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あの花のように。  作者: Ryo-u。
4/5

ニンニクの味

「あの花のように。」に興味を持ってくれてありがとうございます!

今回は二人が待ちに待ったデート回です!

「「よし!」」

 それぞれの家で今日の衣装を決め、メイクを施し、鏡の前でもう一度確認し、気合を入れ、家を出る二人。

 照りつける太陽。それを包み込む青い空。そんなものはなく、ただどんよりとした雲が覆いかぶさった曇天。だが咲良は太陽に照らされていた。光に照らされた赤い顔と青く澄み渡った心は咲良にだけ向けられた太陽によってもたらされた。

 ただでさえ学校とジム以外で会う染は格別格別だ。ただなぜだろう。今回はレベルが違うように思えた。だがそう思っているのは咲良だけではない。

 そう。今日は待ちに待った咲良と染のデートDAYだ。

 ここ最近二人の間には色々あった。汗と涙を多く流した二人は、さながら何度も叩かれ不純物を覗かれた日本刀のような輝きと鋭さを放っていた。

「今日どこいくいの?」

 基本二人のデートは染が予定をたて、それに咲良がついていくと言う形だった。

「今日はね。何も決めてない。今日は咲良のしたいこと、行きたいとこに行くの。」

 染はまっすぐ前を見ながらそう言うと、ニコッと咲良に微笑んだ。

「そっか。じゃーまずラーメン行きましょうか。」

「うん。えっ!!!!!!!!!」

 咲良のラーメン発言に染の目はまん丸になったが黒目だけは小さくなっていた。そして口はポカンと開いていた。

「なによ。なんか文句ある?今日は私が決めていいんでしょ。」

 咲良は染の反応を無視し、いつものように冷静に言い放つとそのまま歩みを進めた。

「え、だって、いいの?ラーメンだよ?私ら女性トレーニーの敵よ?」

 染が驚いた理由の一つはここにある。ラーメンは脂質も糖質も高い。その分栄養価も高いがずっと綺麗で痛いと言う思考を持つ二人にとっては間違いなく的だ。ましてや超がつくほどのストイック娘である咲良からラーメンなどと言う単語が出てくるなんて染からすれば信じられないことなのだ。

「いいじゃない。たまにはさ。なんか最近すごく神経とカロリーを使ってる気がするからね。ラーメンくらい食べておかないと。」

 ”最近すごく神経とカロリーを使ってる気がする”と言う言葉に重みをのせた咲良は「いくよな?」と言わんばかりの目つきで線を”見つめ”た。

「申し訳ありませんでした!わかった。わかったから睨まないでーーー。」

 染は日本のサラリーマンを象徴するかのようなキレの良い謝罪をした。その姿を見た線はクスッと笑い染を置き去りにするかのように歩みを進めた。

「あー待ってよーー。」

 そうして二人はラーメンを食べるべくまず公園に寄ってリサーチすることにした。

 もちろん咲良も染も普段ラーメンをはじめとした高カロリーなものは滅多に食べない。故にどこのラーメン屋が美味しいかなんて知る由もないはずだ。

「この中から選ぼ。前から言ってみたかったリスト。」

 以外も以外。咲良はラーメンが好きだ。だがトレーニングを始めてから行けていない。そのため、”行きたいラーメン屋リスト”なるものを作っていつかの楽しみにしていたのだ。もちろんこれには染もびっくりした。だがそのリストを見る咲良の目が輝いていてそんなことは気にならなかった。と言うより、いつもは美しい顔が、とびっきり可愛く見え、目が話せなくそれどころではなかった。

