きらきら みつけた
たー君は、「きらきら」を見つけることが、とくいな男の子。
今日もたくさんの「きらきら」を見つけています。
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右も左も、満開の桜がどこまでも続いている道を、
たー君はランドセルを背負って歩きます。
右、左、もう一度、右。
お母さんと何度か歩いた道も、
一人で歩くと特別に感じます。
たー君は、今日から小学生。
何も変わらないけど、全部が違って見える道を、
たー君は、早歩きをしたり、立ち止まったりしながら歩きます。
「あっ!」
たー君は、お店のガラスに映る自分を見て、声をあげました。
「ぼくのランドセル、きらきら!」
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毎日、とっても暑い日が続いています。
たー君は、プールの授業に出ていました。
先生に両手を持ってもらって、
一生懸命、足をバタバタと動かして、
ちょっとずつ、ちょっとずつ、
前に進みます。
そして、ようやく、
ゴールの壁にタッチすることができました。
「あっ!」
たー君は、隣で手を叩いてくれている先生を指さしました。
「せんせいのゴーグル、きらきら!」
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お芋がおいしい季節になりました。
たー君は、同じクラスのお友達と、
裏山に、落ち葉拾いに来ています。
キレイな形の落ち葉を一生懸命さがしています。
そうしていると、チョロチョロと聞こえてきました。
先生と一緒に音がする場所に行ってみると、
そこには小さな川がありました。
「あっ!」
たー君は、川の中を指さして言いました。
「おさかなさん、きらきら!」
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たー君は、風邪をひいてしまいました。
寒い寒い日が続いています。
お日様も、今日は灰色の雲に隠れていました。
「きらきら。なにもない……」
ケホケホと咳をしながら、たー君は、もう一度、眠りました。
夜になりました。
たー君は、まぶしくて目を覚ましました。
ゆっくりと、窓の外を眺めます。
雪が、降っていました。
真っ白な雪が、
ずっとずっと遠くまで、
たー君の街を染め上げていました。
「あっ!」
たー君は、小さく声を上げました。
「ぜんぶ、ぜんぶ、きらきら!」
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たー君は、毎日、毎日、
たくさんの「きらきら」を見つけています。
その「きらきら」の瞳を通して、
たー君の世界は、今日も、明日も、ずっとずっと、
たくさんの「きらきら」で溢れています――。
子どもに関わるお仕事をしています。
日々、何にトキメキを覚えているのか、
新しい発見の毎日です。
「きっと、世界の見え方が違っているのだろうな」
と思い、初めてですが、書いてみました。




