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人形の独白
初めまして、無姫です。
拙い文章ですが、少しでも楽しんでもらえたら幸いです。
誤字脱字がありましたら、お知らせ願います。
私は人形です。
決して自分の意思を持ってはいけません。
私は貴方の所有物です。
この身体に流れる穢れた血と、一生赦されることのない私の罪を肯定してくれる者が現れるまで、貴方に遣えなければいけません。
そんな人が現れることは、きっとないでしょう。
ですが、エンキ様。
貴方は生意気だとおっしゃるでしょうが、私はその万に一つの可能性に少し、期待しています。
こんな人形の心でも、期待するくらい、許してくださいますよね?
ねぇ、エンキ様・・・。
読んでくださり、ありがとうございました<(_ _*)>