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MAGIC SCHOOL  作者: 永羅
13/23

第十三話 調理実習で大パニック


「終わった〜!!」

ようやく今日の授業が終わる

因みにさっきの馬鹿共は今日一日意識が戻らないっぽい

……あんま信じられないけど僕が放ったのって無属性の魔法らしいし

「海兄ちゃん!! 授業は終わったけど先生はまだ話してるから聞いたほうがいいと思うよ」

隣の席に座ることになった香奈が耳打ちする

「あぁわかったよ………」


「ということで、明日調理実習をするから少し練習でもしとけ」

調理実習〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!?

しかも黒板には勝手に決められたメンバーが

えっと僕の班は…………


宮野恵美

佐山祐樹

白川海菜

白川香奈


……………

いつものメンバーじゃないですか〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!


「では……解散!!」

ってぉい!!

全く話聞いてなかったんですけど!?


とりあえず香奈に調理実習のことを聞く

実習では野菜炒めに卵焼き、カレーってどういう組み合わせだぁ〜〜〜〜〜!!!!!!!

「…………香奈?  この組み合わせ……おかしくないか?」

「うん………僕もそう思う」

やっぱり香奈もそう思うか

「まぁでも………」

「僕と香奈は料理下手ではないから…… 寧ろ結構慣れてるし、練習なんてしなくても大丈夫だよな♪」

「だよね♪」




    〜〜〜〜調理実習当日〜〜〜〜

「さて、作ろっか」

「うん!!」

僕と恵美は意気込んで料理を作ろうとする……のだが


「恵美!!それ酢だよ」

「え?サラダ油じゃないの!?」

恵美が野菜炒めに酢を大量に入れています

「って祐樹!! 卵焼きに砂糖全部入れてどうすんのよ!!」

今度は祐樹が卵焼きに………

互いに超ありえないミスをしまくっている恵美と祐樹

「海兄ちゃん…………」

「あぁ……… 忘れていた」

この二人が超絶的な程の料理音痴だということを!!

とりあえずこういう時の対処は……


「はぁ………はぁ………これで……大丈夫だよな」

「うん……… たぶん」

邪魔なので縛り付けておきました♪

「作り直し………だな」

そして目の前には未知の料理

味見してみたがありえない程に不味い


「何とか間に合った〜〜〜〜!!!」

「よかった〜」

頑張って二人で作ることができた

制限時間ぎりぎりだが

小学生時代から母さんが消えてしまったため、二人で料理していたという過去があるので僕も香奈も料理はなかなか上手い

「ほら、恵美!!祐樹!!できたよ」

二人の縄を解く

「っはぁ!!  何で縛り付けるのよ!!」

「「邪魔だから」」

僕と香奈が同時に言う

「何故猿轡まで使った!!」

「「五月蝿そうだったから」」

またまた見事に同時に言う

何だか騒いでるけど気にしない

物を投げてきたけど気にしない

殴ってくるけど気にしな………

ブチ

「いい加減にしろやーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

二人を殴り飛ばす

黒板にめり込んだけど気にしない


「さて………食うか」

僕と香奈は自分で作った料理を食べる

なかなか上出来だった

騒いでいたせいか妙に注目されていたけどね………


因みに黒板にめり込んだ二人は後で食べたらしい


調理実習くらい普通にできないものか………

今回は海菜と香奈は弄られませんでした

何だかつまんない………


やっぱり弄られキャラは遊ばれないとね♪

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