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TRUE ABILITY  作者: 平井泉
16/20

15-サウザントゴーレム

「朝ですよ〜」

優のフライパンをおたまで叩く音とともに目が覚めた

数日前のイベントの日から宿屋ではなくこの家に住むことになった

この家は宿屋よりきれいで

一階にリビングやキッチンがあり

二階には4つの部屋があった

俺たちはそれぞれ二階の一部屋ずつ使っている

俺が部屋から出て下に行くともう朝ごはんの準備がされていた

「遅いですよ 早寝早起きですよ」

「すまん ところで剛は?」

「もうおふれを見にお城に行きましたよ

 健くんも早くご飯食べてくださいね あと明日の当番は健くんですよ」

「分かってるちゃんと作るから・・・」

俺たちは3人順番で飯を作ることにしている

俺は皿の上に置かれているハムエッグを口の中に入れると剛を追いかけることにした

「いってらっしゃい」

「あぁ いってくる」

城まで行くと剛が一つのおふれをとっていた

「おーい 剛何のおふれとったんだ?」

「健か・・・実は新たなBOSSのおふれが出ていたんだ

 それは古代の神殿に現れる サウザントゴーレムとアイスマジシャンだ」

「古代の神殿ってことはまたゴーレムのところに行くって事か」

「あぁ じゃぁいったん家に戻って早速行こう」

俺たちは家に戻って優にこのことを伝えると

早速古代の神殿へ向かった















やはり入り口はゴーレムによりかためられていた

「俺たちはゴーレムは一回倒しているんだ

 すぐ倒すぞ」

「分かりました ではいきましょう」

俺たちはゴーレムに真っ向から勝負した

しかしさすがに本物のゴーレムは強く

攻撃スピードも速かった

「ちくしょう さすがに本物は強いな」

「落ち着け 行動パターンとかは一緒だ」

剛にいわれたとおり一つ一つを慎重にかわして攻撃した





「ふぅやっと片付いたかな」

「よし 奥へ進もう」

神殿の中は凍り付いていた

「うぅ寒いです」

「大丈夫か優 よかったら上着貸すぞ」

「いいえ それでは健くんが寒いですし」

「俺のことは気にするな 着てろ」

優は俺から上着を受け取ると上に羽織った

たまに出てくる氷の化け物を倒しつつ奥へと進む

そして 大きな扉まできた

「ここか・・・」

俺は大きな扉を思いっきり開けた

「ほう 私の作ったやつらを倒すとは

 なかなかやるな」

と上のほうから声が聞こえたので顔を上げると

高い岩に座った青いフードをかぶった人がいた

「お前がアイスマジシャンか」

「そうだ そしてこいつが私の僕サウザントゴーレムだ」

するとアイスマジシャンが座っていた岩が動き出した

それは岩ではなく大きなゴーレムだった

「さぁ勝負といこうではないか!!!」

アイスマジシャンは呪文を唱えてサウザントゴーレムを凍り付けにした

「私とこいつのコンビは最強だ お前らなどすぐに倒してやる」

アイスマジシャンはまた呪文を唱えて俺たちの足を凍り付けにした

優はうまくその呪文から逃げ出していた

「さぁ我が僕よ こいつらを潰してしまえ」

「リッキー!!」

リッキーは自分で自分の足の氷を溶かすと次に俺たちの氷を溶かし始めた

「優こいつの弱点を探して来いリッキーだけじゃこいつを倒せない」

「健くんと剛さんは」

「俺たちはここでこいつを抑えるだけ抑えておく」

「分かりました エミューちゃん行きましょう」

優はエミューを呼ぶと一緒に連れて奥のほうへ走っていった

「優を逃がして正解だな」

と剛が言ってくる

「あぁ 正直今の俺たちだとこいつを倒すことはできない

 せめて優だけは逃がしておかなければ」

「ハハハ どうした早く来い!!!」

アイスマジシャンは呪文で俺たちを攻撃してくる

そしてその後にサウザントゴーレムが攻撃してくる

リッキーは俺たちの氷を溶かしながらサウザントゴーレムに攻撃する

俺たちは本当にこいつを倒すことができるのか

俺は優の無事を祈りながら戦った

優はこいつらの弱点を手に入れられるのか

そして倒すことができるのか

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