「な、なによ。早く決めるよ。」

 みられていることに気づいた咲良は少し恥ずかしそうに言った。

「う、うん!じゃーもう今日は思いっ切ろう!背脂豚骨食べたい!!」

 咲良の可愛さにカロリーという概念を忘れ、今日を楽しむ決心をしたように染は言った。実は染も食べてみたかったのだろう。

「そうだね。じゃあここ行こう。なんか有名っぽいし。」

 染に乗せられ、思ったより早く行き先が決まった。

 目的のラーメン屋に向かう途中、多くのラーメン屋の前を通り、空腹具合が頂点に達したあたりで到着した。

「らっしゃい!」

 二人はその店主の言葉に少しの感動すら覚えて山内されたカウンター席へと案内された。久しぶりに入るラーメン屋の雰囲気に咲良は少し舞い上がっているようだった。

「結構種類あるんだね。咲良どうする?」

 そう言って隣を見るとそこに咲良はいなかった。そこには我を忘れたようにメニュー表に目を輝かせ、ワクワクしている咲良ではない咲良がいた。

「さ、咲良・・・?」

 染は咲良本人にかどうか確認するように名前を呼んだ。咲良は自分の世界に入り込んでいたかのように周りが見えなくなっていた。

「え?え、あー、うん。じゃーこれで。」

 咲良は名物と書かれた背脂豚骨らーめんを指差した。

「おっけい。すいませーん。この名物背脂豚骨らーめん2つお願いします。」

 非常に淡々と注文を済ます染をじっと見つめた。

「なんかすごい慣れてるね。もしかして結構来る?」

「いやー実はね、前は結構きてた。まぁでもすごいひっさしぶりで結構楽しみ。」

 前はという言葉に咲良は少し引っ掛かりを感じた。そして表情が変わった。

「もしかして一葉くんとも来てたりした?」

 先ほどのメニュー表で興奮していたものとは思えないほどの眼光で染を”見つめ”た。

「いやーー、まぁ、きてたりもしてー、た、かな?あはは。その目ホントに怖い。」

 染はびびりながらも素直に答えるが、咲良の顔が見れないどころか咲良のいない方向に顔を向けた。

「へぇ〜。」

 声はいつもと同じだが、顔が笑っていないということは染はわかっていた。

 そんなやりとりをしているとらーめんがやってきた。

「背脂豚骨らーめん2丁お待ち!!」

 店主であろう人物が少し荒っぽくらーめんを目の前においた。

「おー!きたきたー!」

 さっきまでのおやりとりを忘れたように振り返りらーめんを食べようとすると、隣いたはずの人間が再び遠望を遂げていた。いや、もしかしたらこれが真の姿なのかもpしれない。染はそう思った。

 そして染は無意識のうちにスマホを向け写真を撮り、らーめん咲良というフォルダを作った。

「咲良。麺伸びちゃうよ。」

 染はらーめん咲良を堪能したい気持ちもあったが、必死に堪えて咲良の肩を揺すった。

「そ、そうだね。それじゃぁ、い、いただきましょうか。」

 そう言って咲良は箸を手にした。

「う、うん。顔、怖いよ。」

 そんなことは今の咲良の耳には全く届いていない。

「いただきます。」

 咲良はついに念願だったラーメンに箸をつける。染は咲良がラーメンを食べる瞬間を今か今かと待っている。そして麺を持ち上げ、口元に近づける。耳に髪をかけ、いざ実食という瞬間に染はゴクリと唾を飲み込んだ。

「食べないの?」

 染の視線に気がついた咲良はこう言ったが、染は全く動じなかった。

「うん、先食べて。私はもうちょっと冷まさないと食べられないから。」

 染は咲良だけをまっすぐ見て言った。

「そっか。わかった。」

 いつもだったらこんな染を不審がる咲良だがラーメンの手前少しアホになっているようだった。

 そして待ちに待ったその時がやってきた。

 咲良はラーメンを口の中に入れ、綺麗にすすった。そして咲良は天井を見上げた。染にとってその姿は言葉にできないくらい美しく見えたのだろう。気がついたらカメラを構え、写真と撮り、動画を撮っていた。

 天井を見上げてから数秒、咲良はバッグからヘアゴムを出すと、髪を後ろでまとめ出した。染はもちろん動画を撮っている。すると、咲良の目つきが豹変した。まるで獣を追う虎のような、先ほど染に向けたものとはまた違った鋭さを持った眼光になった。それからは早かった。卵、焼豚、海苔、メンマ、玉ねぎ、麺を全て平げた。そして完飲。

 染はあまりの出来事に目を離すことができなかった。きっと染以外の周りにいた客、店主も同じ顔をしていた。

「何撮ってんのよ。麺のびるよ。」

 器を空にし終わった咲良にそう言われるまで染を含めたその他大勢はまるで呼吸をも忘れているようだった。それほどまでに豪快に食べていた。

「う、うん。そーだね。い、いただきまーす。」

 そう言って染もやっと食べ始めた。

「はい、嬢ちゃんたちにサービス。うち特製の餃子!」

 咲良の食べっぷりに感動した店主からまさかの餃子のサービスに咲良は少し戸惑った。

「いや、でも悪いですし・・・。それに他のお客さんに見られたら・・・。」

 そう店主に言うと、なんと店主は親指を突き立て、満面の笑みをしたいた。店主だけじゃない。周りを見渡すとなぜか全員がそのサインをしていた。染もしていた。

「そ、それじゃぁ。ありがたく頂戴します。」

「おう!!」

 咲良はなんだが恥ずかしがっていたが、餃子を食べたとたんそんなものは吹き飛んだ。さっきと違うところは、ゆっくりと笑顔で食べていたことだ。その時染は箸をおき、再び咲良をカメラに収めた。

