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TRUE ABILITY  作者: 平井泉
8/20

07-イベント発生!賞品は家?

ワイルドスライムを倒して数日・・・

一向に他のボスのおふれは出されなかった

「あぁ いつになったらボスのおふれが出るんだ?」

「私に言われても・・・でも新しいボスのおふれが出るまでいろんなおふれを成功させて強くなっておくべきですよ」

「まぁそれもそうだよな」

すると宿屋の階段をドタドタと剛が上がってきた

「おい!明日町でイベントがあるぞ!!」

「イベントって何をするんだ?」

「なんか3人1組でチームを組んでやるやつみたいだぞ」

「んで?賞金は?」

まずはそれを聞かないとやる気が起こらない

「それが 家がもらえるらしいんだ」

俺はつい大声を出してしまった

「家?!」

このゲームでは宿屋ではなく家を買うことができるのだ

長く続けるのだから家ぐらいはなくては困る

しかしゲームといっても家は本物並みの値段で

結構強くないと手に入れることはできない

「それじゃぁ強物ばっかが来るんじゃねーか?」

「それを覚悟でやるといっているんだ

 それにこれはゲーム、プレイヤーとの殺し合いということはないだろう」

確かに剛の意見も一理ある

「しょうがない やるか 

 優はどうする?」

「私は二人の意見に賛成です」

「あんまり無理するなよ」

「はい 分かってます」

「そういえば剛、リッキーは連れて行けるのか?」

「あぁ ペットは持ち込んでもいいそうだ

 他にフレンドを使うやつだって少なくない」

「よかったですね リッキーさん」

リッキーは喜んだのか一鳴きした

「じゃぁ俺は参加申し込みに行ってくるからゆっくりしていろよ」

確かにイベント前にヘトヘトになっていたら意味がない

リッキーは優になついたのか優のひざの上で丸まって寝てしまった

「では私も寝てしまいますね」

「分かった俺は剛の帰りを待ってるよ」















どれだけたっただろうか剛が帰ってきた

「参加申し込みはした 明日城に集合だそうだ」

「OK 分かった」

といきなり俺は睡魔に襲われ寝てしまった













「・・て・・さい おき・・ださい」

なんだうるさいな気持ちよく寝ているのに

「起きてください 遅れてしまいますよ」

と優の声が聞こえてきたのでしぶしぶ起きることにした

「神谷くん今日はイベントがあるから早く起きなくてはいけませんよ」

「あぁそうだったな すまんすまん」

「おい健今起きたのか早く行くぞ」

剛にせかされ急いで靴を履き出かける

「城に行く前に いろいろよってこうぜ」

「だめだ お前が寝過ごしたせいで周る時間がなくなったんだ」

「そうですよ 早くお城へ行きましょう」

と俺の意見は却下され城へ向かうのであった

城に行くともう何十組という人達がいた

「結構重装備のやつがたくさんいるぞ」

プライバシーによりレベルなどまでは分からないが

そこら辺の武器屋や防具屋で売っているようなものではなかった

すると城の中から王が現れて

「え〜今回のイベントに多数の方に参加していただき真に光栄です

 では今回のイベントを始めたいと思います

 ドラゴンの巣に行きドラゴンの牙を持ってきてください

 持ってきたらさらに持ってくるものを言います

 最初に私の言う5個のものを持ってきたら

 優勝賞品の家をわたします」

それを聞いた俺らは

「ドラゴンって超強いじゃん 最初からこの難易度はないだろ」

するとさらに王の話は続いた

「しかしそれでは不平等だという人もいるでしょう

 そこで チームの力量にあわせてステージの難易度を変えてやる

 これは悪魔でイベントです平等に楽しくやりましょう」

このルールが作れるのもここはゲームの本部みたいなところだから

その程度の設定ならすぐできる

しかしそれを利用するため王と仲良くなりこのゲームからの奪取をしようとするやつがいるが

そのようなときは問答無用でゲームオーバーつまり死を意味する

「さてと 俺らに合わせた力量なら他の強いやつらにも勝てる可能性がある」

「そうですね さっそくドラゴンの巣に行きましょう」

俺達はこのイベントで勝つことができるのか

そして俺は二人と一匹の仲間を連れてドラゴンの巣に向かった

  



ドラゴンの巣に向かった3人

ここで新たな仲間を加える

3人はドラゴンの牙を手に入れられるのか

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