エレメンター
エレメンターという名前には、一応由来などは有りますが、作品内ではほのめかすのみで特に言及はしないつもりです。というよりも、私自身もそこまで明確に定義している訳ではありません。
まあ、元となっているelementの意味の一つに注目しているものは有りますが。
エレメンターとは、神話時代から存在する、神が魔力の使用を認めた者の総称。精神と物質を繋ぐ力、魔力によって元素、現象をはじめとした森羅万象を操作し、悪魔撲滅を天命として戦い続けている。
・山滉穎
召喚当時のクロノス暦4096年2月では、アクションタイプのスピード型とパワー型の「オンバトル」であった。
程なくして、玄羽=ヴァトリーの仙術に憧憬を抱き、弟子入りすることとなる。すると、瞬く間に希少魔法の才を現し、簡単な仙術・幻術であれば修得している。
アクションタイプに関しても、好奇心旺盛な性格からもたらされた集中力により、オンライン型も扱える様になり、4月には「アルティメットアクション」と認められる。しかし、《鬼神变化》はまだ使用できない。
5月には、重力属性と電気属性を修得している。
・絳河
元は「論証の迷宮」の守護者兼管理者。ASー1024という名前であったが、山滉穎との英霊契約の際に改名。
滉穎の神格武器「電影」の英霊となり、普段は滉穎の「精神の中間世界」に存在している。
・玄羽=ヴァトリー
特別諸般対策考案部隊(SVMDF)の隊長で、帝国でも屈指の実力を持っている。山滉穎や数多の熟練者の師匠であり、暗黒世界にまで名が知れ渡る程の功績と強さを持つ。魔力的遺伝性過敏症を患っているが、その内容は父親の宰相と当人しか知らない。
・フォリアス=ヴァトリー
旧姓、龍驤。
現皇帝の第三皇女として、玄羽=ヴァトリーに臣籍降下する。結婚の1年後、息子の冬栄を授かる。
玄羽とは、学園で出会い恋愛結婚を果たす。
・秀羽=ヴァトリー
玄羽の父親であり、ヴァトリー家の現当主。しかし、実質的な当主は息子となっている。
前SVMDF隊長であったが、息子である玄羽の方がより適任であると考え、玄羽に引き継がせた。そして、自らは宰相として政務に積極的に参加する。
仙術の才能に関しては、父親である涼羽や息子よりも劣っている。その代わり、政治、経済となると、この2人よりも遥かに勝っている。
・涼羽=ヴァトリー
玄羽=ヴァトリーの祖父であり、秀羽=ヴァトリーの父親。
若い頃は中性的な顔つきで、名前が涼羽とも読めることから、それを利用して悪戯を繰り返していた。快活な性格をしており、裏表がない。
学園在学中は成績下位と呼ばれていたが、それは学園の教育内容(魔法・魔術・言語学等)が彼の適性(仙術・忍術・幻術等)に合っていなかっただけであり、ヴァトリー家内の教育では誰よりも高い成績を修めた。
卒業後、テロリスト集団「カーリー」の諜報活動等の功績により皇帝に直接仕える様になり、彼独自の部隊が後の「SVMDF」である。
現在は仙人として、青蛙山に籠もり、仙術の修行をしている。
・滝口守屋
皇宮や議会、省庁の警護を代々勤める滝口家の当主で、他人を守ることに特化し、忠誠心が他家よりも強い。近衛隊隊長。
五神祭に際して、トイラプス帝国皇帝プネウロ=龍驤の護衛としてオリンピアへ向かう。
アクション、マナ、技いずれのタイプにも精通し、単純な戦闘力では知己の仲である玄羽=ヴァトリーを凌駕する。
・小栗臥龍
属性影響による音属性の攻撃を得意とするが、バリエーションに乏しく、攻撃方法が単調なのが悩み。滉穎や捷とは旧知の仲で、魔境に来てからも行動を共にすることが多い。数学や理科が得意ということで、玄羽=ヴァトリーや滉穎に物理を学ばされた結果、力任せの振動攻撃ができるようになった。
・木村捷
