異世界でも
掲載日:2023/02/11
僕は人間。名前はまだない。「お、おう」
「…………」
気まずい空気が流れる中、僕が無言でいると、少女は口を開いた。
「あのさ、私と友達になってくれないかな?」
それは予想外の言葉だった。
「えっ?なんで?」
「なんでって言われてもなあ。ただ何となくそう思ったから」
彼女は少し困ったように言った。
「だってあなたみたいな人初めて見たんだもん。なんか放っとけない感じだし」
「別にそんなことしなくてもいいよ」
僕は素
「じゃあ決まり!これからよろしくね!」
こうして僕に初めての友達ができたのであった。
「ねえ、名前はなんていうの?」
「……悠真」
「へぇーゆうまって言うんだ。私は天音だよ。よろしくね!」
これが彼女との最初の会話だ。




