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第14話 魔法の鞄を買おう

主様(あるじさま)。盗賊を討伐したのは主様お一人ではありませんか!?」

 

 ギルドを出た途端、俺にだけ聞こえるようにイリスが抗議の声を上げてきた。怒っているというより納得できない。

 そんな気持ちを隠そうともしていない表情だ。

 

「まぁちょっと不正っぽいけどな。手っ取り早く迷宮に行きたいんだよ。イリスが戦えそうにないなら取らなかった手段だけど。問題なく戦えるなら、必要なところまでは手っ取り早くあげた方が良い。まぁ、先に俺がCランクになって、一人で迷宮に潜るのをイリスが由とするなら話は別だけどね」

「ぐっ、それは……主様の手柄を横取りしたみたいで、申し訳ない気持ちがとても強いですが……そういうことなら仕方がありませんね」

「そんなことより買い物にいくよ」

「武器防具ですか?」

「それもあるけど、先ずは魔法の鞄を買いにいく。色々と誤魔化すために必要になるだろうからな」

「承知しました。他の魔道具はちょっとわかりませんが……魔法の鞄なら有名な工房があるのでそこに向かいましょう」

 

 魔道具屋は商業区と製造区の両方にあるそうだが、製造区の方に向かうことにした。

 スキルも複製できるだろうし、うまくすれば経験も複製できるだろうからな。

 まぁ、それがなくても、実際に職人の腕(スキルレベル)を見て買えるんだから良いだろう。

 

 

 

 そうしてイリスの案内で向かった先は、鞄専門店だった。

 

「ここは、元々はただの鞄屋さんだったのですが、10年ほど前に経営が悪化してしまったそうです。

 その折、王都で宮廷錬成師をやっていた息子さんが帰郷して、売られている好きな鞄を魔法の鞄に加工するサービスを始めたところ、これが大いに受けて今や押しも押されもせぬ人気店なんですよ」

 

「そんな高いものぽんぽん売れないだろう?」

「それが……元々、この街の職人や冒険者の間では人気が高かったんです。魔法の鞄じゃなくてもですね」

「なら、なんで経営悪化なんてしたんだ?」

「ここで作られた鞄は、丈夫すぎてそうそう壊れないんですよ。職人が普通に使っている分にはまず壊れませんし、冒険者でもそろそろ買い換えかな? って思う頃には、魔法の鞄が買えるようになっている感じで……

 それに、ただの鞄としてはちょっと割高で、人によっては安物を何度も使い潰す方が安かったりするので、必ずみんなが買うというわけでもないそうです。

 今は違いますが、経営が悪化した当時は取り扱っている鞄の種類も大中小の3つしかなかったようですし……」

 

 丈夫すぎて一度買ったら、二度と買いに来ない……リピーターが少ない店だったか。

 紹介で買いに来ることは多いだろうが、それも数が限られてくるしな。みんなにいき渡ったら、それでおしまいという訳か。

 

「ですが、今はここで買った鞄はいつでも魔法の鞄へ再加工してくれますから、また普通の鞄も売れるようになっているようです。

 息子さんが来てからは鞄のデザインや種類も増えて豊富ですし、魔法の鞄として見たなら値段的にもお得なんです。

 それに、高い買い物ですから、元々が丈夫なここの鞄はそういった面でも人気なんですよ。

 前はこの街だけで知られていた工房ですが、今では他の街にいても名前を聞くほどの工房にまでなっています。

 私がいた部族にもそこの鞄を持っている者がいて、自慢されました」

 

 

 

 店の外観は、人気店という割りにはほぼ民家といった(おもむき)だ。

 店内に入ると、店の外観から予想した以上に狭い。

 恐らく、敷地面積の殆どは工房に()かれているのだろう。

 店の奥にいくつか気配を感じる。恐らくそこが工房の心臓部なのだろう。

 生活空間らしき二階に、じっと動かない弱々しい気配があるのが若干気になるところだ。

 

 店員さんは、人当たりの良さそうな50歳くらいの男性と、同じ年くらいで同じく人当たりの良さそうな女性だ。

 俺達の他に客はいない。

 

「やあ、いらっしゃいませ」

 

 やや低めの声でははあるが、渋いというより落ち着いたとか人を不快にさせることがないといった表現がしっくりくる声だ。

 

「すみません。魔法の鞄を取り扱っていると聞いてきたのですが……」

「当店では、ここにあるすべての鞄を魔法の鞄に加工することができますので、お好きなものを選んでいただければ、すぐに加工しますよ?」

 

 なるほど、前情報の通りだ。

 

