第52話:テスト返却と仲間達の集結
中学校のテストというのは、成績上位者の名前が廊下に貼り出されるものだと思い込んでいたという話をしたら、両親に笑われた。そんなものは自分たちの時代にもなかったと。後で調べてみたら、どうも時代性というよりも地域性の差のようなのだが、いずれにせようちのあたりの中学校には昔から無い慣習のようだった。
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「タケル、何位だった?」
「12位。ソウタは?」
「17位。惜しい、負けた!」
中間テストから一週間が経った月曜日、総合順位が個人ごとに開示された。仲間うちだと3位だったハルキが一番で、続いて8位のソラ。一学年の生徒は4クラスで約160人なので、僕たちは割と出来る部類に入るようだ。
「まあ、ほとんど1問か2問の差だろうからな。しかし国語は満点取れたと思ったんだけどなぁ」
ハルキが言う。どの教科も90点台だが、惜しくも満点を逃している。
「その点、ソラはすげえよな。理科と数学はしっかり100点だし」
「でも、漢字と英単語で結構ミスったからなぁ」
「ソウタ、社会は99点じゃん」
「ああ、漢字間違いのせいで減点されたやつ。無理せずにひらがなで書いても良かったのにな」
「タケルも100点は無しか」
「数学は自信あったんだけど、計算ミスって1問バツだった」
見直しの時間はたっぷりあったはずなのだが、一度解いた問題をもう一度やるという作業が苦手ということに気付かされた。
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家に帰り、MOTHERの時間である。相変わらずマジカント脱出を目指している。ドラゴンがいたが今は何も起きないようだ。忘れられた男に話しかけたら質問の末にマジカントの市街地まで飛ばされてしまった。
まず会話の選択肢が多い。何かアイテムが必要かも知れない。あれこれ試してみて、結局は無視して忘れ去るのが正解のようだ。何だったんだろう。
脱出。入ってきたところとは別の洞窟らしい。とりあえず北に向かう。イーグル相手に死にそうになったが、なんとかサンクスギビングの町に到着。学校らしき建物で、ソラの情報を確認! 用務員のおじさんの面倒くさい話に付き合って屋上を開けてもらうと、ゴミバケツの中に隠れていた。スイートリトル工場のペンシルロケットを取ってきて欲しい、ということだ。
情報収集。町の北にはダンカン工場というのがあるらしい。ということはスイートリトル工場とはまた別か。マジカントからの出口のあたりに建物があったが、それかも知れない。いったんお金をおろしてマジカントで一番高い防具、つまり妖精の腕輪と魔封じのコインを買い(ペンダントを買うお金は無かった)、脱出したらそのまま工場を目指す。
入口にはご丁寧にも「スイートリトル工場」と明記してあった。中へ入る。マップは広いが敵は大したことない。宝箱はたくさんあるが中身はたいしたことないようだ。そもそも持ちきれない。仲間ができたらまた来ればいいとして、今はペンシルロケットを探す。
上の方の階のゴミ箱からペンシルロケットを発見。どうやら何個も手に入るようだ(持ちきれないけど)。さっそくロープで脱出! と思ったが、脱出用アイテムではないようだ。調べたら敵の動きを封じる使い捨てアイテムらしく、こんなものはさっさと売ってしまったほうがよさそうだ。
ともかく、脱出してソラを仲間にする(実験失敗で爆発後、セリフ無しで仲間になったのでよくわからん)。レベルは1で装備も無し。さっそくお金をおろして、マジカントで装備を整える。ちょっとお金が足りないので、タケルに安物の装備を買って付け替え、ソラの装備を最優先で強化することに。
ダンカン工場を目指して線路を北に進んだが、岩で塞がれていた。それならば反対方向に進む。線路をひたすら東に。トンネルの中は音楽が2ループくらいして不安になったが、敵も出ないので無事に出口へ。駅で帽子をもらう。持ち主はまだ先らしい。電車はずっと不通のまま。再びトンネルを東に。今度は先ほどよりは長くない模様。
トンネルを抜けると銀世界。敵も強い。ソラが倒れてしまった。銀オオカミの群れが出たら、まずはディフェンスアップで固めてから逃げるのがよさそうだ。なんとかスノーマンの町へ。フミが山の上の教会にいるという情報を得たが、聞き込みをしているうちに風邪をうつされてしまう。毒と同じようだがヒーリングでも治せないのが厄介。
それにしても、駅や教会に向かう道にかなりの強敵が出てくるのだが、ここの人たちはちゃんと暮らせているのだろうか。ともかく、なんとか教会にたどり着いてフミを仲間にした。やはりレベルは1。装備も整えてあげないとな。
フミが仲間になった時点で、タケルLv18、ソラLv13。しばらくはマジカントとサンクスギビングを往復しながら装備とレベルを充実させていこう。




