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千年ぶりだね、大英雄  作者: 十五夜
【第1章】千年前の戦い
13/214

Ep.12 決着____

魔王の体を両断したつもりであったが、完全に両断はできていなくいうなれば八割両断と言ったところだろう。魔王は最大級の叫び声を出し、放っていた馬鹿火力の魔法を放つのを止め、急いで傷の修復を行った。見かけ上綺麗に治ったように見えるが、相当な深手であったためすぐには回復はできないだろう。


そもそも、あの傷は普通は十分致命傷だったはずだ。少なくとも、夏翔が同様のものを喰らえば死ぬ未来しか見えない。それを耐えてくるあたり魔王は本当に本物の化け物だ。


あの極大魔法は夏翔にとって予定通りであった。強力な一撃のもと、すべてをなぎ倒そうと相手に思わせ、その手段を相手に撃たせる。夏翔の能力はそういったものの相手が得意だ。それをうまく使えば、自分より後ろにいる仲間も全員守れてかつあの距離での奇襲も可能となる。

想定外とすれば、魔王のチャージ時間が早かったということだけだろうか。距離が微妙に空いていたので急いで少しでも詰めようとしたのだった。

ただ、この相手の最大攻撃を利用して奇襲しよう作戦は完全一人用なので仲間との連携が取りづらいのがネックである。


魔王が回復中であろうとも構わず斬りかかる。遠慮は無用。夏翔は本気で斬りかかるが、魔王もこれまで以上に必死で受け、絶妙な間合い管理を行い回復に努める。


ちょうど後ろにいた皆の援護が来た瞬間であった。再び魔王の姿が目の前から忽然と消え去る。また、上に移動したかと思い上を見る夏翔だったが、上に魔王はいなかった。そして、先ほど同様能力を使って探していたオルウェルが声を上げる。


「下だ!」


魔王は地上に足をつけていた。目視では少し見え辛いが魔力感知で確かに地表に立っている。これまで魔王はその人数差を警戒して上を取られないように終始上へ上へ少しづつ上がっていたことが夏翔の頭をよぎる。現に夏翔達もそれを追う形で徐々に上に上がっていた。

高さに固執していたように見えた魔王がここにきて高さを捨てた。夏翔の体の中の何かがヤバいと言っている。魔王が何か魔法を使った。自身になにやら施したかに見える。まさか身体強化系を使っていなかったのかと思う夏翔。直後魔王の体から紅い光が見え、それが弾け散った。

夏翔達は警戒を強めながら急いで降下を行う。




地上にいる魔王はそんな夏翔達を見て言った。

「先ほどの魔法で死ねばよかったものを。羽も持たぬ人間が、いつまでも空を飛べると思ったか?貴様らには滑稽な死をくれてやろうではないか」




真っ先に異変が起きたのが一番最初に魔王を見つけ真っ先に降下を開始したオルウェルだった。

「え?なっ!?はっ!?」


「どうした、オルウェ、ル!?」

異変に気付いたアルティオが声をかけるが、アルティオも唐突にガクンと空中でバランスを崩したような動きを見せた。

「わっ!?」


「えっ!?」

続くマーヤ、ミューカもアルティオと同様の挙動をした。


「どうしたんだ!?皆!」

唯一異常が起きていなかった夏翔はそんな皆を見て困惑した。しかし、その原因をすぐ知ることとなった。

「うわっ!?魔法が!?」

そう、一瞬にして体に纏っていたり、発動させていた魔法がすべて解除されたのだ。身体強化は当然のこと、アルティオの能力由来の共有さえも完全に消えた。そして一番現状大変なのが飛行魔法がなくなったことである。

先ほども言ったように夏翔達は魔王を追ってかなり上空まで上がっていた。魔王が地上に転移したことで、それを追って下降したとはいえ十分過ぎる高さである。五十階の高層マンションぐらいの高さはあると言えるだろう。その高さで飛行魔法が解除された。待っている未来は一つ、地上までの自由落下である。当然この状況で魔法も使えない貧弱な人間が地表と挨拶したら、生きている方がおかしい。