「何か、選ぶ基準とかってありますか?」

「魔法の鞄というのは、元々の鞄の収納容量を錬成と錬金を使って増やした魔装具です。ですので、大量にものを入れたい場合はやはり大きな鞄を買うことをおすすめします」

「容量っていうのはどれくらい増えるんですか?」

「施工者の腕によって変わってきます。私で、10倍から100倍といったところでしょうか。もちろん多い方が料金も割高になります。もう一つ、固定で増やすのではなく使用者の魔力に応じて増えるようにもできますが、この場合は、魔晶石が必要になるため、更に割高です」

「料金的にはどれくらいなのですか?」

「1倍増えるごとに、銀貨1枚です。使用者の魔力に応じて増やす場合は、金貨2枚となります」

 

 100倍まであげた状態で、金貨1枚か。100000リコ。日本円にして約100万円。

 使用者の魔力に応じて容量が増えるというのは、魅力的だけど、約200万円か。

 もともと、魔法の鞄が欲しいのは、俺のアイテムボックスを誤魔化すためとイリスのためだ。

 悩む振りをしつつ【真理の魔眼】を発動させる。

 

 【錬成】レベル4に【錬金】レベル4とともに高く、魔晶石の加工に使うのだろうか? 【彫金】もレベル3だ。【革加工】や、【縫製】といったスキルレベルが低いのは、彼自身あまり鞄の加工までは(おこ)なわないのだろう。

 ちなみに、女性の方は男性と同程度の【革加工】と【縫製】しかなかったが、【料理】スキルをレベル1ながら持っていた。

 料理くらい誰でもすると思うのだけど、スキルとして持っているのは初めて見た。

 未だにスキルを覚える条件とか、スキルレベルがどれくらいの価値が有るのかわからないけど……

 

「すみません。魔法の鞄に加工するところを見せて頂くことってできますか?」

「ええ、構いませんよ」

 

 よっしゃ。

 ならば、奮発しよう。

 対価になるかはわからないけど、高レベルのスキルを複製させてもらうわけだしな。

 

「イリス、小さな鞄を1つと、肩掛け鞄を1つ好きなのを選んでくれ。手早くな」

「はっはい」

 

 イリスの言っていたとおり、陳列されている鞄の種類は豊富だ。

 大きさも大小様々取りそろえられており、全体的に無骨なデザインが多いものの、一部ファッション性のある鞄も取りそろえられている。

 それでも、実用性>ファッション性ではあるのだけど。

 

 真剣な表情で、鞄をにらむイリス。

 

 そうして30秒ほどたった後、ようやく鞄を1つ選び、

 

「主様、失礼します」

 

 イリスは俺に鞄をあてて、「うんうん」と頷きながら満足そうにしている。

 

「あー俺の分を選んでくれたのか。ありがとうな。それじゃあ、もう1つずつ自分のを選んでくれるか?」

 

 俺の台詞で、勘違いしていたことに気がついたのだろう。顔を赤らめたと思ったら、今度は急に恐縮し始めた。

 

「え? こんな高価な物を……?」

「ああ。必要だからな。何度も言うように遠慮はするな。良いから選べ」

「あ、ありがとうございます」

 

 そう言ってぺこりと頭を下げ、もう30秒ほど悩んで俺と同じデザインで色違いの鞄を選んだ。

 それに、別の肩掛け鞄と、イリスが持っているリュックと同じサイズの大きなリュックを追加する。

 

「では、この小さい鞄を2つと、大きなリュックを1つ。後は、この肩掛け鞄を3つ、肩掛け鞄の1つは、魔晶石での加工。それ以外は、すべて100倍でお願いします」

 

 ちなみに鞄の値段は、大きなリュックが銀貨6枚、普通サイズの肩掛け鞄が銀貨3枚、シザーバッグサイズの小さな鞄が銀貨1枚だ。

 確かに割高ではあるが、噂通りに丈夫そうだ。

 丈夫そうな布をメインに、革と金具で部分部分を補強しているような作りだ。

 

「え、そんなにですか!?」

「何か不都合が?」

「すみません。私の魔力の都合で……今日できるのは、魔晶石での加工と100倍の鞄1つだけになります」

「なら、肩掛け鞄だけ先に加工していただけますか? 残りは、後日納品ということで。いつ頃できますか?」

「3日後にはできていると思います」

「では、今日は2つだけ受け取って、3日後にもう一度お伺いします。料金だけは今支払ってしまいますね」

「ありがとうございます。合計が……」

「71万7000リコですね」

 

 そう言って、金貨7枚と、大銀貨1枚、銀貨7枚を渡す。

 

「えっ? …………ああ、はい。計算するの速いですね……」

 

 ひとしきり紙に書いて計算した後、呆然といわれた。

 

「暗算は得意なんですよ」

 

 俺のセリフに、なぜか女性店員とイリスまでも驚いていた。

 まぁ良いか。

 

