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千年ぶりだね、大英雄  作者: 十五夜
【第4章】初代勇者の学園生活►中等部編◄
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登場人物まとめ&その他③

今回は登場人物の方がおまけです。

ナツト・シャック・クルシャウト 男 現在肉体年齢九歳


能力は以前紹介したので省略。ナツト、シャックが名前。クルシャウトが姓。名前に夏が入っているが夏はそこまで好きではない。理由は暑いから。現在Eランク冒険者。もう少し依頼をこなせば、資格による飛び級(E→Cランク)ができる。ちなみに必要な依頼の数は百。

アルティオから受け取った多額のお金は半分以上寄付という形で国に返した。

身長は今百三十センチほど。



・ゴルマ 男


千年前からナツトの専属執事として働いていた。ナツトを心から慕っている。またナツトからの信頼も厚い。超人となることで、千年を乗り越えナツトのいる現代まで生きている。知っている人は少ないがフィディースの一番弟子。千年で多くの知識を学び、その一部をナツトの教育に利用した。



・シュリア 女


千年前はゴルマと同様ナツトの専属として働いていた。彼女の超人となっている。メイドでミューカに仕える筆頭メイド長から多くのことを仕込まれている。中でも対人術が長けている。






・ラーテル王国の義務教育について

五歳から始まる。それまでは幼稚園のような施設に預けたり、預けなかったりと親の自由。

ざっくりとした区切りとしては、五~八歳までが初等部、九~十二歳までが中等部、十三~十六歳までが高等部とされている。ちなみに飛び級制度はない。(補足でこの世界は成人が十八歳以上である。)高等部を卒業すると、就職する者、冒険者として海外に行く者、専門学校や大学にさらなる知識を学びに行く者など様々な選択肢がある。

ナツトがこの度入学することになる国立グラル学園(以後グラル学園)では初等部の教育を終えた、受験年度に九歳になる子どもを対象に入学試験が行われる。日本でいうところの中学入試が近い。

多くの学校は高等部入学の際、入学試験を行う。こちらも日本の高校入試のような形態である。




・グラル学園

中等部、高等部を擁するミューカが学園長を務める国一番の学園。多くの大学とのコネクションも多い。ラーテル王国一の教育機関と呼ばれている。また広大な敷地と多くの最先端機械を有し、大学のような研究機関としての役割もある。入学方法は中等部から入学する中等部試験と高等部から入学する高等部試験の二つがある。また、中等部から高等部に移る際も学年内試験があり、合格しなければ高等部には進めない。高等部になると生徒数は中等部時と比べ約二倍になる。




・国際資格魔法

有名な三大資格は転移、回復、飛行の三つ。難易度としては回復≧転移>>>飛行といった具合。人によってばらつきはあるが総合的に見ると回復の方が難しい。

回復魔法の方が難しい派の意見は前提条件として人の身体のことを知っておかなければならない上、身体というとてもデリケートなものを扱うため繊細で確実な魔力操作を求められるからである。

転移魔法の方が難しい派の意見は、転移先の位置情報などを正確に把握しなければ失敗し、命の危機に直面することがあるという点である。


尚、部位欠損級になると通常の回復魔法では直せないのが現状。一部の能力所持者などが治すことは可能である。現在、ラーテル王国のみならず世界各国で一般人回復術師が部位欠損を治せる手段を研究している。




・管理魔法

世界の人口と技術力が発展する中で、各国が人々をより管理しやすくするために作り出した世界規模で常時発動する魔法。各々の『ステータス』とそれを確認するための『鑑定魔法』が作られた。これらの魔法の維持するための魔法陣は冒険者ギルド総括管理指令組織(以下、冒管組織)にて管理されている。管理するための魔力供給源は「星の魔力」を利用。


