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きらきら みつけた

作者: 阿月 結希
掲載日:2025/12/23

 たーくんは、「きらきら」をつけることが、とくいなおとこ


 今日きょうもたくさんの「きらきら」をつけています。


 ♦♢♦♢♦♢♦♢♦♢♦♢♦♢♦♢


 みぎひだりも、満開まんかいさくらがどこまでもつづいているみちを、


 たーくんはランドセルを背負せおってあるきます。


 みぎひだり、もう一度いちどみぎ


 おかあさんと何度なんどあるいたみちも、


 一人ひとりあるくと特別とくべつかんじます。


 たーくんは、今日きょうから小学生しょうがくせい


 なにわらないけど、全部ぜんぶちがってえるみちを、


 たーくんは、早歩はやあるきをしたり、まったりしながらあるきます。


 「あっ!」


 たーくんは、おみせのガラスにうつ自分じぶんて、こえをあげました。


 「ぼくのランドセル、きらきら!」


 ♦♢♦♢♦♢♦♢♦♢♦♢♦♢♦♢

 

 毎日まいにち、とってもあつつづいています。

 

 たーくんは、プールの授業じゅぎょうていました。


 先生せんせい両手りょうてってもらって、


 一生懸命いっしょうけんめいあしをバタバタとうごかして、


 ちょっとずつ、ちょっとずつ、


 まえすすみます。


 そして、ようやく、


 ゴールのかべにタッチすることができました。


 「あっ!」


 たーくんは、となりたたいてくれている先生せんせいゆびさしました。


 「せんせいのゴーグル、きらきら!」


 ♦♢♦♢♦♢♦♢♦♢♦♢♦♢♦♢


 おいもがおいしい季節きせつになりました。


 たーくんは、おなじクラスのお友達ともだちと、


 裏山うらやまに、ひろいにています。


 キレイなかたち一生懸命いっしょうけんめいさがしています。


 そうしていると、チョロチョロとこえてきました。


 先生せんせい一緒いっしょおとがする場所ばしょってみると、


 そこにはちいさなかわがありました。


 「あっ!」


 たーくんは、かわなかゆびさしていました。


 「おさかなさん、きらきら!」


 ♦♢♦♢♦♢♦♢♦♢♦♢♦♢♦♢

 

 たーくんは、風邪かぜをひいてしまいました。


 さむさむつづいています。


 お日様ひさまも、今日きょう灰色はいいろくもかくれていました。

 

 「きらきら。なにもない……」


 ケホケホとせきをしながら、たーくんは、もう一度いちどねむりました。


 よるになりました。


 たーくんは、まぶしくてましました。


 ゆっくりと、まどそとながめます。


 ゆきが、っていました。


 しろゆきが、


 ずっとずっととおくまで、


 たーくんまちげていました。


 「あっ!」


 たーくんは、ちいさくこえげました。


 「ぜんぶ、ぜんぶ、きらきら!」


 ♦♢♦♢♦♢♦♢♦♢♦♢♦♢♦♢


 たーくんは、毎日まいにち毎日まいにち


 たくさんの「きらきら」をつけています。


 その「きらきら」のひとみとおして、


 たーくん世界せかいは、今日きょうも、明日あしたも、ずっとずっと、


 たくさんの「きらきら」であふれています――。

 

 

子どもに関わるお仕事をしています。

日々、何にトキメキを覚えているのか、

新しい発見の毎日です。


「きっと、世界の見え方が違っているのだろうな」


と思い、初めてですが、書いてみました。

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