「それでは、加工をご覧に入れますね。魔法の鞄を作るには……まず、この空間属性を持った魔物の魔石を錬金して、触媒に変えます。【錬金】」

 

 さすがに何の魔物の魔石かは教えてもらえないが、こっそり【真理の魔眼】で確認する。

 

 『空間鳥(くうかんちょう)の魔石』が、水銀のような液体に変わり鞄の上で玉状になる。

「そして――【錬成】」

 

 淡い光が鞄を包み込んだと思うと、10秒くらいかけて水銀状の魔石が染みこむようにして鞄全体に広がっていく。

 さらに、10秒ほど経ったかと思うと、最後にパッと明るく輝き、光が消えてしまった。

 経験が入り込んでくる。

 

 よし……よし……これで俺は、名実ともに【錬金】レベル4、【錬成】レベル4だ。

 【錬金】は、物質変換……ではなく、物質の状態を変化させることが

 できるスキルのようだ。

 さっきみたいに、魔石を液体化させたり、鉄を柔らかくして整形しやすくしたりといった使い方をするみたいだ。

 鍛造とは違い、鋳造の剣ならこれで簡単に作れるようだ。状態を変化させるわけだから、鍛造の工程を知っていれば、その工程を模倣することはできるようだ。

 ただ、彼の知識では、実際に鍛冶師が鍛造した剣と、錬金で模倣して作った剣では、鍛治師が作った剣の方が断然優秀だということになっている。

 後は金属の精錬とかだな。

 どうやら彼の経験の中では、鉄鉱石の中から鉄っぽい何かを感覚的に取り出すというようなことしか、できていないようだった。

 それはそれで凄いのだけど、原子とか分子とかという概念が存在しないんだろうな。この世界の文明レベルでは。

 それを知っている俺は、純鉄から合金まで作りたい放題だな。

 先の鍛造の話も、炭化や酸化窒化等の鍛冶に付帯する事象や、分子のつながりの変化なども合わせて再現してやれば、良いだけのような気がするな。

 

 そして【錬成】。

 【錬金】がどちらかというと科学と親和性が高そうだったスキルだったのに対して、【錬成】は薬草から回復の要素だけを取り出して濃縮したり、物に魔術やスキルを付与させたり、といったことができるようだ。魔術やスキルは、魔石を使用することで魔石に込められた属性やスキルを付与する方法と、自分自身の魔術を付与する方法とがある。

 なので、レシピが必要なわけだけど、それは経験を複製することで知識として持っている。さすがは、宮廷錬成師。その知識はとても豊富だ。

 

「おお、ありがとうございます」

 

 いろんな意味で。

 

「それでは、次に魔晶石を使った加工に移りますね。専用の金具に、【彫金】でルーンを刻みます。これは内の鞄に合わせて専用に作ってもらったものです。そして、同じく【彫金】を使って魔晶石を金具にはめ込みます。そうしたら、この金具を鞄の中に取り付けて……【錬金】、【錬成】」

 

 先ほどと同じく淡い光に包まれ、合わせて2つの魔法の鞄が完成した。

 

「本日分の納品は、この2つとなります。それと、こちらは引換票になります。お名前を伺ってもよろしいですか?」

 

 肩掛け鞄を2つと引換票を受け取る。

 

「藤堂 恭弥です。恭弥がファーストネームで、藤堂がファミリーネームです」

「はい。トウドウ様ですね。アシハラのご出身ですか? 私は、ここで鞄の工房を営んでおります、アールと申します。こちらは、妻のジェンです」

「ご丁寧に、ありがとうございます。このたびは、非常に有意義でした」

 

 そう言って、辞去することを伝える。

 

「「またのお越しをお待ちしております」」

 

 アールさん夫妻に見送られながら、俺たちは店を後にしたのだった。

 

 

 

 

 アールさんの店を出て、ギルドへの道を急ぐ。

 なんだかんだで、時間をかけすぎてしまった。

 冒険者ギルドは24時間営業らしいが、それでも、あのゆるふわ職員は24時間営業ではないだろう。

 魔法の鞄とは違い、武器防具の職人は数が多い。

 じっくり見て回ると、流石に日が暮れるだろう。

 コレには妥協したくないしな。魔法の鞄を妥協したって訳じゃあないけどね。

 一度宿に戻るとしか伝えていないこともあり、何はともあれ、まずはギルドに向かい、用を済ませることにしたのだった。

 

「主様と居ると、金銭感覚が麻痺しそうで怖いですね」

 