エルフの話を聞いて、結界等で魔法妨害対策の訓練を行ったが、魔王のはそれとは圧倒的に格の違う強制力だった。


今間違いなく、この世界に来て一番死を感じているかもしれない。いつも頼りにしていた能力さえも完全に使えない。手にあったものがなくなる感覚。いつも戦闘時共有を行っていたからか、近くに皆いるのに一人で死に向かっている感覚がする。

どうすれば、この状況を生き残れるのか。必死で策を探す夏翔であったが、解決策は見つからない。




そんな時であった。突如蒼い光が夏翔の体を包んだ。夏翔はこの光が体を包んだ時に懐かしい感覚がした。

その感覚は初めて心に自身のことを聞いたときの、自分が本当に勇者だと分かった瞬間のときと同じであった。

夏翔はその力を先ほど魔王がやったように周囲に解き放つ。すると使えなかった魔法や能力が使えるようになったではないか。

夏翔は理解する。この力こそが、勇者の持つ力であると。仮にこれを『勇者の力』と呼ぶこととすれば、差し詰め魔王の使ったあの紅い光は『魔王の力』と言ったところだろう。推測だがおそらくこの力は『魔王の力』と相反するもの的な立ち位置だろう。

だが、一度解き放ってみてわかった。どうやらこの力は乱発はそう多くできない、ということだ。なんというか体がとてつもなく疲労を感じるのだ。それに今初めて扱ったのに二度目以降はうまくいく保証はない。下手に使うのはよくないだろう。


王国でいろいろな人々に聞いたり、書物を読んで自分がどうやらこの世界初の勇者召喚の例であることを知った夏翔。そのため魔王は自身の圧倒的な魔法妨害の力に対抗できる手段があることを知らなかったと思われる。

勝ちを確信していた魔王が自由落下中の夏翔達に何もしなかったのは大きなミスであろう。

(魔王には感謝しないと)


直にアルティオの共有も復活するだろう。少々危なかったが乗り切ってしまえばこっちの流れに再び引き込めばいいと思う夏翔。

しかし、ここで地上で夏翔達の落ちるさまを静観していた魔王が消える。

(転移!?いや魔力は使っていない。ということは超速での移動。狙いは、状況を考えると…僕かッ!)


瞬時に判断し能力を使用する。刹那夏翔の能力により流された魔王の拳が右耳のすぐ近くを過ぎ去る。体制が若干崩れた魔王に剣を突き刺す。胸に刺すつもりだったが回避され僅かに魔王の脇腹を斬って少量血が出ただけであった。この距離で躱すとは思わなかったので少し驚く。さっきのパンチも地上に降りる前と比べると雲泥の差の威力だ。元々あったキレが更に増して、威力もスピードもけた違いに上昇している。魔王はそのパンチを何度も何度も繰り返す。とても躱せる速さではないが、自身の能力がスピードに囚われないものだったので何とか凌いでいた。流石に先ほどのように簡単には踏み込んでこなかった。


「小僧が、邪魔ばかりしおって。だがわかったぞ、お前の能力は受け流す、いや、対象を決まった方向に意図的に動かすようなものか?…一見何でも当たらずに済みそうに見えるが…」


魔王がそう言い、再び拳を繰り出す。先ほども言ったが躱せる速さではないので能力を使って受けるしかない。だが、体が全力で危険信号を出していた。

次の瞬間には、夏翔は魔王の拳を直撃で喰らい、はるか彼方へ吹き飛んだ。


「フ、フハハハハ…!やはりな。無敵の能力など存在しないのだ。さて、後はノロノロと加勢に来た残りを片付けて終わりだな」






「う、ぁ…」


朦朧とする意識。ぼやけた視界にはただ周囲の景色が映るだけ。魔王や仲間の姿は見当たらなかった。


動かないからだで記憶をたどる。


(そうだ、魔王に腹を殴られて…。どこかわからないが遠くまで吹き飛ばされたのか?早く戻らないと。受けの中心の僕が落ちたから、皆が危ない)