木属性の扱いを得意とし、マナタイプとして平均的に全ての魔法が扱える。つまり、器用貧乏ということだが、玄羽=ヴァトリーにはその点を評価され、滉穎や臥龍のサポートとして力を発揮している。現在は、電気属性取得に向け、精神世界に接続できる迷宮に挑戦し、獲得に成功した。
・小松正也
中二病は山滉穎に次ぐが、勉強における記憶力は非常に良い。自分で1人称は朕と語っているが聞いたことがあまりない。魔境に来てからは金属の扱いを得意とし、特に近代兵器の製造は群を抜く。そのため、南半球に位置する社会主義国家に交換留学生としてイオパニック後、学びに向かった。
・稲垣翔祐
元剣道部で、全国大会にも行ける実力を持ち、その腕は魔境に来てからさらに磨きがかかり、弾丸を刀で切れるようにまでなる。山滉穎達とよくつるみ、専攻を木村捷や滉穎と共に電気にしたことで、金属とセットなら扱えるようになった。工省専属の職人が作りだした隕鉄刀(銘無し)を愛用しており、イオパニックの一件から神格化することを認められた。元武人の日本人精霊と契約し、隕鉄刀は電気属性を得た。一時的解放の能力は反応速度の上昇《電滅》である。
・松尾冬輝
比較的温厚な性格で、専攻は水(氷)、物理を選択し、冷気を利用した攻撃を得意とする。与えられた神格武器は、六花と墨竹の双剣。前者は冷気を、後者は闇を得意とするが、現段階では後者の使用が上手にできない状況である。六花の一時的解放では、《紅蓮地獄》を顕現することができる。
・林佑聖
変化魔法を得意とする元ゲーマー。しかし、学習意欲も高く、金属性や化学を専攻し、化学変化や合金の魔法を習得した。非戦闘系ではあるが、本人の身体能力も悪くないため、工夫次第では戦闘においても成果を残すことが可能。
・川相希望
勉強はそこまで得意ではないが、明るい性格で身体能力が高い。摩擦関連の魔法を得意とし、松尾冬輝と一緒にフランス語を学んだ。持ち前の運動能力と合気道を活かし、近接戦闘の成績は滉穎、臥龍に続いて良い。元陸上部で、足が速い。
・石田魁
フレア帝国に召喚される。
滉穎達とは幼い頃からの付き合いで、普段他人に隙を見せようとしない滉穎が気を許している存在の一人。
吼天氏という神格武器を与えられている。
・ルクス=カンデラ
前はフレア帝国の軍人で、光剣部隊に所属していたが、10年前のテロ事件の際に玄羽=ヴァトリーに引き抜かれた。現在は光剣とSVMDFの連絡役等を担にない、その関係で山滉穎達の監督に命じられた。
光属性使いで、剣技は一流。稲垣翔祐を指導した。
・アスタグレンス=リヴァイン
フレア帝国第3皇女。銀髪の美少女。大胆かつ狡猾で玄羽も認める食わせ者。
現皇帝を選出しているリヴァイン家、本家のエレメンターであり、勉学から六芸に至るまで様々なことを教えられている。
アカデミーでは常に主席だか、友の数は少ない様子。
・虎武龍麒
卓越した記憶力に優れた洞察力を併せ持つ。全国で一位を狙える学力に、山滉穎や小栗臥龍等の運動部員達にも匹敵する身体能力、運動能力、さらに芸術の才能まで見せる完璧主義者。周りから完璧超人と呼ばれているせいか、龍麒の周辺にはエアポケットが自然に作られる。見た目とは裏腹に滉穎よりも寡黙で、滉穎以外には自ら話しかけることもない。
タートリア帝国に召喚され、たった二ヶ月半でコンプリートマナと認められた。エレメンター史上で類を見ない成長であるという。将来の教皇候補として注目されているが、人格が問題視されている。しかし、滉穎いわく、「龍麒は、音叉の様で、自分から音を発することはないが、必ず鳴った分だけは返してくれる人間」という。
・柊恕
山滉穎や虎武龍麒達と同級生で、黒髪の佳人。社長令嬢で成績優秀、料理上手の上、優しく、包容力があり、学校内や召喚後も人気があった。
