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ミッション2−SIDEA

ネタ・作者の事情上、続きはかなり遅くなる場合があります。申し訳ありません

「あのさ、死に神さん」


「だから私は、死に神ではない。」


「じゃああんたは何者なわけ?」


「…………………。」


「答えないんだ。なら、僕は死に神さんって呼ぶね」 

「それだけはやめろ。」


「じゃあ名前くらい。」


「だめだ。」


「死に神」


「うるさい」


「死に神」


「今すぐに爆発させてやろうか?」


「できるの?」


「簡単さ。」


「すみませんでした。」


「わかれば、いいんだ。」 

さて、仲良く話しているようだけど、死に神さんの姿は無いわけで。他人から見ると、ただの馬鹿だったり。


「それで?次のミッションは?」


「うん、次な。あんまり発表したくないんだが……」


「なんなんだよ?」


「明日から始まるミッションなんだが、逮捕術を今のうちに身につけとけ。」


「逮捕術ぅ?次のミッションのためにぃ?」


「そうだ。」


「次のミッションって、なんなんだよ?」


「逮捕。」


「ああ、それで逮捕術を…って、逮捕ぉ!?」


「うん。しかも強盗犯」


「いやだ。」


「やりたくないなら、別にいいんだよ。死ぬけど。」 

「もっといやだ。」


「イヤ、そうでもない。必死でミッションを頑張っても達成できずに死ぬかもしれない。それならば残り一ヶ月を有意義に過ごせばいいじゃいか。逮捕ぐれぇでビビるなら、多分、イヤ、確実に最後のは、達成できない。」


「他はできるんだ。」


「お前次第、だな。それでも難易度は、かなり高い。どんなゲーマーにもこなせないゲーム並だな。」


「わかったよ。やってみる。逮捕術…は、無理だけど、運よくいけば犯人逮捕できるかもしれないから。」 

「まあ、頑張ってな。」


「あ、そういえばさあ、なんで俺の人生に爆弾を仕掛けたわけ?」


「それが俺の仕事だからさ」


「詳しくは?」


「「教えられない」」


二人同時に言った。

そんなことにはおかまいなしで、死に神さんは、続けた。


「それに俺は爆弾により失くなった人生分をもらい、そして俺は、生きている。」


「それってあの殺人ノートの漫画にでてくるリュー○じゃんか!やっぱり死に神だああああ!!」


「気にするな。偶然だ。それから、何回も言うが俺は死に神ではない。」




 

     SIDEBへ続く

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