13-死神の鎌
「どうしたんだお前ら」
「シーマンにやられてしまって」
「お前たちもう諦めなさいもうお前たちを入れて5チームしかいない
途中死んだものや逃げ出したやつらが多数いてな」
「残り5チームの中で1位になれば家はもらえるんですね」
「もらえるが 死んだら元も子もないぞ」
「大丈夫です僕が守りますから それにこいつらがいますし」
リッキーとエミューは一鳴きした
「私だって足は怪我してますけど精一杯戦います」
「頼もしいな いいな無理だと思ったらすぐ逃げるんだ
最後の課題は死神の鎌だ」
死神・・・この世界で一番地獄に近いといわれる デスピラミッドに出るといわれている
俺がこわばっていると肩をたたかれた
「どうしたんですかそんなに怯えて私たちを守ってくれるのでしょ?」
優が笑顔で俺を元気付けてくれた
そのとき俺は今まで感じたことのないドキドキした感覚を覚えた
「あ・・あぁ」
そして俺は剛に応急処置をすると背負いなおしデスピラミッドへ行った
デスピラミッド内は薄暗くコウモリが飛び回っていた
「きゃぁ!!!」
「大丈夫か優」
「ありがとうございます健くん」
「健くん?」
「いぇもう一緒に冒険して結構立ちますしそう呼ばせてください」
「あ・・あぁ別にいいけど・・・」
するとひとつの扉の前についた
扉を開ける遠くに人影がいた
「ヒヒヒ 今日は客が多い 目的は私の鎌でしょうか?」
「そうだ!!!お前の鎌を奪い取る」
「奪い取る?ハハハ何をご冗談を私からこの鎌を取るなんて不可能
そこであなたたちに条件をあたえます」
「条件?」
「そうあなたの抱えている死にかけの男をこっちにわたしなさい
そうしなければあなたたちを皆殺しにします」
おれは一瞬迷った 剛をわたせば俺と優は死ななくてすむ
しかし剛を殺させるわけにもいかない
「その条件俺は断るぜ」
「ほぅではみんな見殺しということにしますか」
「優すまないな」
「いいえ 私も健くんと同じことを思っていました」
「よし!!!いくぞ ライトソード!!」
俺はライトソードを取り出し死神の鎌を封じる
その間にリッキーとエミューが攻撃をするが
「透けた!!!」
「私を倒すことは不可能 意味がわかりましたか
それではまずは女から」
死神は鎌を優に向けて飛ばした
俺は無意識のうちに優のほうへ走っていた
(俺が守るって決めたんだ!!間に合え!!!間に合え!!!)
ズカッというすごい音とともに血が周りに飛び散った
「健・・・くん・・・?」
俺は背中で鎌を受け止めた
「いや!健くん死んじゃだめ」
優の声だけがかすかに聞こえた
俺は死んでしまうのか?
こんなところで
あぁ 優ともっとこの世界で過ごしたかった・・・
そして元の世界に戻り楽しい生活を送りたかった
剛・・・リッキー・・・エミュー・・・そして優
さようなら・・・
健はいったいどうなってしまうのか
イベントの結末は!!!
いよいよイベント編最終話(仮)!!!