 染もらーめんを食べ終わり、二人はお会計を済ませた。

「ご馳走様でしたー!」

 二人はそう言ってお店を後にした。

 その後、その場に居合わせた店の常連客の間で伝説となっていたことを咲良は知る由もない。

「美味しかったねー。まさか咲良があそこまでラーメン好きだとは思わなかった。ものすごい食べっぷりだったよ!」

「え、そんなに?まぁ美味しかったけど。食べ方とか変じゃなかったかな。」

 もちろん自分の姿は自分じゃ見えない。そのため、あの食べっぷりの自覚が咲良にはないのだ

「うん。変というか、凄かったよ。動画見る?」

「・・・み、見る。」

 凄いという染の言葉に、自分の姿を見ることに少しのためらいがあったが、自分がどんな食べ方をしていたかはすごく気になるため、見ることにした。

 自分の姿をみた咲良は顔を赤くして動画を消そうとしたが、染のとんでもない反射速度と絶対に消させないぞというオーラに負けて動画を消すことはできなかった。

「もうラーメンなんて二度と食べない!」

 恥ずかしさのあまりラーメンを食べない宣言をしてしまったが、本当はもっと行きたいと思っている。咲良にとってのラーメンの美味しさはその程度の恥を軽く上回っていることを咲良自身も気がついていた。もちろんそのことは染も察していた。

「じゃーまた来週いこっか!」

「・・・うん。じゃあ行く二日前までケトしないとね。」

 ケトとは、ケトジェニックダイエットのことで、糖質の摂取を極限まで減らすダイエット方法だ。ただ、急に止め、糖質を急激に摂取するのもまた体に悪いため、二人はラーメンを食べる二日前まで、という期限を持って行うことにした。

「あ、うん。そだね。」

 二人はあくまでもスタイルや肌に気を遣うことを惜しまないため、こういった高カロリーなものを食べるときには必ず調整をする。また、それができる。 


 食事を終えた二人の話題は次にどこへ行くかのについてになっていたが、咲良の一言で一瞬にして決まった。

「カラオケ。」

「ホントカラオケ好きだねー。」

 咲良は歌を歌うことが大好きだ。そこまで歌が上手というわけではないが、本当に楽しそうに歌う。先ほどのラーメン屋ともまた違う、いつもと違った咲良がそこには現れる。

「じゃーまずスーパーだね。」

「うん。」

 二人はカラオケに行く前に必ずスーパーによる。目的は水だ。二人が行きつけのカラオケにはドリンクバーが豊富だ。だが、水がない。ないこともないが、それはコップを濯ぐようなのであまり使いたくないのだ。そこで二人は2Lの水を一本ずつ購入してから向かう。

 入店し、受付を済ませた二人は案内されて部屋へと向かった。

 二人でカラオケに行くとには採点を入れることはまずない。うまく歌うことより音楽を思いっきり楽しむ目的できているからだ。かと言って、はしゃぎ倒すわけではない。自分なりに真剣に歌うことの方が多い。そんな楽しみ方が二人とも好きなようだ。

「先に歌うね。」

 そう言って咲良は最初は同じ曲を歌っている。ミディアムバラードの落ち着いた歌だ。染にとっては何度も聞いたことのある歌声だが毎回うっとり聞き惚れてしまう。先ほども言ったが線は別段歌が上手いわけではない。だがその容姿と気持ちのこもった歌声に勝手に引き寄せられてしまう。

 次は染の番だ。染も最初はいつも同じ歌を入れる。染も咲良と似たような曲調の歌を歌う。染と違うところといえば、本当に歌が上手だ。澄み渡った歌声が聞いている人間の心を豊かにする。そんな染の歌が咲良は大好きだ。

