目次 次へ 1/26 《約束》 白い闇が街を覆う時、彼らは出会った。 闇を司る者と、光を宿す者。 闇は守護を、光は破壊を。 その出会いは、 運命と呼ぶには残酷で、 奇跡と言うには皮肉だった。 蒼き闇は、腕を差し伸べて掴む。銀の光の、その小さな手を。 そうして契りが交わされた。たった一つの、二人の約束。 白い闇が街を支配した時、彼らは出会ってしまった。