! 物理攻撃してきやがった! 動きが遅いから助かってるけど。こんな爪でえぐられたら即死だって! まあでも、このスピードなら避けられなくもない。体も軽くしてあるしな。それでももし当たったら危険だから、一応回避率アップとかやっておくのがいいかな。
「創造的回避!」
避けることは余裕になったけど、攻撃に入れない。まだ戦いに慣れてないからだろうなあ。そんなときの正宗くん。とにかく正宗くんに頑張ってもらわないと! 助けて正宗くん!
「正宗よ! 力を!」
おお、なんかすごい力を感じる…この刀マジすごい。近づくだけで斬れそうじゃね? シディウスさんやりすぎだって。周りもいつのまにか、なんかさらに明るくなってるし、ドラゴンが苦しみ出してるし。これって何? なんか体力吸い取るの? あっ、逃げるかドラゴン! いや、まあいいやさっさと逃げちまってくれ。命のやり取りとかそんなことより、俺にとって重要なのは平穏な生活だからな。それにMP切れが怖い。体動かなくなるから、そうなったら待っているのは死ぬことだけ、ってなことになる。深追いはやめておくのが賢いオトナの選択だ。
でも一応、二度と来ないように背中でも斬りつけておくだけはするか。よくさあ、東北地方とかで小熊とか捕獲したときも銃の音で脅かしながら開放したりするもんな。獣には怖い思いをさせておけば二度と来なくなるだろう。
よし…背後から襲うのは卑怯かもしれんが許せドラゴン。ていっ。うは、斬れる斬れる。ようし、逃げていったな。これで戦闘終了、追っ払いは成功したぜ。よかったなみんな! みんなでもぎ取った勝ちだからな、この勝ちをみんなで喜ぼう。火王様にも喜んでもらおう!
「皆、火王へと勝利を捧げよ!」
ふう、魔法が使える世界ってのも、モンスターが出るわけだから大変なんだな。でもなんか不思議だな。あのドラゴン、本気じゃなかった気がするんだよな。なんていうか、様子見?
「これはまだ本気ではない」
「そうなんすか!?」
そうなんすよフォルクスさん。まあいいや。二度と人間のところに来ちゃだめだよー。人間って怖いからねー。うーん、それにしてもなんかMPが足りない気がする。
「ミコさん! ありがとうございます!」
おお、マイペット、もといサヤカちゃんじゃないか。よかったよかった。怪我人も無かったかな? その頭撫でさせろぉ! ふう、癒されるー。甲冑の手のひら部分だけは鋼に覆われてないからな、ちゃんと撫でられるなあ。この手触り最高だぜ。そうそうこの笑顔が小動物チックで癒されるんだよなあ。
「すげえっすよ! 鳥肌立ったっす!」
「統制が取れていなくて危険だったのだが、一気に盛り返せた。感謝するぞミコト様」
へへへ、みんないい笑顔だな。やっぱロハスな街はこうでないとな。どさくさに紛れてフェルナさんの頭も撫で…。うげっ、やべえ腕が動かねえ。まさか、またMP切れか。どこでそんなに使ったのか分からないが、もしかして最後の光か。正宗くんが俺のMPを吸い取っちゃったかな!? 誰か、馬とか連れてきてくれないか?
