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チャージオン~光らせたい男と不器用な女のお話  作者: 水渕成分
最終章 後日譚

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229/230

229 最終章エピローグ

 「でも、やっぱり医師の再診断で以前のように戦場で一騎打ちするのは無理な身体になったというので、この惑星(ほし)で『肉食魚(ガレオス)』狩りをして、生活していくことになったの」


 「旦那(だん)さんが戦場で戦えなくなったと聞いて、パウリーネ偵察局長は痛々しい程、落胆していましたよ」


 「唯一のライバルと認めていたからね。でも、あたしはホッとした。『肉食魚(ガレオス)』狩りも危険と言えば、危険だけど、戦場の命のやりとりを思えばね」


 「そういえば……あっ」


 話していたアナベルの眼にレーザーセイバーと魚を入れたビニール袋を持った旦那(だん)さんが帰って来る姿が映った。


 「あっ、お父さんが帰って来た」

 「何か魚持ってるよ」

 「お父さん、お父さん」


 三つ子の娘が旦那(だん)さんに駆け寄って行く。

 「お父さん、おかえりー」


 「あ、ただいま。ダコリ、イキツ、タチキ」


 「また、お父さん、あたしたちの名前間違えてるよ。タゴリ、タギツ、イチキだよー」


 「あっ、そうだっけ」


 三つ子たちは大笑いした。


 「旦那(だん)さん、お久しぶりです」

 アナベルは挨拶した。


 オキニィは黙って頭を下げた。


 「お久しぶり。えーと」

 旦那(だん)さんは頭を搔いて言った。

 「誰だっけ?」


 アナベルとオキニィはずっこけた。


 ラティーファは爆笑した。

 「こういう人なんだよ。旦那さん(この人)は」




 チャージオン 完


挿絵(By みてみん)

砂礫零様からいただいたFAです。三つ子の娘の五年後。ありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 御完結おめでとうございます☆彡 面白うございました (∩´∀`)∩ どんどんぱふぱふ~♪ [一言] >見守ってきた者は、別の意味で力なく崩れ落ちた。 (`・ω・´)b 良い仕事をしてま…
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