表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
極超合金・Hyper Alloy   作者: 南雲一季
5/25

第4章 白い色の花

 白い色の花。

 世界が限界を超えた。

 それに気づいたのは、創造する神である。

 神は白い色の花に驚いた。


 「花の香」

 

 思わず花に手を伸ばした。音がした。触れることができたのだ。

 どれも夢に見た感覚だった。創造する神は器用ではあったが、魂は強大では無かった。だから庭に多くの命を作り出しても、それらは姿しかないものであった。

 だが、その花は自身が叶う以上の命だった。そして神は迷わず願ったのである。


 「嗚呼もっと、もっと」


 と。そして願いは叶ったどこまでも鮮やかに。望みが世界の限界を超えて行く。


 「嗚呼これが私の世界。なんて素晴らしい」

 

 自身の魂を超えた命の世界。そうと知っても疑問には思わず、どこまでも願う。

 神は、恐ろしく貪欲だった。

 



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