side筆者:思春期にこそMOTHER!
どうも、作者です。MOTHER編を最後までお読みいただきありがとうございました。
今回は初のリクエストタイトルです。もともとMOTHERについては、ファミコンのRPGの中では比較的思い入れのあるタイトルでしたが、提案されるまでは本作で扱う予定はありませんでした。
しかし、改めて内容を吟味してみると、ちょうど12歳前後の少年少女が活躍するゲームを、同年代の主人公たちに遊ばせるのはとても合うことに気づきました。さらに、ゲームを始める時点で女の子をはじめとする複数のキャラクターの名前を付けられるという点でも、これは本作に非常に合うタイトルだと思いました。
結果として、タケルがフミのことを名前で呼ぶきっかけ(どこかのタイミングで呼び方を切り替えようとは思っていた)として最高のアシストとなりました。最後のフォークダンスは、ゲームのダンスシーンを見て急遽思いついて入れたものです。ペアで踊れるのは最初の数十秒のみですが、だからこそ強い印象に残ったかも知れません。
エピローグの最後で手を握るシーンも含めて、思春期の男女がお互いに勇気を出しながら、少しずつ距離を縮めていく感覚を楽しんでいただけたら幸いです。
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今回も、タケルのプレイの下敷きとして「筆者による初心者のつもりでのプレイ」があるので、いくつか失敗もしています。例えばダンカン工場でフランクリンバッジ(2個目)を取り逃していることと、イヴがいる状態で通常戦闘で全滅してしまった(そこで破壊されてしまうのでR・7038XXとの戦闘が発生しない)こと。今になって思うと、後者については脚色してもよかったかも知れませんが……。
電車が開通する前(つまりダンカン工場攻略前)にスノーマン方面を目指すのは、まともな攻略チャートでは推奨されないルート(特にリメイク版ではトンネル内でエンカウントも発生するようだ)でしょうが、行けるところには行ってみたくなるのが素直なプレイヤーではないでしょうか。ダンカン工場は2人では難所なので、3人揃ってからのほうが適切なバランスであるような気もします(実際、サイマグネットと回復が使えるのは強い!)。
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今回改めてプレイしていて、予想以上に低レベルでクリアできました。タケルとしても4本目のRPGとなるので、逃げることの大切さがよくわかっていというわけですね。結果として「力ではかなわない」というテーマを補強することになるので、終盤で逃げまくる前提のバランスというのは(MOTHERに限っては)適切でしょう。
心残りは、主人公のタケルが喘息持ちであり、MOTHERのゲーム内でも喘息の発作という要素があるのに活かせなかった点。これはテストプレイでも一度しか食らう機会がなかった(しかもすぐに味方の攻撃で戦闘が終わった)上に、わざわざ取り入れるほどの話を思いつけなかったのでこうなりました。
それではまた、次のゲームでお会いしましょう。