そう思い、仰向けになった体を起こそうとしたときだった。夏翔の体は起き上がらなかった。頭では起き上がろうと思っているのに体が動かない。加えて、魔王に殴られた腹から途轍もない痛みを感じた。

かろうじて動く右手で腹を探る。そして痛みの理由を悟る。

ストレートに言うなれば腹に穴が開いていた。背中まで貫通していないが致命傷にもなりうる大怪我だ。


このまま死ぬわけにはいかない。そう心に叫び、必死に精神を集中させ魔法で応急処置を施す。取り合えず死なないために傷口をうまくふさいだだけだ。十分な治療とは言えない。続けてぼろぼろになった体全体にも回復魔法をかける。


少しは体が動くようになったのでゆっくり上体を起こす。体の内部から重い痛みが走る。


体を起こして気付いたが、血もかなり出ていたようだった。意識が戻らず気を失っていたら、死んでいただろう。

少しでも早く戻らなければ…。そう心はずっと叫んでいるが、如何せん傷の具合がよくない。せいぜい飛ぶので精一杯だろう。この状態で戻ったところで、何かがなせるはずもない。今の魔王にただ瞬殺されるだけだ。


(それに流した血が多いせいで眩暈がひどくて戦闘に集中すら…。…?何だ、この違和感)

この瞬間夏翔の脳内で何かがおかしいことに気が付いた。


(何だ、一体なんなんだ?)

喉の奥まで出かかっている。だがそれが出てこない。必死に悩む中、ふとそばに落ちていた自身が普段から愛用している剣が目に入った。その先には赤い液体が付着していた。


(…血…。あれは魔王の。魔王が突進してきたときの脇腹を突いたときに付いた…。…!そうか、血だ!魔王が大魔法を使用したときは相当な深手だったのに血は出なかった。でも脇腹をちょっと突かれただけなのに血が出た。つまり、魔法を撃った前後で魔王の体の仕組みが別物だった?でも、いつ変わった?…そうか、転移後に魔王は何か魔法を自身に撃っていた。その後魔法の強制解除が来て、てっきりその解除の魔法かと思っていたけど、そうではなくその魔法こそが体の仕組みを変える魔法ということか!)


この結論があっていると仮定し、夏翔は記憶を思い出す。遠目で見た魔王が見た魔法を再現する。あの時は魔力感知も動かしていたので魔力の流れから魔法を再現することができる。


そして、目の前に一つの魔法陣が完成する。そして、それを躊躇いなく自身に向けて発動させる。

次の瞬間、目を開けると目の前に自分が座っていた。

そしてすぐに理解する。それは、自身の肉体だ。その証拠にかろうじて繋ぎ止めた腹の傷跡と手に愛用の剣を持っている。

(成程。この魔法は肉体から魂を取り出し、魔素で体の代わりを作り出す、いわば自身を魔法にする魔法というわけか。そして、肉体の方は魂が抜けたから人形のように動かない状態という訳か)


新たに体の代わりを作ったため、傷もない。これなら戦える。

(…!もしかして、この状態って…)





「ハハハ、楽しかったぞ。ここまで楽しい戦いはもうできないと思っていた。礼を言おう。惜しいが、とどめだ」

空に浮かぶ魔王。その周囲には地面に叩きつけられたアルティオ達がいた。夏翔が吹き飛ばされてから、必死に抵抗し、最後の抵抗で魔力全開で挑むも『魔王の力』を使用され容易く全ての魔法が解除、その圧倒的な暴力で蹂躙された。