「馬を持て」
「は、はいッ」
あ~、フェルナさん行ってしまった…。うーん、体が重い。ごめんサヤカちゃん、もたれかからないと倒れそうだ。
――赤い鱗に黒い角、金の瞳に銀の爪。以前に現れた準一級の龍よりも幾分かスマートな体形をした、そのかわり大きな赤龍の前に、五芒星を背に背負った男が空から降り立つ。人間が空から降ってくるという異様な光景に、味方だけでなく赤龍までもがたじろいでいた。
「ミコト様か!?」
「うむ。これでは頭は取れぬぞフェルナ殿」
「くっ。申し訳が立たん…」
フェルナの統率の仕方に大いに疑問を投げかけながら、後ろも振り返らず刀を鞘から抜き放ち、やや後退した赤龍に向けて構える。その言葉にフェルナは自らの無力さを恥じた。そうしていると様子見のためか、赤龍は体を反転して長い尾を振り回してくる。
「危ないよミコさん!」
「オーバー・プロテクション!」
「オオオッ!」
サヤカが危険を叫んだ直後、尊の体をオーラが覆い、ぼんやりと光り出す。赤龍の尾は尊を弾こうとするが、弾かれたのは尾の方だった。物理法則を完全に無視したその状況に、自警団の市民達、剣士達からは驚きの声が上がる。
攻撃が無効化されたことを認めた赤龍は突然羽ばたき、空中からの攻撃を始めようとする。もし空中から体当たりをされるようだと、降下する勢いもあって防御魔法では足りないかもしれない。空中に赤龍を留まらせていては危険だとサヤカが叫ぼうとした瞬間、尊はすぐにそれに対処していた。
「スモール・グラビトンボール!」
左手に正宗を持ったまま、右手だけで野球のボールを投げつけるように赤龍の尾と右後足に黒い球をぶつけると、バランスを崩した赤龍は地に落ちた。最低限の加護で最大の効果を発揮する手法に、その場の誰もが舌を巻く。
「皆の者、攻撃!」
聞いたことも無い詠唱、見たことも無い魔法効果を目の当たりにして呆気に取られていた自警団、剣士の面々は、尊の号令を聞いて突然火がついたように雄たけびを上げ、赤龍へと走り出した。
「不用意に近づいては…」
「スロウ・モーション!」
雑な突撃に驚いたフェルナが制止しようと試みるが、その声は新たな詠唱によりかき消される。突如、赤龍の動きが目に見えて鈍くなり、これならば近づいても問題はなかった。
赤龍には既に男達が群がり、剣を叩きつけ始めていた。それでも鱗を切り裂くことはできず、ギインと派手な音をさせて弾かれている。剣が折れてしまい、後ろへと引っ込む者も後を絶たない。
「無属性? ミコさん、今のは!?」
「極法である。これならば戦いやすいであろう」
「極法!? それにその鎧…」
「ああ、シディウス殿がな。しかしあの龍はどうも硬すぎるようだな」
「鱗が硬いっすからねえ」
「そうか。出番だ正宗」
呼びかけられた正宗からは白い光が輝き、刀身がその光で見えなくなるほどの明るさとなっていた。低く呻く羽音の様なものがあたりに響き渡る。その音は正宗から発せられていた。
「これは神術…。ミコさんも使えるようになってたのね。それにしてもこの色は」
「太陽王が神術を使うと、白になるっすか!」
普通、刀身を加護で覆う場合はそれぞれの属性の色が光る。火は赤、水は青、風は緑、地は黄。しかし尊が持つ光の剣の色は無属性色の白である。つまりその光は、この男が常識外の力を持っていることを表していた。
ゆっくりと赤龍に近づく太陽の騎士。その余裕の姿に赤龍はあとずさる。赤龍の異変に気づいた剣士たちも、後ろからやってくる強烈な光に戸惑う。そのあまりにも遅い歩みは、王の行進と皆の目には映った。
外輪山の山頂まで次第に追い込まれた赤龍の前には、いつの間にか尊しかいなくなっていた。太陽王の戦いを邪魔する者はいない。
赤龍はいまだに炎を吐くことができずにいることを苦しみながら、尊へと物理攻撃を繰り出す。右前足で尊の首を刈り取ろうと振り切るも、尊は体を伏せてそれを避ける。牙で噛み付こうとしても、甲冑を着けている者とは思えないほどの身軽さで赤龍の頭を踏みつけて避ける。
「クリエイト・アヴォイダンス!」
「互角に戦ってるっすね!」
呆然と見るだけとなっていたフォルクスが、その戦いを評価する。次第に動きの鈍さが解けてきた赤龍の攻撃速度が増していくも、さらにそれを上回る速度で回避し続ける尊の姿がそこにあった。
「いや、それ以上ですよ!」
互角などという表現では間違いであると感じられるほど、明らかな余裕が感じられる戦いは、その実力差が大きく違うから起きているということにサヤカは気づいていた。
「助太刀は…むしろ邪魔になるな。後ろで見ているだけしかできないとは…」
フェルナが歯噛みをするが、その戦いに横槍を差すことはできないと誰もが感じていた。
「それにしても、極法ってなんすか?」
「サツ・ポル・マー。とても広大な法則という意味の古語だな。現代風に続けて言えばサポマだ。神の領域の詠唱という意味なんだろう。敵の詠唱を止めるなど、どう考えても普通の加護ではない」
