またしても異世界へ
20人程度の教室が光壁一面に謎の文字が書かれると部屋にいる人間が薄くなり周りから蛍が飛んでいるような光を放った
「え、何々が起こってるの?」
「きゃー」
「お、お前薄くなってるじゃん」
「ドアがあかないぞ」
「窓もだめだいったいどうなってんだ」
クラス内がパニックにおちいる中、琢磨だけは冷静にかつこれから起こることに対しての恐怖を感じていた
(この感覚、そしてこの異世界にクラスごと送られるような演出まさか、まさか違うよねたぶんこれ防災訓練だよね)
そういって自分がこれから起こることに対して目を背けているとまばゆいような光がクラスを包んだ
目が覚めると、真っ白な空間にクラスメイト全員がいた、まだ気絶している人もいた大体目を覚ましているのは半分ぐらいだった
目を覚ましている者たちが一体何が起こったかわからない状態で必死に脳みそで今の状況を処理しようとしていた時にまたイベントは起きた
おお、あなたたちがわがせかいをすくってくれるのですね
耳には聞こえないまるで脳が効いているのよな声が聞こえた、クラスメイト達は顔を見合わせいったいどこからの声なのか真っ白な空間で声の主を探した
私を見ることはできません私はこの空間全体なのです。
クラスメイト達が自分を探していることに気づいたのか声の主がこの空間全体であることを話した
私は神です。そしてあなた方にお願いがあります。私の世界をすくってください。そのために私はあ
なた方に力を与えます。
どうやら神は俺たちに力を与えて世界を救ってほしいらしい