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始まりの地
西暦2078年
人類の進歩は原始の時よりめざましい発展を遂げていた。
ツールが主体となり、労働の49%は機械やAIがこなし人類と機械の半々の世界になっていた。
未だ機械やAIの存在を否定し、その存在により失業し貧困追い込まれろ者や、恩恵に授かり富を頂きし者、その影響を受けず暮らす者がいた。
脳に1㎝²のインプラントを埋め込み、脳内のニューロンを電気信号に変換することで脳とデバイスを繋げることができた。
この現実が成功し、仮想の視覚や聴覚をえる事が可能となり、視覚嗅覚に障害がある者たちの治療法等としても活躍してた。
そんな中で事故により昏睡状態から目覚めない患者がいた。
名前は谷村明、19歳。
3歳からインプラントを埋め込み、電脳と共に過ごしてきた今の世界にはなんら珍しくもない青年
そして7人の最初の一人となる青年...