19-リゲル・ブラウン
リゲルが先に動いた
そのとき俺はリゲルの強さを確信した
目にも留まらぬ速さで剛を攻撃する
次に優へと襲い掛かる
立っているのは俺と薫と リゲルだった
「さぁ さっきの威勢はどうした?」
「こいつ只者じゃない」
すると薫が俺に耳打ちしてくる
「私が援護するから お兄ちゃんは突っ込んで」
「分かった」
俺は返答するとリゲルに突撃した
「ツインソード!!!」
リゲルは俺に対し剣を構える
俺はそれを見てから高くジャンプした
すると後ろで構えていた薫が エネルギーガンを撃つ
俺は跳んだ後リゲルに剣を向けた
「必殺天空斬り!!!」
これで二人はリゲルを倒したと思った
しかしリゲルは立っていた・・・
エネルギーガンと俺の剣を器用に持っていた二本の剣で止めていた
「俺を倒せると思ったか?
甘いな このゲームでは油断こそが
死の道につながっている」
しかし俺はあせることはなかった
そう 俺はあいつらのことを忘れていなかったからだ
リゲルの後ろには二つの影があった
そしてリゲルを前へと倒した
それは他でもないリッキーとエミューだった
「油断したのはお前だったな」
俺が最後にとどめをさそうとしたとき
後ろから大きなエネルギーが集中しているのを感じた
「お兄ちゃん どいてて」
エネルギーをためていたのは薫だった
この強大なエネルギーだ
倒れていた優と剛を安全なところへよせる
「狼ちゃんこっちにきて」
リッキーは薫に呼ばれて薫のところに行く
「フュージョン!!!」
薫がそういうと拳銃にリッキーがみるみる吸い込まれていく
「必殺 ウルフガン」
すると次の瞬間大きなエネルギーとともにリッキーが放出された
それは見事リゲルに命中し、リゲルの頭にはゲームオーバーの文字が出ていた
「薫さっきの技は?」
「私は何でか知らないけど 最初から私には2つの能力があったらしいんだ」
俺の妹ながら恐ろしい
俺は身震いした
しかし フュージョンを使っていた薫は雰囲気が違った気がする
まさか、俺みたいにいきなり力がみなぎってくるからなのだろうか
今はなんともいえないが俺ももうひとつの能力があるかもしれない
きっといつか使える日が来ると思う
その日まで俺たちはいつもどおり旅を続ける
そして俺と薫は優と剛を起こして町へ戻るとした
その途中剛が聞いてきた
「なぁ健 あのリゲルってやつなんで神殿なんかにいたんだ?」
「さぁ俺に聞かれても」
そこに優が割り込んできた
「きっとリゲルさんもクリアしたかったんですよ」
優の意見に俺と剛は驚いた
「なんで?」
「見方殺しの軍団決して自分から入ろうなんて人はいないと思います
脅されて入った人もいると思います
だからコソコソとボスを倒していたんではないでしょうか」
優の意見を聞いていると俺はリゲルを倒したことに後悔した
すると剛が
「健、気にするなあいつは俺たちを殺そうとしたんだ
倒さなければ殺されていた」
俺は何もいえなかった
というより剛の言葉はもう俺には届いていなかった・・・
リゲルを倒した健たち
しかし町に帰ってみて気づく
「金が全然ない・・・」
そして町で儲かる情報を小耳に挟む
健たちはお金を稼ぐことができるのか!?
これから読書の意見も取り入れていこうと思います
もっとこうしたほうがいいというところがあったら
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