二年前の事件で両親を失い、一時期臥ふせていた。しかし、龍麒と中学三年で出会い、傷は残りながらも元気を取り戻した。それもあって、彼に好意を寄せているが、龍麒は朴念仁のため、全く気付かれていない。
龍麒と同じマナタイプで、木、金、水の三属性も操るフォース(Ⅲ)と認められ、タートリア帝国の召喚者の中で二位の成績である。支援を得意とし、常に龍麒の傍らにいる。
・望月朧
望月家当主の息子。
かなり影が薄く、オンライン型ではないが、常に気配遮断を無意識下で行っている様な感じになる。
黒髪を基調としているが、金髪が少し混じっている。
・望月月英
公爵家である望月家宗家の血筋で当主である明衡と正妻との間に、明衡にとっての次女として生を受ける。
魔力的遺伝性過敏症を患い、眼帯をしている。光沢がある黒く長い髪の毛を伸ばしている。
・望月明衡
望月家当主。
朧や月英の父親。
現在は議会の議長を務めている。
秀羽=ヴァトリーとはパラディグマ学園での先輩・後輩の関係であり、仲は良好。しかし、政治については対立することもある。
・望月春朝
望月家の始祖。
クロノス暦2026?年〜2100?年。
フレア帝国東部、現在の都市「イオ」周辺の馬小屋で生まれたと言われている。徳が高く、仁義に厚く、勉学や魔法、武術、剣術にも長ける。
第三次魔族戦争において、ジークリート=竜驤と協力し、フレア帝国から暗黒世界を駆逐する。その後、フレア帝国から独立したトイラプス帝国で公爵となり、建国の立役者として権勢を振るう。
・江月華
江月家宗家の末娘として生を受け、成長と共にエレメンターとしての才能を開花させる。
パラディグマ学園では常に首席を保ち、その優秀さから神格武器で江月家の象徴でもある「月華」の継承を認められる。
華の叔母でもあるヴァイオラ=ヴァトリー(江月スミレ)は、玄羽=ヴァトリーの母であるため、玄羽とは従兄妹の関係。
・ヴァイオラ=ヴァトリー
旧名は、江月スミレ。
江月家本家の次女として生まれ育ち、ヴァトリー家の秀羽に嫁ぐ。玄羽を生んで間もなくして、若くして亡くなる。
先代の月華の使い手であり、また「魔境三大美女」と称される程の佳人であった。
・イヴァン=J=グランドウォーカー
成績優秀かつ芸術の能力は非常に高く、絶対音感を持つ。「才能の天才」と呼ばれる。
イケメンで、スタイルも良いが、体力と運動センスが絶望的。滉穎とは犬猿の仲。
傲慢で強欲だが、正義感は強く、絶対主義者でもある。アメリカとロシアのハーフだが、日本出身の男。
神格武器に選ばれるという、非常に稀な出来事を通して、「ソナチネ」と契約した。
・北弓月エイナイエン
トイラプス帝国北方のガニメド県で強い影響力を持つ北弓月家の養子となったエレメンター。優れた錬金術師で、ガニメデの鉱山や工業製品の開発を担当している。親しい者にはエインと呼ばれている。
作中で人物の外見的な特徴が描かれることが少ないのは、山滉穎が人の顔や服装を覚えることを不得手とする、ということを暗に示すためです。
すみません。というのは体の良い言い訳であり、本当は私が衣服や人物描写を苦手としているからです。
小説を書く上では致命的かもしれませんが、私の服に対する知識は、極端かもしれませんが、ジャージとジーンズを見分けられる程度、と考えても相違ないと思います。
また、人の顔つきを記憶するのが本当に苦手で、現在進行形で苦労もしています。
しかし、ここが不思議なところで、私も山滉穎も歴史人物のそれはすぐにインプットでき、アウトプットも問題がないのです。ならば、理論的には現実でもできるはずであるのに、どうしてもできません。
これは、身勝手かもしれませんが、どうか「人物描写が足りていないな」、とか「この人物の顔や服装はこうしたほうが良いんじゃないのか」とお思いになったら、ご教授していただければ幸いです。




