00-ゲームスタート
近未来の日本では自分のひめたる力を引き出すためのソフトが存在していた
その名も「TRUE ABILITY」
みな自分の力を求めそのソフトを買った
あまりの人気にオークションにかけられるほどだった
そんなところにこのソフトを買った少年が一人
その名も神谷健高校生だ
しかし彼は自分の力が何なのか知るよしもなかった・・・
しかし俺もこれを買ったときは正直驚いた
ゲームショップで深夜3時から並んだ甲斐があった
家に帰ると俺は早速ソフトをゲーム機の中に押し込んで
スイッチを入れた
テレビ画面には
真ん中に
はじめから
と書かれているだけだった
早速はじめからのところを押すと俺はテレビ画面の中へと吸い込まれてしまった
目覚めるとそこには草原が広がっていた
すると奥のほうから小さなロボットがやってきた
「本日はTRUE ABILITYを購入していただきありがとうございますこれからゲームについて少しばかり説明させていただきます
私は説明するだけなのであなたの質問には答えません
まずここでは自分の力を引き出すことが目的で作られています
そのために本人のデータサンプルをとる必要があります
なので この説明が終わり次第ワープしますのでそこでデータサンプルをとってください
二つ目はこの世界での疲労・ダメージなどは本体のほうへ直接加わります
決して無理をしないでください
三つ目はこの世界での一日は現実の1秒にも満たない早さです
学生の方は時間を気にしないでゲームを進めてください
四つ目はゲームを始めたら頭上にレベル・HP・SP・称号が現れますので
それをよく確認して戦闘に役立ててください
また、HP・SPはあなたのデータサンプルにより決めさせていただきます」
長い説明だ・・・2時におきたから眠い・・・もうここで寝たい気分だ
「最後にひとつこのゲームで死亡すると本体も死亡します
またこのゲームを始めたら最後のボスを倒すまで元に戻ることはできません
ではがんばってください」
最後の2つの説明が眠気を跳ね除けた抵抗しようとしたがワープにより届かずデータサンプルをとるところにきていた
この世界で死んだら本体も死んでしまう・・・
だけど俺はやるしかない
ボスを倒し、自分の力を引き出し、生還するんだ
ここで死ぬわけにはいかないんだ!!!
連載第2弾です「戦うサンタクロース〜子供の喜びよ永遠に〜」と同時に進めていきたいと思いますのでそちらのほうも是非見てください




