最強モンスター「いただきま〜す!」私「もういいや、杖投げつけろ!」(※倒せた〜。)
すごくコメディ寄りです。
パラレルワールド的なもう一つの分岐点として出しました。
笑って頂けると嬉しいです!
ちゃんとした長編も出すと思います。
「ようこそ!!!美味しくなぁれ!いただきま〜す!」
なんでこうなったっけ?……あ、そうか!
ララナとポレナが旅に出たすぐのこと。ララナたちがのんびりと歩いていると、街の人の全員の顔が引きつった。うっかり街のシンボルである銅像をララナが割ってしまったからだ。
「あ、あれ、ま、間違えた?」
ララナはとても困惑顔だ。
「いや、大丈夫だよ、こんぐらいは」
しかし、ポレナは適当に流した。
「そう?じゃあだいじょうぶ、だ……よ……?」
ララナは強引に納得しようとした。
うん、ほぼ現実逃避。
「ま、いいよね。そんじゃ、帰ろ。ほら!」え?うあ、い、いやいや、いやだめっ、だめだからぁぁっぁぁぁああああ!!!
えっと、あー!靴、靴がぁ!!
「待って引きずらないで靴が取れるマジやめてお願いします」
顔が真っ青になった。
「あーうんうんわかったわかった。じゃあこうしよう」
待って話聞いて、え?な、投げ
「よいしょっと、ていや」
「やめてぇぇぇぇぇぇぇぇぇっぇぇっつつつつぇぇっぇ!」
ぼーん、あ、飛んでいくなぁ、自分の身体が……。
「あ、靴片方落ちてる。適当に投げとこ。」
痛い!靴にぶつかった!背中が!え、これ落ちるよね?まずい、ここ海!
ここで魔法使ったら生態系が崩れる!!!でも使うしかない!!助けてぇぇぇぇぇぇ!えい!飛行魔法!でも風の圧で砂漠になる!あれ、誰も居ない?そうだ、ここ誰も住めない危険区域だった!!え、なんか意識が……そうか、……ここを……狩り場と……している……最強モンスターが…………いるんだった………………。
目が覚めると声が聞こえた。
「ようこそ!!!美味しくなぁれ!いただきま〜す!」
待って、ここ何処!?
しかも詠唱しないと倒せないのに、なんで私食われそうになってんの!?
魔法は詠唱するほどに威力が上がるのだ。
私ほどでも絶対倒せない。
(はぁ……死ぬ前に、あのちょっと気になってた人に、一度くらい会っておきたかったな……)
もういいや……、最後に私はララナ。これから死にゆくもの……。
よし、魔物が油断したぞ!
私は杖を振り上げる、そして投げつける!
魔物は消し飛んだ。
倒せた〜。
あれ?私こんな強かったっけ?
ま、いっか!…あれ、ここ沈んでない?え?
「ララナー!?あ、待っ」
あ、ポレナの声が聞こえる…。
その声を背に、私はポチャンと海に落ちた。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます!
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