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MAGIC SCHOOL  作者: 永羅
17/23

第十七話 やっぱり恵美は酷い!

「海!!待ちなさいよ!!」

後ろから恵美に母さん、祐樹に他多数が追いかけてくる

まぁこの状況を見ればすぐにわかるだろう

僕は…こいつらから逃げています



事の発端は数分前


「…もっと収入元が必要かな」

恵美がぽつりと呟いた

「へ?」

「よし!! ということで海!! 協力しなさい」

何で命令口調?

というか何に協力するの?

「な、何に協力させるの?」

「じゃあ宜しくねぇ♪」

何だか寒気がしてくる

恵美の手には怪しい紙袋が握られているし…

「いやだから今度は何をさせ っ!!」

じりじりと近づいてきて残り10mにさしかかった時に恵美がいきなり速度を上げる

とってもやばそうな雰囲気なのでとりあえず…

「…逃げよう」

そう呟いて恵美と反対方向に猛ダッシュする



とこうして今に至るわけであります

はい いつものことながら疲れますねぇ

人数が増えているのも気にならなくなってきた

これもいつものことだし(苦笑)

その時、ある言葉が頭を過ぎる

…逃げ切ってもどうすんだろ

というか寧ろ逃げるのは無駄かもしれない

いつかは捕まるだろうし

「…今はそんなの気にしている場合じゃないよな」

僕は走る速度を少し上げる

狂気に満ちた眼をした多数の変態がそれに合わせて追ってくる

一応もうここに入学してから一ヶ月

この学校の配置はもう完璧に覚えたつもりだ

どうでもいいけど…

「作者いきなり時間流しすぎだろ!!」

何故か作者にいらないつっこみを入れる僕

なんてやってる場合じゃなくなってきたな…


無駄な回想や作者へのつっこみを入れている時にいつの間にか僕の進行方向からも人が来てる

つまり…

「挟み撃ちかよぉ…」

咄嗟に右側に通路を見つけた

「ここは行き止まりか?それとも… …そんなの考えている時間は無おkいな」

もう服が摑まれそうだ

しかしその直前で階段のほうに逃げた為に二つの人の波は激突する

これで外へ抜け出すことができる道なら逃げることができるのだが…

「…よかった〜 今回は普通の道だ」

賭けは僕の勝ちに終わった

丁度その道は今いる場所から外に出るまでの最短ルートだった

そして最後の角を曲がった時、ある意外な人物が待ち構えていた

「…香奈?」

「ごめんね…海兄ちゃん」

って何をいきなり言ってるの?

「…ごめん!!!!!!!!」

その瞬間、香奈が隠し持っていた麻酔銃の引き金を引いた

「!? 香奈!?…何…を…」

僕の記憶はここでブラックアウトした






「ん…ここ…は?」

目を覚ました時には僕はベットに横たわっていた

見慣れた天井… 自室か…

「全く 僕も酷い扱いをされたもんだな」

そう言って僕は苦笑した

「それよりも…」

恵美が何をしたかったのか、寝ている間に何をしたのかが一番の問題だ

まず自分の着ている服をチェック

まぁいつもどおりの服装だな

…これを着て出歩くということに羞恥心を感じなくなってきているのはとっても問題と思うのだが

次に周りをチェック

何だか色々な服が…散らばってるよぉ

それも中には相当恥ずかしいような物も…

つまり…だ

「僕はこれを着せられてたのぉ!?」

しかも収入元が必要と呟いてたな 恵美は

…と、いうことはだよ

これを着た僕の写真を…

「売るつもりかい!!!!!!!」

絶対阻止しなければ

とにかく今すぐ恵美を止めに…!!

目の前の扉を開く

何故かいつもこの時に恵美が…

「やっぱりいたぁ!!」

呑気にお茶してるよこいつ…

「お 海ぃ!! 大分稼げたよ!」

ほうそうかいそうかい稼げたのかい

「もう売ったんだ…」

怒る気力も無くなってきたよ

「やっぱ売れるねぇ〜 海の写真は♪」

笑顔で話す恵美

「もう…好きにして」

「海兄ちゃん そこまで落ち込まなくても」

香奈ぁ!!

今まで同じような思いをしてきてるから僕の気持ちはわかるはずなんだけどなぁ〜

それはそうと、だ

「何で香奈はさっき僕に麻酔銃を撃ち込んだのかなぁ?」

「恵美ちゃんに言われたんだよ… 『協力しないと香奈をヤる』って…」

自己防衛か…

まぁそれならしょうがないかな

「…何で恵美はわざわざ香奈に協力させたのかな? 香奈の方が抵抗しないし楽なような気がするんだけど…」

まぁ香奈に被害が無いからよかったぁ〜とか思ってる自分もいるわけなんだけどね

「香奈にやると何だか罪悪感を感じるしそれに…」

「それに?」

「海の方が反応が面白いから」

「酷ぉ!!」

まぁでも香奈に罪悪感を感じるのは無理ないな

ひたすら泣くからな…あいつは

それでちゃんと罪悪感を感じるんだから恵美も良いとこは無くはないのかな?

「じゃあこれからも写真撮らせてね 海♪」

前言撤回

やっぱりこの人酷いよ

これだけ落ち込んでいる僕にそんなこと言うか?普通は

「い・や・だ!! もう二度とあんなことするなよ!!」

「えぇ〜 せっかく売上金あげようと思ってたのに」

「そんな金でつられるほど性根は腐っちゃいないよ 僕は」

「ま、いっか 抵抗するのを無理やりやらせる方が面白いし」

つまりそれは凹んでいる僕を見たいということでしょうか?

最っ低だな こいつゎ

「そうだ 渡して無かったね」

「何を?」

「この前のバイト代 3か月分の稼ぎだったってよ」

って遅ぉ!!!!

「もう何日たってると思ってんだ あの時は4月20日で今は5月10日だぞ?」

「ん?忘れてた」

おいぃぃ!!!

ここ数日金不足でちょっと困ってたんだぞ

母さんに話すと見返りに何させられるかわかんないし…

「何よその顔? いらないんならもらっとくけど」

「いや…ありがたくいただいておきます!!」

流石にこれ以上この状態は不味いからなぁ〜

バイト代を受け取って机に項垂れる

僕はそのまま深い眠りについた

大分日時がぶっとびましたねぇ(笑)

早く夏休みに突入させたいです

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