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エッセイ

ボーっと生きてんじゃマナー講師炎上問題で思う事

作者: HOT-T

 某放送局の人気番組が炎上しているとニュースが流れてきました。

 ずっと出てくる記事を漫然と見ていて思った事を少し。

 

 今回炎上したのは5歳の女の子キャラが色々なゲストに素朴な疑問を投げかけ、専門家に解説してもらったり検証実験をおこなったりする内容の番組です。

 素朴な疑問だけど実際どうなんだろう?というものばかりでゲストが答えられないと『ボーっと生きてんじゃねえよ!』と決め台詞が飛びます。


 かつては流行語大賞にノミネートされた事もあり知名度も高いかと思われます。

 さて、今回何で炎上したかと言うと『フォークの歯が4本なのは、スパゲティを上手に食べるため』という説を実証するためにスタッフがスパゲティを食べるのですがそこにマナー講師で有名な方がやってきて強烈な口調で厳しく指摘。最終的にはスタッフが泣き出すというもので見事に炎上しました。


 このマナー講師の本は私も持っています。内容は思いっきり忘れましたが実家のどこかに眠っているかな、といった感じ。

 ちなみにマナー云々に関しては不要とまでは行かなくても『押し付けるなよ』という気持ちはあります。色々とマナーの理由をつけてきますが納得できるものもあれば『は?』というものもありますしね。

 電話対応のマナーなんかはなるほど、というものが多いけど会席マナーとかあの辺りは首を傾げるものも多いです。

 

 さてこのマナー講師は厳しい口調が売りのキャラでもありますが実際は結構面白い人らしいです。それで、今回のキャラも番組の意図した台本らしいですね。

 確か少し前も余所の局で料理人がコンビニのおにぎりを試食拒否して炎上という問題がありましたね。


 どうやらテレビ的には『喜怒哀楽』を撮れると美味しいらしいです。なので今回は『怒』と『哀』ですね。

 これが楽しいという人も居ると思います。ただ、私もそうですが『怒鳴られる事』を見ていたくない人間もいるんですよね。例えば子どもの頃に怒鳴られたり殴られた人にとっては恐怖がぶり返してきたりそこまでいかなくとも嫌な気持ちになります。

 だからわざわざこんな絵を見なくてもいいやってなっちゃうんですよね。

 まあ、表現の自由って言うのもありますから一概に何もかも駄目とは言いませんけど。少なくとも私はバラエティとかの『怒鳴り』と『泣き』は気分が悪くなるのでチャンネルを変えるかそれが適わないならその場を離れます。


 さて、これ以前にもこの番組ではゲストが正解を答えたのに屁理屈をこねて決め台詞に繋げて『おかしくない?』と言われたりということもありました。

 基本的に番組って言うのは台本があってこの番組も『ボーっと生きてんじゃねえよ!』に繋げなきゃいけないんですよね。それはわかります。

 だけど何というか……


 この番組、確か初回は見た気がします。

 その頃は『へぇー、そんな事が』と面白く見ていました。

 ただ、そこそこ続いた結果……多分ネタ切れとマンネリ化が始まったんでしょうね。


 異世界人が『おいマイク、またニホンジンとかいう連中が転生して来たぞ』ってうんざりしちゃうのに似た感じでしょうか?例えがおかしいかな……


 段々、『ボーっと生きてんじゃねえよ!』が鼻につく感じになってきてるんじゃないかって思います。

 いいじゃん、『ボーっと生きてても』。ってなっちゃいますね。

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― 新着の感想 ―
[一言] 怒鳴る声は被虐待児であっても辛いものです。 心が繊細な人であれば他人に対しての怒鳴り声でも萎縮してしまいますね……。 以前、某民放の真面目くさったニュース番組風のセットで芸人が色々やるコメデ…
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