フォルクスの疑問に、フェルナが答える。古語は12000年前に使われていた文法をもとにしているが、基本的な単語はすべてその古語から派生していた。だから、古めかしい単語は全て古語に分解することができた。
「確か三代目の太陽王の時には、彼しか使えない詠唱がいくつもあったとか。それが極法なんじゃ? 中央王家が持っている文献を見ればそれが分かるかも」
「そういうことなら、おそらくそうっすね」
「同じようなものであの背中の紋章。あれはイル・デアル。現代風に発音すると万物。見えない次元の物という古語で、おそらくそれを現した図だ。鍛冶屋が知っているわけもないし、ミコト様が彫らせたのだろう」
「イデアについては、私はよく知らないんだけど。フェルナさんは知ってるの?」
「城の書庫に忍び込んでちらりと見ただけだ。内容までしっかり理解しているわけではないよ、サヤカ。む? 動きが。ミコト様はここらで決めるつもりのようだ!」
「正宗よ! 力を!」
尊は刀の名を叫び天へと掲げ、それに応えるように青い空から白い光が差し込む。無限遠からの強力な光が赤龍へと注ぐとそれは苦しみ、光から逃れようともがく。いつの間にか完全に戦う意思を失い、背を向けて逃げ出し始めていた。
その背に、尊が刀で一筋の大きな傷をつける。あれだけ斬れなかった鱗を、すうっと切り裂いた。だが、致命傷にはなっていないようで、そのまま赤龍は南の空へと逃げていく。
遠く離れていく赤龍を見やり、外輪山の頂上に立つ尊がこちらへと振り返る。誰もがその鎧に刻み込まれた太陽の紋を目にし、天から差し込む白い光に包まれたその男が、待ち望んでいた新しい王だと理解した。
「皆、火王へと勝利を捧げよ!」
「オオオオオオオ!」
それでもこの領地を統べる火王への言葉を忘れない謙虚さに、剣士たちの歓喜は爆発した。
「これはまだ本気ではない」
「そうなんすか!?」
見知らぬ詠唱を多発した戦闘は、完璧に近いものに感じられたが、それでもまだ本気ではないと言う尊に、フォルクスは愕然とした。
「ミコさん! ありがとうございます!」
尊は優しい笑顔でサヤカの頭を撫でる。サヤカは突然撫でられたことに驚いたが、心を許した者からの労わりだと分かり、顔が緩んでいく。
「すげえっすよ! 鳥肌立ったっす!」
「統制が取れていなくて危険だったのだが、一気に盛り返せた。感謝するぞミコト様」
尊はやや腕を持ち上げて、フェルナを指さす。
「馬を持て」
「は、はいッ」
帰りの馬をフェルナに指示し、尊はサヤカを熱く抱き寄せた。自分たちの領地の姫、そして後の妃になるであろう女性を王として労わる姿が、周囲に居た者たちの胸を熱くしていった。
火王城の見晴らし場からも、勝利の瞬間がよく見えていた。突如差し込んだ一筋の白い光、そして飛び立つ赤龍、やがて聞こえてくる最前線の剣士たちの大歓声。それだけで結果が分かった。
「マイカ姫! ミコト様がやってくれたようですよ!」
「勝利じゃ! ミコト殿が勝ったぞ! あれはまさにミヤル・コウ・ヒト、そのものじゃ!」
喜びに打ち震える近衛兵士の声に呼応してマイカが拳を握り締めて勝利を宣言すると、火王城だけではなく同時にその様子を見ていた城下町までが地響きのような歓声に包まれていた。
太陽王の降臨は、噂などという不確かなものではなく、その日火王領地アソノウチにいた全ての者がその目でしかと見、認識した。つまりその絶大な力を発する男は「天を識る者」、ミヤル・コウ・ヒトという古語の現代語読みである「ミコト」、その人であると…。
これにて第一章完結です!
500人の常連様、お読みいただきありがとうございました!(´∀`*)
第一章は、文章形式をかなり実験させていただきました。
一人称視点、三人称視点、同一場面を別視点切替、などなど。
別視点への切替はとにかく書くのに時間がかかる!
まず根幹となるストーリーを三人称視点で書き、
A者視点と勘違いB者視点に書き分ける。
長く続く場面はこれでよかったのですが、問題は小さく勘違いが入るパターン。
これは心理文を書くことでなんとか解決。
ですから話ごとに文章体が全然違う感じがすると思います。
少々不本意ながら、文章が下手糞に見えるような書き方もわざとしました。
第一章は「パンダ理論」(活動報告内に理論あり)で掴みが重要なため、
読み進みやすさを重視したためです。
特に重要視したのが、「○○視点」などと説明タイトルをつけずに、
文章の操作で誰の視点なのかが分かるようには、
どこまでできるのかというところでした。
おかげで、たった1行に30分かかったりもしました(´Д`;)
この17話は前半の尊の思考完全無視で、
三人称視点が全部良い方に取るという馬鹿文ですw
同じ言葉なのに取り方が違うことって、日常でもよくある勘違いです。
どの話数の書き方が面白かったでしょうか?
