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鎌と繭 〜送る者と未来の希望と。  作者: チギレタ=モゲル
エリア1 「見捨てられた研究所」
10/16

間話【研究所内のジャーナル】

本編とは関係ありません。

本編を読みたい方はスキップしてください。

【エトの眠る円筒形の装置の部屋前に貼られた紙】


イズモ主任研究員常駐

緊急事態の為この部屋はロックされています。

実験体yetの面会も当面のあいだ禁止です。




【食堂跡地の調理場に貼られた紙】


yetの健康面、食生活には不明な点が多いため、

新食材を与える際は実験の許可を

主任研究員に申請するように徹底して!


(少し汚い字で加筆)

現在の備蓄でアレルギー反応なし↓

鶏肉、真空野菜全般、小麦粉、豚肉、ピーナッツ



【警備隊の宿直室に貼られた紙】


外部との物々交換は専用のリフトで行い、

許可が出るまでメインゲートは開けないように。


常に防護服を着用、

実験体の分泌物に罹患した対象を発見した場合、

区画を閉鎖して隔離し、

経過観察を行なってください。

経過観察の報告は主任研究員へ。

彼女への投薬実験の大切なデータとなります。


(以下、走り書きで書かれている)


罹患者は殺せ。

生き残るなら、ここで助けを待つしかねぇ。


【実験体交流室に大きく書かれていた貼り紙】

1、必要外の情報を与えない事!

2、実験体の分泌物は危険なので触らない事!

3、眠そうにしている場合カプセルへ戻す事!

4、常に笑顔で接する事!

5、間違っても食事外のおやつを与えない事!


手洗い、うがいを徹底して交流しましょう!



【掃除用具室のロッカーに貼られた紙】

専用装備を必ず着用し、

可能な限りロボットで掃除をしてください。

特に繭状の物を発見した場合、

付近を封鎖し、適切に焼却処分するように。




【血塗れの研究員の日記】

◯年×月


1日

「掃除の連中が回ってこないから埃が溜まり出した

外へのダクトが壊れてるのか空気も悪い。

この青く発光してる粉も胡散臭いし、

同僚は体調不良を訴えてる。

本部からの応援はまだ来ないのか…?」

【ページが損壊している】


4日

「同僚が化け物と遭遇したらしい。

全身が腐り落ちた人型の化け物だと…

警備の連中は何やってるんだ?

外へのアクセスは禁止だって言われていただろ。

そもそも、あの化け物は何処から入ったんだ?」


【ページが破れて判読不能】


10日

「同僚の皮膚が爛れ出した。

何か嫌な予感がする。

俺は防護服を着て過ごす事にした。

アイツは隣の部屋に閉じ込めて隔離する」


【血液汚染】



20日

「あの繭が…あの繭に触れれば傷が治る

皮膚も綺麗になる。なんか臭いな

隣の死体が腐った臭いかな」



21日

「警備の連中が裏切りやがった

爪で切り裂いてやった

繭。繭はどこだ。」


22日

「繭」


23日

「ま」


24日


「【判別不能な殴り書き】」


28日

「【天使の輪がついた髪の長い少女の絵】」



【以降のページは切り裂かれている】


ここまで読み進めたアナタなら分かりますね?

真の死神とは、果たしてどちらなのかが。

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