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令和の中学生がファミコンやってみた  作者: 矢木羽研


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side筆者:現代ならではのDQ1の遊び方

 どうも、作者です。このたびは『DQ1』編をお読みいただいてありがとうございました。ここは後書きパートなので、興味が無い方は読み飛ばして問題ありません。


 今回、復活の呪文パスワードというギミックを活用するために、交換日記やLINEのメッセージを活用し、複数人でプレイさせてみることにしました。交換日記はともかく、インターネットを活用するのは現代っ子(と言っても、20年くらい前でも可能だけど)ならではの遊び方ですね。ファミコン実機だけでなく、Wii移植版とミニファミコン版を同時に登場させたのもポイントです。


 本作はRPG黎明期ということもあり、経験値稼ぎがとにかく大変な作品です。はっきり言って面白さに繋がるとは思えなかったので、「稼ぎプレイ」を分散化させることで負担を軽減することにしました。当然、作者は一人でプレイしているので、その大変さを改めて実感する形となったわけですが……。


 パスワードを使ったアイディアで、自分でも面白いと思ったのは29話の「並走」です。同じパスワードを別の本体に入力して、それぞれで成功率の低い冒険(ここでは、ゴールドを持ったままメルキドまでたどり着くこと)をさせ、成功したほうのプレイ記録を残す、というわけですね。実際の検証プレイだとリセットしてやり直すのを繰り返したわけですが、「並走」であれば一度に試行できるわけです。


 31話では、雨雲の杖と太陽の石にまつわる珍説を披露してみました。DQ1はシリーズでもとりわけ色気が強いので、このような連想もありだと思うのですが、どうでしょうか。


 竜王との会話では「闇の世界」を手に入れるパターンも入れようかと思いましたが、実際にタケルたちになりきってプレイしていると、あそこで変な選択肢を選ぶような余裕はとてもありませんでした。ネタとしては面白いので期待してた読者の方もいたかも知れません。彼らはひねくれた選択肢を選ぶには、あまりにも純粋すぎたのです。


 なお、作中のパスワードは全て実際に使用可能です。登場人物のプレイ体験を気軽に再現できるので、試してみると面白いかも知れません。

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