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あの夏  作者: \(^o^)/
1年目~春季大会~
10/14

組み合わせ抽選会。  ※かなり長いです

大会の形式とか考えていたらこんなに字数が膨れ上がりました・・・。

見て頂けると幸いです。


2016.3.27 いろいろとおかしかったので変えました。

入学式の日に野球部集会が終わり、入学式の次の登校日となる月曜日には授業が始まり、授業ガイダンスがあった。

本来火曜日から授業ではあるが、野球部が春季大会組み合わせ抽選会のため公欠で抜けることになり急遽翌日に行われる予定だった進路指導をすることになった。

野球部8人を先に終わらせそのあと女子31人の進路指導をする、という形だ。


そして進路指導は順調に終わり2限目の終わりを告げるチャイムが鳴った。


田辺「全員集合しましたか。今から大山体育館へ行きます。」

9人「はい」

田辺「今日の予定としては(以下省略)」


予定としては

12時30分に大山体育館に入り13時から組み合わせ抽選会。

14時には終わる予定でそのあと大山体育館の会議室でポジションなどをある程度決め、近くの河川敷で練習。

15時30分には終電に間に合うように大山総合運動公園を後にする

というのが基本的な流れだ。



そして12時30分過ぎ。10人を載せたバスは大山体育館に着いた。

会場内はこれでもかというくらいに広いながらそれを埋めるほどの坊主頭・・・否、野球部員の姿がたくさん見られた。



大山県内の高校野球は全国でもそんなに強くないとは言われるレベルであるが、昨夏の参加チーム数は全国最多を記録した255チームである。

3年生が抜けて部員が集まらないチームや夏の大会だけ参加するチームもあるので、昨秋の大会は186チームの参加だったみたいだ。

春の大会は240チームが参加する。

また、夏の大会に向けて部員を寄せ集めてるチームもあるので夏の大会はあと10チームは増えるだろう。


トーナメントの形式であるが、基本的に決勝まで組み合わせは決まっており、優勝校と準優勝校は決勝で当たるように、優勝校と4位校、準優勝校と3位校が準決勝で当たるようにシード割り振りされる。そのシードはブロックの左端に位置する。

今回の場合で言うと前回大会優勝した清明学園が1番、準優勝した陽明が226番、3位の北岡青陵が121番、4位の今津青陵が106番・・・といった風に今回大会の場合はベスト16の高校までシードが割り振られる。

そのあとは前回大会の成績の上位から抽選を引いていく。もちろん前回大会参加していない場合は最後になるが、大山県内はなんといっても部員不足のチームも多く、複数のチームが出た場合は、去年の夏の成績(独立で出たか>成績>連合の場合何年前に単独で出たか)を基準にし決める。

幸い今年は去年の夏の大会参加校しかいなかったためこの基準で決まる。

つまり野田は最後にくじを引く。即ちくじを引けない。ただただ239校の面子がくじを引くのを待つだけだ。



野田高校野球部9人+田辺は指定された席に座った。

そこで話しかけられた

「もしかして、今宮中学の北岡さんではありませんか。」と。

健人は嫌な顔をした。そこに大田が入った。

秀一「これは。夏の大会ぶりですね、清明学園主将の河合さん。まぁ覚えていないでしょうけど、野田高校主将の大田です。」

河合「あ~。覚えてる覚えてる。なんてったって自慢の打線を封印されたからなあ・・・。野田高校単独で出るみたいで。せいぜい恥をかかない程度に頑張れよんっ」

秀一「大丈夫ですよ、健人もいますしいい試合にはなりそうです。」

河合「野球は9人でするスポーツ。1人経験者だからって無理だろ考えろよまさか野田って実は頭悪かったり?」

健人「河合先輩、俺が清明入らなかったからってほかの部員に当たるのやめてください。河合先輩には言いましたが去年のあの試合の先輩たちの様子を見て入るの辞めたんですから。」

河合「北岡さんが言うなら仕方ない。引き下がろう。まぁせいぜい3桁失点はするなよ秀ちゃん♡」

ウインクしながらその場を去った

那奈「きもちわr 河合「あ?」」

那奈「なんでもないです」

健人「とりあえずあの先輩根はいい人だから・・・。俺が入らなかったせいで結構監督が怒ってるみたいで。とりあえず気にするな。

経験者は正平、直哉、弘もいるから3桁失点はまずないと思う。

さらに直哉なんか去年の試合でh」

直哉が顔を赤くしながら

直哉「やめてくれ~~やめてくれーーー」

健人「ま~ま~」

健人の胸をぽかぽかたたいていた。

と。その時だった。

「ただいまより、第86回大山県高等学校野球春季大会の組み合わせ抽選会を始めます。5番から16番のチームのキャプテンの方はお並びください。」

運命のくじが始まった。

「仁田高校、119番」

「大前青陵学園高校、225番」


くじも順調に進み残りも8チームになったが、次第に会場はざわめきだした。


なぜなら、Bブロック(16番-30番)のC(23番-26番)とD(27番-30番)ががら空きのためだ。

残りのチームは1回戦を最後まで戦うことすら難しいチームの集まりもあり、会場は異様な雰囲気に包まれた。


秀一は主将ということもあり、くじの列には一応並んでいた。

「宇井菱星、29番」

「野田、27番」


そしてあっという間に抽選会は終わった。


野田高校は27番。大会2日目に初戦が行われる。

対戦相手は・・・




大前農業・大前東連合だった。


河合×正平の絡みや野球経験者の中学時代はまた書いていこうと思います。

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