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MAGIC SCHOOL  作者: 永羅
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第四話 校長は…母さん!?

「あ〜ようやく終わった〜!!!」


全ての授業が終わってようやく休める…かな?

まぁたぶん帰るまで休めないんだろうな… あいつがいるし…


「海菜〜」


そう思っていた矢先、奴はやってきた


予想はしていたことなので、僕は見事にソレをかわした


「んで、何で君はすぐに僕に飛びついてくるかな〜…」


「それは海菜があんまりにも可愛 ぐべし」


僕が顔面に蹴りをかますと、祐樹は奇声を上げて倒れていった


「恵美… こいつ何とかなんないかな?」


「別にいんじゃない? 面白いし」


あぁ…こういう奴だった…


「海、それよりさっき校長があんたを連れて来いって言ってたから行こうよ」


「あぁ、そうなの? でも何でだろ」


「制服とかじゃない? ほら、まだ転校したばっかだから海、私服でしょ?」


そう言われればそうだ…  僕以外は皆制服を着ている


そんなことを話している間に、校長室に着いていた


「じゃあ、ここが校長室だから、頑張ってね」


「え?ちょっと… 何を頑張んのさ!!  って答える前に逃げないで〜〜〜〜〜」


恵美達は意味深なことを言い残して逃げていってしまった


「あ〜何かかなり不安だな…  嫌な予感たっぷりだ」


そう言って扉に手をかけた瞬間、ある気配が僕を包み込んだ



「な… まさかこの気配は・・・  いや、そんなはずはない!!」





「母さんがここにいるはずは・・・  ・・・でも白川学園だよな・・・ 」

母さんが校長だったら父さんが僕をここに送った理由から学園の名前からして全て辻褄が合う


そう、この気配は6年前にいなくなった母さんのものだった


「…とにかく、開けるか」


そう言って開けた扉の先には、予想通りの人物が待ち構えていた

そして、破滅のカウントダウンはついに零をむかえた


「海ちゃ〜ん」


その人物は、そう言って弾丸のように飛びついてきた


その速さは祐樹よりも格段上で、僕でも避けることはできなかった


「…母さん? 1つ聞きたいことがある」


「なぁに? 海ちゃん♪」


「何で貴方はここにいるのでしょうか?」


僕は何故か丁重に疑問を問いかけていた


「あぁ それは私が校長だからよ♪」


「だから… 何で校長なのかって聞いてんの!!」


「魔術師だから…かな?」


………は?


今当然のようにありえないこと言いましたよね?


「母さん… 何言ってるの?」


…ついに頭がおかしくなったか?


「私の家系は魔術師の家系でね、 ここの校長を務めていたのよ」


「… 初耳なんですが」


というかありえないし!!




その後、母さんは色々説明をしてくれた


母さんの話によると、


魔術師というのは、その家系によって受け継がれていること


その魔術師を育てるのがこの学校だということ


それと、こういう学校は世界にいくつかありるということ


外の結界は、魔力を持たない人が入れないようにするためだということ(そういう人がこの学校に入ったら何か知らないけど混乱が起こるらしい)


と、まぁこういうことらしい


なんだかあまり信じられないんだけどね…


というか意味わかんねぇ


因みにクラスが1つしか無いのは魔術師の家系は少なくなってきているからあまり入学する人がいないためらしい……


「というわけなのよ♪ わかった?海ちゃん」


「あぁ… 全く信じられないんだけどね」


「それより、何で僕を祐樹と同じ部屋にしたんだよ!!」


「面白いからよ♪」


面白いって酷すぎでしょ


「そういえば貴方もそういう人種でしたっけ?」



「それと、制服なんだけどね♪」


「……はいはい… どうせ女子用を着せるんでしょ」


涙ぐんでいる僕を横目にそうよ♪とか言っているし…


…酷すぎる〜〜〜〜〜(泣


「ようやく開放されたと思ったのに……」


僕の普通の生活は6年間で終わっちゃったんですか…


「じゃあこれが制服よ♪ 海ちゃんのことだからきっと似合うわよ〜♪」


そう言って渡された紙袋の中にはやっぱりスカートやら何やらが入っていた



僕、まじで泣きますよ  もう泣いてるけど…

最初とかなり設定が変わってしまいました


海菜の母親も困った人の方がいいかな〜って考えた挙句、登場させ易いように校長にしちゃいました



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