 イリスがしみじみ言う。

 そして、それは俺も思う。

 どこかゲーム気分なのと、1リコ10円と数字が10分の1なのが拍車をかけている。

 そのせいにするつもりは、全くないけど。

 確かに、少しずつ目減りはしているが、まだ二人で遊んで暮らせるくらいのお金は残っているのだ。

 この後のことを考えると、やはり必要経費として割り切る他ないだろう。

 本来であれば、徐々にステップアップするところを、何段も飛ばして突き進むのだ。

 多少の出費は目をつぶろう。

 そして、準備が終わったら、少し締めよう。

 ただし、急に締めすぎないように。

 

「いまは、準備期間としてあれこれ出費しているだけだ。別に普段からこうというわけではない」

「そっ、そうですよね」

「資産管理はキチンとしてるから大丈夫だよ」

「ありがとうございます。主様」

 

 ギルドへの道を急いでいると、前を妙なグループが歩いていた。

 冒険者たちだろう。しっかりと、武器や防具を装備し、背中にはリュックを背負っている。

 そこまでは普通なのだが、一番後ろを歩いている男以外は皆黒い首輪をつけているのだ。

 

「なぁ、イリス。アレって……」

「冒険者のパーティですね。冒険者一人以外は全員奴隷みたいですね」

「奴隷?」

「そうですね……奴隷とは、闇魔術で縛られた者たちのことです。例えば、犯罪者はその罪に応じて犯罪奴隷になります。罪が重ければ、売られず炭鉱などで強制労働させられることになります。それ以外でも、借金や、口減らしなどの理由で、奴隷として売られることや、期間限定時自分を売ったりと様々です。単に比較の問題ですが、他国と比べミレハイムではあまり奴隷を見かけることはないそうです。冒険者は別ですが……」

「絶対裏切らない仲間が欲しいとか、そういう感じか?」

「はい。それに、冒険者は旅をしますから、そういった人はその方が都合が良いというのもあります」

「ミレハイムで奴隷が少ないのは、何か理由があるのか?」

「他国に比べて、奴隷の所有条件が厳しいとは聞くのですが、詳しくは知りません。申し訳ありません」

「いや、いいさ。奴隷に堕とされない方法だけ知っていれば、それだけでいいからな」

 

 借金には気をつけようと心に誓った。

 物珍しさにまけて前の様子を見ていると、冒険者の男が何やら奴隷の男に告げると一瞬首輪が淡く光った。

 それと同時に、あの首輪をつけたであろう人物の【闇魔術】レベル3と、経験、そして術技が複製される。

 複製された経験のおかげでわかったことだけど、あの首輪は実体化こそしているものの【闇魔術】の『スレーブ』の効果なのだ。

 そして、奴隷契約とは同じ【闇魔術】で絶対遵守の契約を(おこ)なう『コントラクト』と、従属の首輪をつける『スレーブ』との複合魔術だった。

 『スレーブ』は効果こそ永続ではあるが、それ単体では非常に弱い魔術で、人によっては簡単にレジストできる。

 そこで、『コントラクト』で『スレーブ』を受け入れ続けるように契約で縛るのだ。

 俺がかけられそうになった、『隷属』と同じ物かどうかはわからないけど、これと近い仕組みではあるのだろう。

 『スレーブ』の効果は、総じて3つ。

 

 ・(あるじ)に危害を加えることはできない。迫った危険を看過することによって危害を加えることもできない

 ・(あるじ)に与えられた命令は絶対遵守させられる。命令に抵抗しようとした場合でも、身体が勝手に動き命令は遂行される

 ・上記に違反しない限り、自分を自分で傷つけることはできない。迫った危険を看過することによって、自分を傷つけることもできない

 

 何というのか、ロボット三原則みたいだな。

 『スレーブ』の(あるじ)については、基本的に術者本人となるが、これは『コントラクト』で書き換えることによって、【闇魔術】を使えない者でも奴隷の売買ができるようになっている。

 ということらしい。

 

 まぁ、奴隷化方法はともかくとして、【闇魔術】は便利な術技が多そうだ。

 惜しむらくは、対人戦でのみ有効そうな魔術が多いことだろうか。

 元のスキル保有者が、そういう嗜好(しこう)だったのかもしれないが……

 魔物にも使えそうな魔術というのは数が少なく、それも限られた用途にしか使えなさそうだ。

 例えば、激痛を与える『ファントムペイン』はそれ自身に敵を傷つける効果はない。

 痛覚がある魔物には効くだろうが、痛覚がない魔物には無効だろう。

 

 それに何よりの問題が、対人専用の魔術を試し打ちするには、人体実験をしないといけないことだ。

 

 

 それでも、俺は望外に得たスキルに内心ほくそ笑みながら、ギルドへと急ぐのだった。

 

 

 ■改稿履歴

 手に入れた闇魔術が、対人仕様なのが駄目な理由を追記しました。

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