夏翔の受け流し術を共有していなかったら、全員殴られた時点で終わっていただろう。かと言って、生きてはいても既に全員動けず戦闘不能。魔王のとどめという手間が増えるだけだった。


だが、そのわずかな差が生死を左右するときがある。


「!?お、お前はッ!?グハァッ!」

突如魔王の目の前に誰かが現れ、ゼロ距離で高火力の魔法を発動させた。その勢いで、魔王は吹き飛び地面に直撃した。


「馬鹿な、動けるはずが…。!?そうか、あれを使ったのか。どこまでも足掻きよる」


魔法によって生じた煙が晴れ、夏翔の姿が現れる。

(やっぱり、この状態なら転移魔法が使える。ぶっつけ本番で試してみたが、成功してよかった)


この転移魔法、転移には転移先の情報が必要であったが、皆が魔力を強く開放してくれたお陰で比較的簡単に発動できた。

皆が時間を稼いでくれたからこそ繋げることができた。無駄にはしない。


「よくそれができたなと、一応は褒めておいてやる。だがな、それには制限がある」


「勿論、それぐらいわかるよ。それまでに勝てっていうだけの話でしょ?」

夏翔は話しながら強力な魔法を準備し、放つ。


「ぬかせ、小僧が。さっき能力で防げなかったことをもう忘れたのかぁッ!?」

魔王は魔法をかわし、そのまま超速で移動し、先ほど夏翔を吹き飛ばした技を再び夏翔目掛けて放つ。


まっすぐ夏翔の顔面に向かってまるで吸い込まれていくように進む拳。魔王は満面の笑みを浮かべ、直撃を確信する。しかし、その拳は夏翔の顔の数センチ前で完全に停止する。

「なッ!!?」


「魔法で腕に何重にも層を作り、殴る。確かにそういった攻撃は一つ一つにしか対応できない僕の能力の弱点だ。…でも流石にあれだけ考える時間があったんだ。種さえわかれば…!」


右手に握った剣を斬りつけようとしたが、同じようなパターンを見た魔王は反射で回避行動をとる。それに合わせて、左手で魔法を魔王の腹目掛けて撃ちだし直撃させる。そしてまた爆発させる。

再び吹き飛ぶ魔王。しかし、今度は地面と水平に飛んだため、夏翔と反対方向に飛んでいく。


(そこそこの威力だが、多少の怪我程度だ。戦闘に支障はない)

吹き飛びながら思考を張り巡らし戦法を考える魔王。そのときだった。背に何かが直撃し、大爆発を起こした。

魔王は吹き飛びながらも、常に夏翔を警戒していた。転移魔法を使ってもすぐに反応できるようにし、反撃も想定していた。しかし、今起きた爆発時、恐らくはその正体は魔法であるが確かに魔王の眼には夏翔の姿が映っていた。あの距離で何かをなすことは無理だったはずだ。他のメンバーの誰かかと一瞬考えたが、全員まだ地に伏しているのでそれも違うと思われた。


思考こそ冷静に分析していた魔王だったが、ダメージは相当大きかった。爆発のダメージで魔王の警戒が一瞬緩む。その一瞬の間に夏翔は転移を行い追撃を与える。


体勢が悪い。そう判断した魔王はそのスピードで上昇し、その場を離脱する。もちろん距離を取りながら、魔法を放つ。

しかし、それも夏翔には届かず、挙句自身の方に方向転換して迫ってくる始末。

迫る魔法を最小限の動きで回避しようとした魔王だが、目の前で急に魔法が左右に揺れ動き直撃する。


その隙に迫る夏翔。魔王も当然気付いている。魔王はカウンターを狙い、タイミングをうかがう。


これまでの中で最速で斬りかかる夏翔。内心、夏翔は驚いていた。今のこの体を魔法にして戦う。肉体という縛りがないため、通常では不可能な行動が可能になっていた。確かに魔王の言った通り、魔力が尽きれば大変なことになるだろう。だが、そのリスクを考えてもその分をかけるだけのメリットが他にもあった。

