5話
「うわっ!」
俺は咄嗟に目を瞑ってしまった、が何も起きない
恐る恐る目を開けてみるとよくRPGなどで目にする
スライムみたいなやつが飛び跳ねている
「こいつスライムなのか?」
そのスライムっぽい何かを2人でじっと見ていると、そいつの横に
[スライム][レベル 1]
と表示された
「、、、マジでゲームの世界みたいだな、、ってうわ!」
突然スライムがショウマ目掛けて飛び跳ねた!
「危ない!」
その時、「スパァン!」という音と共に、ショウマがスライムに平手打ち
をかましていた。
見るとショウマの手はスライムの粘液でネチョネチョになっていて、「キモっ!」
と言いそうになった。
「キモっ!ビンタで爆散しやがった!晴翔、早く取ってくれ!」
「はぁ?!自分で取れよ!」
「嫌だよ!こんな得体の知れないやつなんか触れるか!」
「俺も触りたくないよ!」
そうこうしていると、ショウタのステータスウィンドウが開いて
[レベルアップ]と表示された。
[プレイヤーのレベルアップを確認。これよりサブミッションを開始します]
[サブミッション] [森の中のモンスターを討伐し、レベル 10を目指せ]
[報酬は魔法の習得]
「レベルアップ?何だそれ?」
「それってステータスウィンドウを開けば表示されるレベルの事じゃない?」
「そんなのがあんのか?、、本当だレベルが2になってる」
「攻撃力とかは変わってない?」
「ん?攻撃力は、、4から6になってる。魔力は1だけど」
4?俺の場合攻撃力3だから人によって違うのか
そりゃそうかみんながみんな同じ訳じゃないもんな
「なぁハルト、このサブミッションって何だと思う?」
さっきショウマのステータスウィンドウに出て来たサブミッション
の項目、さっきショウマのレベルアップ通知と同じタイミングで表示された。
もしかしたらレベルアップする事で色んなサブミッションが追加されるんじゃ?
その証拠に俺のステータスウィンドウにはサブミッションが表示されていない。
「今、俺たちが達成すべきミッションは確か、レベルを100にするって目標だったよな?」
「あぁ、そうだな」
「でもレベル100ってゲームとかでもかなりの時間と労力を使うだろ?それに俺たちは
この世界について何も知らないし、何も持ってない、あるのは拳だけだ。それにさっき
の部屋で俺たちに説明した奴は何としてでもミッションをクリアして欲しい感じだった」
「つまり[ミッション]はゲームのクリア目標で、[サブミッション]はゲームをクリアするための
手助け的な感じか」
「大体そんなところだと思う」
「じゃあ次に俺たちがやるべき事は崖下の森でモンスター狩りか」
「ヘェ〜見た目は完全に脳筋なのに理解力はあるんだ〜」
「茶化すな!冷静に何なきゃやって行けねぇって話をしたのはお前だろ!」
さっきまで暴れてたくせに
「とにかく、こっから降りて森に入ろうぜ」