また、新たな魔物など未知の情報は発見者がギルドに詳細な情報を伝え、ギルド経由で冒管組織に伝わり、『更新魔法』を使用する。

更新魔法では、新種の魔物を例に取るとその魔物の名前(種族名)や冒管組織が判断した危険度を登録する。これにより、以後鑑定魔法でその情報を見ることができるようになる。

人間の情報の更新は各国で出生時に行う。


鑑定魔法では、名前の他に年齢、性別、称号、大体の魔力量(管理しやすいように大雑把に数値化される。世界の基準平均魔力量を「10」とする)などを見ることができる。尤も、名前以外を見ようと思うとかなりの練度を要求される。また、更に練度を積めば相手の能力まで見ることができるようになる。

しかし、これでは街中を歩くだけでも個人情報がダダ漏れという事態になる。

対応策はもちろんある。先ず第一に鑑定魔法は他人に対して使うので、使われた相手が余程馬鹿でない限り気付くことができる。

そうなれば抵抗可能で、鑑定を妨害、拒否できる。

そもそも、、人に対して鑑定魔法を使うのはかなり失礼な行為にあたり鑑定魔法を使うなら敵意を向けているのと同義であると多くの人々が一般的に思っている。いわゆる一般常識ってやつである。


しかし、鑑定魔法をかなり極めたら、仮にかけられても気付き辛い。その対策で鑑定妨害効果を付与した飾り物やステータスを偽れる偽造魔法が取られている。


備考程度に魔王や勇者には鑑定魔法が効かないことを一部の人間は知っている。(本人がステータスを見るのはなぜかできる)




・各国の転移魔法の扱い

時代が進み、比較的多くの人間が転移魔法を使うことができるようになった。しかし、転移魔法は国規模で見ると実に恐ろしい魔法であり、一瞬で軍隊を他国へ送ることができる。そうなれば、世界平和を保つことなど不可能であり、国が成り立つかさえ怪しい。

そのため、ほとんどの国が転移魔法阻害魔法陣を地下などに刻んでいる。これの効果によりそれを設置している場所には直接転移は不可能となっている。ただこれは外部から都市内部、またはその逆をさせないためのものである。そのため、内部であれば基本的に転移可能。

また、記録としても使われ、転移魔法を使った者の魔力を記録しており、犯罪に手を染めれば即座にバレる。また、たとえ事故でも転移魔法で他人の家に侵入することは勿論犯罪であり逮捕案件だ。制御失敗したからという言い訳は通用しない。余程の理由がない限り、ほとんどが免許剝奪である。勿論魔力が登録されているので逃げても意味がない。些か厳しいと思うかもしれないが、まともに制御できない者に資格などないというのがこの世界の共通認識である。


外部に転移するならば、基本的に各国の入国審査門の近くなどが主流である。間違っても、国内には転移できないので、不法侵入で捕まりました、という事態は避けられる。


ラーテル王国は大きな大陸に一つの国しかないという少々特殊な例である。入国審査は必然的に港付近になるのだが、大陸内の森の中などに勝手に転移され不法入国されたらたまったものではない。そのため、ラーテル王国ではその技術力にものを言わせて、低コストで国内全域に国外からの(または、国外への)

直接転移不可の効果を付けた。これにより、ラーテル王国に入る方法は海を渡ってくるとなった。

また、友好国間では設置型転移魔法を用いた入国も一部行っている。







<現在開示可能な情報>


・ラーテル王国首都都市リコアの居住区

リコア中心部は会社などのビルが多く並び、高級マンションも立ち並んでいる。中心から少し離れたところに高級住宅街が点在する。中心から遠く離れれるほど住宅地区も増えてくる。

他には地下都市も発展しており、地下には中心街付近にも居住区が多くある。また地下は地上より安く家を買えるので人気である。




・ラーテル王国の能力魔法転化研究

ラーテル王国が長らく研究してきたもの。ここ数十年でようやく実用化にこぎつけた。簡単に言うと能力を解析して無理矢理データ化し、そのデータを魔法陣に落とし込む。完全に再現は不可能で性能はベースとなった能力に数段劣るが、十分問題なく使える。当然だが、元になる能力がないと作ることは不可能である。現在はラーテル王国の国家機密の技術の一つである。