 そんな感じで歌いあい、お互いの歌を聞き合っている二人の間にスマホをいじる余地なんてどこにもない。


 そして一頻り歌いきり、休憩タイムに入った。

「ねぇ染。セックスってどんな感じなの。」

 咲良の唐突かつおぞましい質問に染はくちに含んだ水を吐き出しそうになった。

「え、な、な、何だよ急に!」

 咲良がそんな質問をしてくるなんて予想もしてなかった染は酷く動揺した。

「いや、私したことないから気になって。」

 まるで勉強でもするかのように淡々と質問をする咲良の純粋な性格に染は落ち着きを取り戻した。

「んー、いやではないかな。まぁ正直なこと言うとむしろ好きかもなしれない。当時は一葉のこと好きだったし。当時はね。当時。」

 当時という単語を強調しながら結構赤裸々に話した。

「経験人数って聞いてもいい?」

 咲良は染の好きという言葉からきなったことを躊躇うことなくストレートに聞いた。

「一葉だけだよ。安心してくださいな。」

 一葉だけというちょっとした特別感にむかつきながらもその感情は不思議と抑えることができた。

 その後も咲良のセックスに関する質問責めが続いた。逆に染も質問をしてみることにした。

「咲良はセックスしてみたい?」

「興味はある。ただ今は染とでもしないよ。」

 この言葉に染はえらくドキッとした。

「・・・なんで?」

「学生として逸脱してるみたいなことは微塵も思わないし、セックスすればきれいになれるらしいけどなんとなく今じゃない気がするんだよね。私にとっては。」

 染は改めて咲良って凄いなと思い知った。

「正直私は桜とだったら全然したい。セックスとは言わないかもしれないけど。」

 染は咲良なら光れないだろうとという確信があったため、あえて正直に話した。

「私もそうなのかもしれない。今までそんな感じの場面に遭遇してないからってだけかもしれない。」

 咲良のこの満更でもない発言によって少しの沈黙が生まれる。

「じ、じゃーこ、こ、ここ、今度、お、襲うね。」

 染はとても緊張しながら、勇気を振り絞り、沈黙を破った。

「う、うん。期待とくよ。」

 なんだか立場が逆転したように咲良は微笑んだ。

「そろそろ帰ろっか。」

「う、うん・・・。」

 染はものすごく疲れた表情でお会計を済ませた。ちなみに今回のカラオケはいろいろ込みで染の奢りだ。

「じゃー今日は私が送るね。」

 染は疲れ切った顔でそう言った。

「う、うん。お疲れのところありがとう。」

 染は誰のせいだと思ってんだと心の中で優しいツッコミを入れた。

「ラーメン、美味しかったね。本当に。」

「うん。後で動画送るね。」

「いらない。絶対にいらない。」

 しばらくこんな会話が続き、気付いたら咲良の家のスフ近くに来ていた。

「じゃ、ここまででいいよ。」

 咲良は優しくそう言ったが、染は首を横にふった。

「いやだ。家まで行くもんね。」

「そっか。ありがと。」

 そして咲良の家の前につき、お互いが「じゃあね」と言い合い染は後ろを向き、帰ろうとしていた。

「染!」

 いつもより大きい声で名前を呼ぶものだから「はいっ」と言って振り返ると急に何も考えられなくなった。そして、今まで感じたことない暖かさが頬と唇に伝わってくる。咲良の優しく温かい手と柔らかい唇の感触に脳が全く働いてくれなくなった。だが、ずっとこのままでいたい。そう思った。

 咲良が唇を離した瞬間、今度は染が強引にキスをした。舌を使ったわけではないが自分とのキスの違いが咲良にははっきりと伝わった。そのまま数秒動かなかった。

 しばらくしてお互いに唇を離すと、咲良は恥ずかしさのあまり顔を見ることができず、染のおでこに自分のおでこを乗せ、目を見ないようにした。

「染、私はファーストキス、あげたからね。」

 そう言うと咲良は玄関を通って家に入った。

 染はそれから5分ほど動くことができなかった。ようやく動いたと思ったらふらふらだ。頭の上に星が回っているのが見えそうなほどふらふらだ。そんなふらふらの状態で無事家に帰ることができた。しかしいつもの何倍も時間がかかった。

『私はファーストキス、あげたからね。』

 この言葉を思い出すたびに染はニヤけた。

「あー。咲良の唇。柔らかかったな〜。うふ、うふふ。」

 若干気持ち悪いがそうなるくらいのインパクトがあった。


 一方咲良は、玄関の扉を閉めた途端に腰が抜け、ドキドキあい、息が切れていた。

「咲良〜。おかえ、り!!!どうしたの!大丈夫?」

「お母さん・・・、全然大丈夫じゃない。部屋まで運んで。」

 出迎えてくれたお母さんの力を借り、自分の部屋に戻ることができた。

「どうしたの?」

 咲良をベッドに座らせると、心配そうに咲良に質問をした。

「いや、ちょっと友達と走って帰ってきただけだから。もう大丈夫。ありがとう。」

「そう・・・。ほどほどにね。」

 咲良は染との関係を家族には話していない。同性との恋愛を理解してもらえないといかそう言ったこと以前に。親に恋愛してるところを見られたくないのだ。


(染、なんか、凄かったなぁ)


「ピロンっ」

 咲良のスマホがなった。染からのメッセージだ。咲良のラーメン捕食シーンと題して動画やら写真がたくさん送られてきた。咲良はそのメッセージに既読をつけて返信をしなかった。

「ピロンっ」

 また咲良のスマホがなったと思ったらまた染からだ。染からのメッセージを見ると咲良は顔を明るくして、スマホの電源を切らず枕に顔を埋めた。

 スマホの画面にはこう書かれてあった。

『咲良のファーストキスはしっかりといただきました。こってりとしたニンニク味だったよ」

 染は咲良にささやかな反撃をしたが、咲良には大ダメージだった。


 そして二人は明日から始めるケトジェニックのメニューを考え、眠りについた。






 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます!

自分で書いてて凄い魅力的な子達だなとつくづく感じます。

次回はまだどうなるかわかりませんが、お楽しみに1

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