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強いメンタルで頑張ろう
HRに遅れたことを怒られクラスに入るとまるで汚物を見るような目線が琢磨をさした
(う、確かに忘れていたけど実際にこうあからさまな目線を感じるときついものがあるな、でも俺は前の
俺とは違うんだなんてったて異世界でメンタル鍛えられたからな、強いメンタルで残り1年間を過ごしてやるぜ)
だてに異世界に行っていない琢磨、その精神力は並外れたものであった
その目線の中琢磨はクラスの端っこにある一つだけいじめに見られない絶妙に離れた位置にある自分の席に座って今日の授業の教科書を一通り出そうと鞄を開け手を入れた時
「おい、お前俺に声をかけずに、自分の席にいくって偉くなったな」
横からの声に俺は手をカバンからだし声のする方を見た
「なんか言ったらどうなんだ、ごみ」
(そういって罵倒してきたのは・・・だれだっけ?やばいぞここは高橋みたいにいかない間違えたらやばい)
そう思いながら頭をフル回転させ、名前を思い出すかそれとも名前を言わずに謝るかの選択をしていた時にまた違うところから声が上がった
「ねえ、所くんそうやって斉藤くんに言うのよくないと思うよ」