この技術が使われたものの例を挙げると、ナツトが乗った列車のテーブル機能や切符である。ちなみに元となった能力は『権能:造形』、フィディースの能力である。




・初代勇者の置き土産

数話前から言葉だけ出ていた。千年前、ステージ2に至ったナツトは能力の記憶が地球にいたころの記憶も鮮明に思い出すことが可能になった。ナツトはその記憶をすべて何らかの形で残した。料理、音楽、道具、機械、公式に至るまで地球から来た人間が地球のものを使って無双し、世界のいろいろな分野のバランスを簡単に崩壊させないためである。現在この情報は一部の国が知っており、もし突発的にこれに該当するものを広めた者が現れたら、その人物は地球から来たと一瞬で判明する。アルティオがナツトにこれを残した本当の理由を聞いたときがある。そのときナツトは「知識を広めることや無双すること自体は別にいいけど、その過程に嫌いなタイプの人間がいるから」と返したそうだ。何が彼にとって気に食わないのかはアルティオ達のみ知っている。




・この世界の転生者事情

ナツトが召喚された時をきっかけに、数十年に一回ほどの確率で地球からの転生者が確認されるようになった。勇者召喚とは異なり、彼らの持っていた知識はナツトが残した情報とほとんど同じであった。毎度どこに生まれているかは不明であるが、その多くが碌に調べず、自発的に知識を曝け出すのでその時に居場所が判明してしまう。

ラーテル王国はナツトの情報をしばらく秘匿していたので転生者を見つけ次第マークし、その人物の知識が有益かどうか判断したのち、有益なら国に勧誘しその知識を積極的に取り入れ、技術力を高くしてきた。

ナツトの情報が他国に公開されたのもここ数百年間の話である。




・進化と突発進化

この世界において進化という言葉は主に二つの言葉を指す。

一つは遺伝子の突然変異やその他要因によって世代を重ねるごとに少しずつ形質が変化する“進化”。

もう一つは、魔物に見られる、突発的な変化。これを完了させた魔物は以前より強大な存在となり、危険度が跳ね上がる。この現象を人々は“突発進化”と呼んでいる。




・オリジンモンスター

簡単に言うと、純魔の第一世代。純魔がその個体数を増やす方法は大きく分けて二つ。一つはスライムのように分裂する方法。一つはドラゴンのように雌雄間で交配し、子をつくる方法。

しかし、オリジンモンスターはこのどちらからでもなく、特殊条件下で自然発生した魔物である。ある意味真の純魔とも呼べる。危険度は通常個体とは一線を画すので発生したら早急に対処する必要があるが…。




・能力

ここ千年の研究の結果、能力はもともとは自身の魂であり、その一部が剥がれ能力に転化したと判明した。剥がれ能力となった魂は再び魂にくっつくが、転化してしまったことですぐに元のように一体化できない。そのため、永い時間をかけてゆっくり再び魂と一体化する。

完全に一体化するための時間は約八百年から千年である。

同時にこの能力の定着度と熟練度で能力がステージ2に至ることがあることが判明する。ステージ2に至った者のデータを取ると定着率が五十パーセントを超えていた。

…では、百パーセントになると…?




