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爆縮と体温の機知(6)

揺れるムレータ

一頻り飲み込んだ

心音の中には

つっかえるビー玉が

いくつかある

あれは硝子だから

吸収はされない

不必要な物として

コーティングされて

だらし無さの出る日に光る

その光りの所為で

胸が痛むのだ


叩き割れば

欠片で自分も傷付く

それでも

小さな物は

いくつか壊してきた

大きな物を壊すには

人間が必要になる

人類共同作業

傷付いて笑えるのは

必要な人間が居るからで

傷付いて笑えないのは

必要な人間が居ないから


必要な人間が居て

傷付いて笑えないのは

心が育っていないからだ

子供のまま

大人になっている

我慢しなくてもいい

事柄の度合いを

自分で決められていない

それは周りの人間に伝わる

だから

必要な人間が居ないのだろう

近くに居ないのだろう


変化が欲しいなら

我慢するという

トレーニングでもしたら良い

我慢しない集団は

ただの牛なんだ

マタドールのように

操ることが

格好良さに含まれるのなら

ギリギリまで待つという

我慢が必要になる

無いのならば

操られる側だ

そういう形なのだ

他人をよく見れば

分かる筈だろう


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