引きこもりやめるそうですよ?
そろそろ真面目に始めます
2115年「天の扉事件」が発生し各地に魔法を使うものが現れた。
人々はその技術を使う人間を<魔法使い>と呼んだ。
しかし
それ夢ばかりのものではなかった人権を無視され兵器として非人道的な実験が繰り返された。
そして多くの命を犠牲とし大きく技術は発展し新しい社会の基盤を築いていった。
後に「天の扉事件」と呼ばれる事件はひとまず収束をみせた。
それから50年
<魔法使い>の世界での立場も安定を見せ始めすべての国から独立した魔法使いの養成機関が
太平洋上に建造されたメガフロートに通称「学園」が設立された。
物語はそこから始まる。
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「・・・訪ねて来るなんて珍しい・・・」
「いや~君に頼みたいことがあってね深月」
「・・・だが断る・・・」
「いやいやいや、まだ何も言ってないよねぇ」
「・・・聞いてやる・・・」
「なんでそんなに偉そうなのさ」
幼女といっても差し支えのない少女とどこか抜けた感じのあるおっさんが
向かい合わせのソファに座り対等に話すなんか奇妙な状態だった。
「まぁ、いい君には学園に通ってもらいたいんだよ。」
「・・・いや・・・」
「さすがにその外見じゃ教師は無理だからね。とういうか君も君だよ
こんな山奥に35年もひきこもってどういうつもりだい?」
「・・・私の時代は・・・終わった・・・」
「ぼくも君にはこのまま過ごして欲しかったんだけどね。
<第7席>が予言をだしたんだよ。
天の扉とまではいかないけど数年以内に大規模な侵攻があるとね
だから君をくすぶらせておくわけにはいかなくなった。
君が必要だ<生命の木><第1席>東雲深月」
「・・・仕方がない・・・<第1席>はこれを受諾しよう。だが<第2席>条件がある」
「なにかな?」
「私が防衛義務を負うのは学園のみだ・・・あとさすがに生徒はいやだ教師にしろ。」
「わかったよでもまぁ、やっと君らしくんなったじゃないか
じゃあ行こうか」
そうして二人は立ち上がりログハウスのような建物に外に出た。
「収納」
そう呟くと建物が親指ぐらいのクリスタルに変わった。
「いや~興味深い技術だねぇ~それが引きこもりの成果かい?」
「いやいや、これだけであるはずがないだろう」
「それもそうだね」
そう言って2人は姿を消した。
よんで下さったら一言でも感想くださいお願いします!!!!!
あと当分は主人公の口調が安定しませんがそれは引きこもっていた影響と
考えてください。