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人について考える

作者: 流星を詠む

人について考える

家族、友達、僕より頑張ってる小学校の同級生

推してるアイドル、闇バイトで捕まった若者

リスカ跡を載せる少女、炎上してる中学生

嫌われてる政治家、海外の独裁者


 嫌いな人は全部醜く見えてしまうし、好きな人大切な人は全部綺麗に見える、見るようにしてる


 でもネットで叩かれてる政治家の人、地元では人気らしい

祭りとか、式典とかに毎回来てくれて優しくて話をちゃんと聞いてくれるらしい

知らなかった、ちょっと会ってみたくなった

僕の推しが契約解除されたんだって、裏でファンと付き合ってたらしい

悲しいな、でも嫌いになれない

 

 人って誰でも光と影があって、完璧に見えるあの子だって裏で誰かの悪口を言ってるかもしれないし、嫌われてるあの子だって本当は誰よりも真っ直ぐに自分の中にある何かを見つめて生きてるかもしれない

醜く思うことのほうが多くなってきたし、世界が嫌いだといつも叫んでる僕だって同じ、光の部分もきっとあるんだろう


 気がついたらこんなに長く人という生き物について語ってしまっている

なんだかんだで人が好きなんだろうな

ああ誰かと話したくなってきた、話題もないのに



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