ご感想欄にお書きいただければ参考とさせていただきたいと思います。
ちなみに感想欄は全開放していますので、ユーザー登録なしで書けます。
さて今週は1日1話を続けるというのを頑張ってみたわけですが、
常連様が500人になったところで
ピタリとユニークユーザー数増加が止まりました。
ジャンル的に面白いと思う方が現在500人おられるという事ですね!
つまり今日(2010/11/22~23)、これをお読みになられた方が、
この小説の核となる、大事な大事な常連様です!
そして続けて別の日に読まれた常連様もいらっしゃるでしょう。
もちろんそれ以降にいらっしゃった新しい読者様も大切なお客様です!
是非常連様になってください!
この後書きを読んでくださった全ての方に心から感謝します!
これからもご愛顧をお願いいたします!
ちなみにこうしてほしい、ああしてほしいというのがありましたら
ご感想欄でどんどんお申し付けください。
「良い点」「悪い点」などは無視しても結構ですから「一言」欄だけでも
ぼそっとご提案いただけましたら、いろいろと取り入れて参ります!
(個人的には良悪欄はいらないんじゃないかと。良悪書くと評論だし敷居高い)
そこで、不躾ながら一つだけご提案をさせていただきたいことがあります。
毎日お読みいただいているけれども、
「小説家になろう」「小説を読もう」のシステムには
登録されていないという方がもしいらっしゃいましたら、
是非ご登録をしてみませんか!
それでもしよろしければ、ポイントを入れたり感想を書いてみたりしませんか!
別に変なダイレクトメールが届いたりなどはしませんし、
お気に入りに入れた小説が更新されたことが分かるなど、
いろいろと便利になったりします!
ケータイからも登録できますので、是非お試しください。
ご自身が気に入った小説が、人気が出るようにするには
その小説にポイントを入れなければなりません。
システム内の「お気に入り登録」、
その最初の小説をこの「太陽王の世界 ―異世―」にお選びいただければ
もちろんこれ以上無い光栄なことですが、狙いはそこではありません!!
これはいいなと思った、埋もれた面白い小説にポイントを入れて、
もっと人がたくさん来るようにしていきませんか!
感想やレビューなども、ついていない小説の方が多いです。
そうすればもっと、「小説家になろう」「小説を読もう」全体が
エキサイトするような気がするのです。
この「小説家になろう」という場をお借りしている立場なので
私はこのサイトが盛り上がることを望みます。
こんな提案聞けるかー! という方はもちろんぜんぜん無視してオッケーです!
ここまで言う話は、実は今までもかなり喉から出掛かっていたことなんですが
最低でも日間ユニーク500は無いと
お前がポイント欲しいんだろうとか思われて
説得力無いだろうなと思って封印してきました(´Д`;)
同じように思っている作者の方もかなり多くいるはずだと思うんですよね。
以上、檀徒からの不躾な提案でしたm(_ _;)m
さて物語は第二章へと入っていくわけですが、
この小説はやがて現実世界のいろいろなものを巻き込んでいきます。
そのバックボーンを強化するために
しばらくみっちりと取材を行いますので、
更新は少し経ってから再開となります。
毎日お楽しみいただいていた方には申し訳ありませんが、
さらに興奮する面白い小説とするための努力ですので
どうぞご理解ください!
なろうシステムのお気に入り登録をいただいていれば
更新再開時にはすぐに気づきますので(ボソッ)
取材は2週間~1ヶ月を予定しています。
ちなみに現地取材候補地点は、冬の富士山などなどです。
富士山は尊くんが受ける第三試験の舞台と似た設定の場所となります。
死なないように登ってきます(´Д`;)
つまるところ、作者自身が太陽王試験を受けてきますwwww
生きてるかどうかは活動報告などをご確認くださいw
それまで、たまに読み返してクスリと笑っていただければ幸いです。
未完成になっている第一部、黎明編の方も
完結させないといけませんね(゜∀゜;)
うはぁっ。後書き長くなっちゃった。