・星の魔力

度々話の中に出てきたもの。言葉通り、この星“イストヴィラス”の中心から溢れる循環する膨大な自然エネルギー。世界各地の数か所にこのエネルギーが溢れだす地点があり、“フラッドポイント”と呼ばれている。千年前はこのエネルギーが溢れていた場所の周囲一帯が深い森などの大自然に囲まれ、同時に数多の魔物(特に純魔)が発生していたことから、このエネルギーが高い可能性で純魔を生み出すとされた。現在もその真偽は不明だが、人々はその説を信じ、そうならないようにこのエネルギーを管理することにした。だが、それは基本的に建前でこのポイントを押さえた国はこのエネルギーの秘める可能性を感じ、欲しいと思ったからだ。実際このポイントを押さえている国は他の国より栄えている。


ラーテル王国もフラッドポイントがいくつかあり、そのうちの一つは城の真下。城に搭載した独自の機械でエネルギーを管理し、うまく利用することで国を発展させてきた。ラーテル王国は特に噴き出すエネルギーが多く国全土に行き渡らせても余ってしまうため、城を浮かせて少しでも消費し循環させている。




・称号

ステータスを見たときに称号の欄についている。この称号は一言でまとめると大衆の認知の塊。例えば、ある有名な芸能人がいたとしよう。人々はその人物を「芸能人」と捉えている。街中でその人物を見たとき「あ、あれは芸能人の○○だ」となるだろう。これと同じ認識を持つものが数千、数万人規模になると、その認識は魔素に影響を及ぼして称号としてその人物のステータスで確認できるようになる。また、優れた魔力の持ち主が数人いればその人数だけで称号を付けることができる。一種の魔法的な名付けである。一度ついた称号は基本的に無くならない。

自身が大衆にどう思われているかざっくりわかる指標になる。




・魔法

以前も言ったように魔法は発動者のイメージで形作られるため、詠唱系で同じ魔法を放つことは不可能である。魔法の教科書に載っている魔法は社会一般的なものや便利な魔法、形式化した攻撃魔法などが載っており、それより先の魔法の応用を書いている本が少ない。実際、教科書以上の応用を行うのはかなり難しいもので魔力量、魔力操作、経験、想像力など様々な要因を組み合わさって自身から新たな魔法の作成やアレンジをしなければならない。

また基本的に誰でもどの魔法の初歩程度までなら流石に扱える。しかし、高度になってくると魔法ごとに威力や効果の差が見られるようになる。これより、得意魔法属性や大体の適性がわかる。あまりにもひどいと想像の下手さも露見する。


光魔法と闇魔法

生活魔法で「光球」というものを学ぶ。一見これは光魔法に思われるが厳密にはそうではなく、火魔法の一種に分類されている。人によっては光魔法だと言うがそれは間違いである。

真の光魔法は、作り出した火魔法、水魔法、風魔法、雷魔法…などとにかく数多くの別種魔法を混ぜ合わせることで生み出される純白のエネルギーを使用した魔法のことである。威力が桁違いだが、扱いは相当難しく場所を選ぶものが多い。

また闇魔法はこの純白のエネルギーを作り出す過程の中で副産物として必ず一緒に生まれる純黒のエネルギーを用いることで生成される。これは純白になりきれなかったものが集まってできるものだと考えられている。出てくる量は純白より少ない。




・参考:ナツトのステータス


ナツト・シャック・クルシャウト  男  年齢:1023  魔力量:200


魔法適正:すべて問題なし


能力:『権能:記憶』『権能:誘導』


称号:初代勇者 地球から来た者 召喚者 転生者 英雄 三勇 実験材料





・ナツトの偽造隠蔽用ステータス 


シャック・クルシャウト  男  年齢:8  魔力量:17


魔法適正:すべて問題なし




挿絵(By みてみん)

Ep.22にも後付けで載せました。イストヴィラスのざっくりとした地図を書いたのでイメージ作りのためにどうぞ。画力はないのでその辺りはご理解お願いします。

ラーテル王国でかい。また、この地図は将来的にまとめ④にも乗せると思います。



今後は、言葉の意味などわからなかったら、このような設定書留場所で確認する形で行こうと思います。


作中で作者がこの言葉の意味わかり辛いなと判断したものがあればどんどん書き足していきますし、一度出たけど忘れやすそうな言葉は、「後書き」にこの言葉の意味等は「登場人物まとめ&その他ⓝ」に書いていますとアナウンスするつもりです。

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