少年漫画の私が嫌いな最終回(後日談エピソード)
作品は好きです。
でもその終わり方に納得行かない。
そのままじゃだめなのか?
(※1、※2は後書きにて補足有ります)
始めましての方、どうぞお見知りおきを。
ご存じの方、どうぞ見捨てないで。
どうも、討伐指定生物くまです。
先日、月マガで一つの連載が終わりました。
リアル系スポーツ漫画(※1)で、私は絵柄がちょっと合わなかったので読んだり読まなかったりという程度でしたが最終回ということでまともに読みました。
そして、それがこともあろうことか私が一番嫌いな最終回|(後日談エピソード)の展開だったのです。
どのような最終回だったかって?
それを説明するためにちょっと昔話を聞いてください。
私が初めてこの最終回展開はナイワーと思ったのは、かれこれ20年以上前でしょうか。
週サンで連載されていたリアル系バレーボール漫画です。
(この頃のサンデーのスポーツ漫画は良作が揃っていた!)
この作品の主人公、バレーボールが好きだけれどいかんせん背が低い。
どれくらい低いかというと、高校生なのに対戦相手から小学生や中学生かと揶揄されるくらいに低い。
当時同じ高校生だった私が170で高いと言われていた時代である。
バレーボール選手となると180平均で190越えのキャラもいた。
攻撃の花形であるスパイクを打つにしても、守りのブロックを飛ぶにしても、身長差というものはなんともし難いハンデとなります。
今のはやりのチート系スポーツ漫画(※2)なら身長差を吹き飛ばすような特殊能力でレギュラーも掴めたでしょうが、リアル系でしたのでむしろ部活やめたら? 的な事を言われる始末。
しかし流石は主人公、『背の小さい僕にでも出来ることはあるはずだ』と思考錯誤してレシーブを極める事でチームに貢献していく事になります。
そして所謂スポ魂的王道展開を乗り越え2学年の大会で宿敵の高校と……
で、大団円を迎えた翌週の最終回、3学年になった後日談エピソードです。
卒業したひとつ上の先輩が部活に顔をだすのですが……
そこに現れたのは200近くに身長が延びた主人公。
台無しであるッ!!
今まで低身長で頑張ってきたのを全否定です。
そう、私が大嫌いな最終回|(後日談エピソード)の展開とは、
連載時の基本設定を最終回で否定する
である。
基本スポーツ漫画のテンプレは主人公になんらかのハンデがある。
もしくは主人公のチームが弱小である。
それを努力、根性、友情、ひらめきなどをつかって強くなっていき、ライバルであり目標である強豪を倒すというものである。
でまあ、私の嫌いな最終回に使われる主人公のハンデが『背が低い』である。
背が低くいのを創意工夫してハンデでは無くしていく所が燃えるシチュエーションであるはずなのに、大抵最終回の後日談エピソードでそのスポーツに優位な体格になって終えている。
作者がなぜそのような事に及んだかは私には理解できない。
高校を卒業した主人公がその道でやっていけるようにしたとしてもだ、我々読者は身長の低い主人公の立ち回りや行動方針しか作者から与えられていない。
それでどうやって身長がバカ延びした主人公のその後を想像できようか?
私はこの作品をリアルタイムで読んでいて、コミックスも全巻、愛蔵版も全巻購入したが最終回だけは読む気になれない。
その後も何作品か同じような最終回展開をくらったが、近年のチート系スポーツ漫画の奔流にみかけなくなっていたのだが……
昨年だったであろうか週ジャンで連載されていた競技ダンス漫画。
これも男女ペアの主人公が豆サイズだった。
が、最終回(2年後)人並み以上の身長になって終わりを迎えた。
私の中でも終わった。
面白かったのになあ……
そしてこの度の月マガの野球漫画である。
この漫画も主人公が豆サイズのピッチャーだったけど最終回で巨漢になっていた。
ドウシテコウナッタッ!!
小さい主人公は小さいままでいいじゃないですか、作者さん。
それに短期間で30~50cmも背が延びたらスポーツなんてやってられないと思うのは私だけ?
(バレーボールの主人公は半年でおよそ50延びた)
こんな気持ちになったのは私だけじゃないと思いたい。
最後に一つだけ注目作品がある。
なんでもとても面白く人気があるようですので何時終わるか分かりませんが、どうにも同じような最終回になりそうなので不安の目で見ています。
絵柄が好きではないので読んでませんが!
週ジャンの相撲漫画(小柄な力士が主人公)
きっと最終回で大柄力士に変身してるよ!
※1 リアル系スポーツ漫画
登場人物達は現実社会に存在する我々と同じようなフィジカルの持ち主達である。
漫画的誇張は見られるが、大半が既存の物理法則等で説明がつけられる作品を指す。
健太やりま○や、帯をギュ○とね、六三○の剣などは私の黄金時代。
近年だとハイ○ューなど
※2 チート系スポーツ漫画
登場人物達は非現実的なフィジカルを持ち、物理法則すらねじ曲げる作品を指す。
たとえば、テニスボールでコートの照明の柱(鉄製)を折る中学生。
様々な特殊能力を持ち込んでプレイする高校生バスケットプレイヤー達。
あり得ない高さを飛ぶ高校球児。
見た目は普通の人間なのに、どこの野菜人だよとツッコミ待ちの作品が多い。
古くはアスト○球団や巨人○星、タイガ○マスクなどがある。
キャプ○ン翼は片足突っ込んでいると私は思っている。
('17/07/31追記)
某バレーボールの主人公、気になってウィキ覗いたら初期身長は164でした。
相方は185、その差は21ですな。
作中どうみても30以上の差はあるとおもうんだけど目の錯覚のようだ。
うろ覚え良くない。
('20/04/26追記)
ジャンプの相撲漫画は初志貫徹して低身長のまま最終回を迎えました。
くま的にも大満足な……まあ、ヒロインレースが微妙でしたが。
チャンピオンの相撲漫画も低身長のままでしたが、残すところ千秋楽(ラスト1日)で作者様がお亡くなりになり未完となったのが残念でなりません……。
慎んで御冥福を御祈り申し上げます。