それは、一つ、魔法がより素早く強く発動できること。もう一つは能力がいつも以上に効果や扱いの具合が段違いに上昇していることだ。

これにより、先ほど魔王に撃った魔法をうまく調整して魔王の背にあてることができた。

今の自分は、体が自身の思うように動かせる。体が望んだ動きを百パーセント行える。


魔王の動きを予測して能力を使い、体や剣の細かい動きの調節も能力で行う。仰々しく使わなくていい。ほんの些細な変化をもたらすだけでいい。

「ハァぁぁ!」


上昇しながら、魔王を斬る。カウンターも喰らわず一方的にダメージを与える。

(ここだ!これで終わらせるッ!)


剣に何重も魔法を付与する。左手にも強力な魔法を準備する。そして、足で魔法を爆発させその推進力と重力を使って魔王に突撃する。


魔王も応戦するかのように、その拳に途轍もないエネルギーを集中させる。

(随分削られたが、仲間の支援もねぇ!ここでこいつさえ潰せば、終わりだッ!)

魔王は考える。確かに、夏翔さえ落とせば勝てるだろう。しかし、先ほどのカウンターを上手くかわされたことを考えると、今度もそうなる可能性が高い。ならばとるべき手段は一つだ。

「喰らえッ!」


魔王が再び紅い光、『魔王の力』を開放する。強制解除されるすべての魔法。剣に付与した魔法も等しく消え去り、銀色の刀身が現れる。しかし、魔王はただ単純に力を蓄えていただけなのでこの影響は受けない。そして、両者魔法が使えないので共に落下を始める。しかし、夏翔は直前に爆発による推進力があったので構わず魔王に迫る。

夏翔は驚異的なスピードで迫る拳を剣で受け流すと同時に上体をひねり躱す。運動性能が上がっていたおかげでギリギリ視認できたのが大きかった。しかし、完全にはよけきれず左耳が持っていかれる。何もないただの剣と力を臨界まで凝縮した拳がすれ違う。夏翔の剣が魔王に届く直前、夏翔は最後の切り札である『勇者の力』を開放する。蒼い光は剣を包み込み、周囲に瞬く。輝きが収まると、魔王は今度こそ両断された。


「…ぐ、なァ…。まだだァ!」

勇者の力で中和したことにより、再び、魔法が使えるようになった。魔王は再び自身を魔法化し、転移しようとする。両断された下半身の方は不気味な光を放ちだす。十中八九自爆だ。


今にも爆発しそうな魔王の下半身。だが、次の瞬間に遠方より飛来した魔法で消し炭にされる。それに加えて、魔王の魔法化が不発に終わる。

「なッ!?何故だ!??それに、援護できる状態じゃ…!?」

魔王はそこまで言って言い淀む。自身が大して確認していないのになぜアルティオ達が動けないと勝手に判断していたことに。

「気付いた?そう、これが僕の能力の正体、『誘導』だよ。気付かれたのは残念だけど、今度こそ終わりだ!焉獄滅炎輪!」


魔王の周囲を業火で輪を作り取り囲み、瞬時にその中心に凝縮し弾ける。扱いが難しく、今までうまく制御できなかったが、今ならできる。一瞬、渦巻くように広がる爆発の後に途轍もない轟音と爆風が周囲数百メートルに及ぶ。夏翔は能力があるため、巻き込まれないで済む。


風魔法で煙を上空へ追いやる。そして、魔力感知を使う。魔王の反応は完全に消えていた。


「…終わったな、これで…」


いやぁ、長かった。書いても書いても足りないところが出てきて付け足してはの繰り返しでした。

魔王め、尺伸ばしの天才だな、さては。


実は、まだ死なないんですね、主人公君。


次かその次辺りで終われそうかな、第一章。


では、また。

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