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閑話:一方その頃王国は。

「ええぃ!まだ見つからんのか!!」


「はっ!!隈なく探しましたが勇者達は全員行方不明です!!」


「クソッ!!折角魔王領の資源を奪う為に勇者を召喚したというのに1人も居なくなるとは!あの疫病神のゴミ盾勇者め!!」



そう口汚く荒ぶる国王、やはりクズだった様である。

芽衣の予想通りこの国は悪役、魔王側に正義がある、と言う展開だったらしい。

仮にあのまま勇者をしていたら、この国の勇者という名の奴隷…もしくは戦闘兵器に成り果てていたのであろう。



「ならば盾の勇者共は見つからんのか!!」


「はっ!そちらの方も高等魔法による隠遁で逃走ルートが完全に分かりません!!」


「そんなはずはなかろう!!大方、隣国の日の国にでも逃げたのでは無いのか!?」


「し、しかし、日の国へ続く森は逃走者が森で死ぬ様に、鑑定した際に偽装でレベル10以上推奨と表示される様になっていますが、実際は()()()1()0()0()()()推奨の魔の森です!!

いくら初期レベル50以上の勇者が大半でも越えられるはずがありません!!」


「ならば森で魔物に殺られて野垂れ死んだが……クソッ!つくづく上手くいかない!!何もかもあの盾のクズ勇者の狂言のせいだ!!早々に処刑するべきだったな!!」



……つくづくクズな国である。

なお、そんな魔の森をあっさり通り抜けた芽衣達、実はレベル以上にハイスペックなのではないだろうか??


そんな訳で芽衣達に対する追っ手が無かったのにはそんなカラクリがあったのである。

補足説明

・魔の森の推奨レベルについて。

芽衣達が騙された理由は「ナビの情報でレベル10以上推奨と書いてあったから」です。

鑑定スキル持ちの芽衣か透が直接森の情報を鑑定していたらレベル100以上推奨な事が分かったんですがね………()

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