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ギルドと宿屋

城を出て華な屋敷が佇通りを抜け真っぐ


南に行くと庶民的な街並みが広がってきた。さっき


の通りは恐らく貴族とかが住んでいたのだろう。今


いる辺りは庶民的な服装や皮の鎧や金属製の鎧を着


た冒険者らしき人達がワイワイやっているのが見て


取れる。その鎧を着ている人達が頻繁に出入りして


いる場所を見ると、剣と盾が描かれている看板が掲


げられている。多分あれがギルドなんだろう。扉の


前まで行くと、内にも外にも開ける西部劇で良くあ


る扉があり恐る恐る開けると、そこには、左側に受


付カウンター見たいのがあり、五カ所ほど等間隔に


女の人がいて何か事務的な作業や鎧を着ている人達


の相手をしている。右側は、酒場みたいなカウンタ


ーと丸いテーブルが六個ほどあり一つにつき五脚の


椅子がテーブルを囲んでいる。そして、酒場の奥に


階段があり二階につながってるみたいだ。だが一番


目に付くのは、正面の一番奥にある掲示板で上にア


ルファベットが大きく書いてあり、その下に膨大な


紙みたいなものが張ってある。おそらくあれが依頼


表何だろ。上のアルファベットは、恐らくはランク


別に分けられているものだろう。取り敢えずどうす


るか考えていると、後ろから声が怒鳴り声が聞こえ


た。



「オイ!ガキ邪魔だ!どけ!!」



そう言っていきなり押しのけられぼーっとしていた


俺はよろけて床に手をついた。



「入り口にぼーっと突っ立ってんじゃねー!!」



見下ろされる形で言われちょっとイラっとした俺は


スッと立ち上がるとその鎧を着たゴリラみたいな奴


を睨み付けた。



「いきなりなにするんだ!」



「あぁ?文句あんのか?ぼーっと突っ立ってるからだろうが!」



そう言って顔目掛けて拳が飛んできたが、身体強化


のおかげか動体視力も上がっているらしく、スロー


モーションのように見える。飛んできた腕を掴むと


そのまま一本背負いのように投げて扉から外に放り


投げた。


「ぐがっがはっ!」



「なに!?」



「こんなガキにバラドが!?」



後ろにいた仲間だと思われる二人が驚きの声を上げ


た。すると騒ぎを聞きつけたギルド職員らしき筋骨


隆々の、四十代後半くらいのスキンヘッドのオッサ


ンが近付いてきた。



「おらぁーお前らなに騒いでやがる!」



「げぇ!副ギルド長!!」



とりまきの一人が驚きと恐怖の感情で叫んだ。



『副ギルド長か~なんかこいつらビビってんな?確かにゴツイけどな、元上位ランカーかな?』



「またお前等か!まだ説教が足らんらしいな?」



「ち、違う!このガキがいきなり「黙れ!一部始終見っとたわ!」」



ガン!ゴン!といい音が鳴り響いた!



「ぐわぁ!「ぎゃ!」」



頭を抑えて転げ回る二人を唖然として見ていると、


オッサンこと副ギルド長は今度はこちらを観てズン


ズンと近づいて来た。そして手を振り上げ手振り下


ろした。けして避けられないほどでもなっかたが、


俺も騒がしくしたので、拳骨をもらっても仕方ない


と思い避けずにいると、肩に衝撃がバンバンと二回


来た。



「お前さん見たことないな新人か?」



「・・はい、今日からお世話になろうかと思いまして。」



「そうかそうか!ガハハハ!新人なのにDランクのバラドをあっさりと倒すとわな!なかなか見所がありそうだ!」



そう言って豪快に笑いながら奥に引っ込んでいった


。その後姿を見送りあ然としていると後ろの受付か


ら声がかかった。



「そこの新人さん受付ならこっちよ。いっらしゃい。」



そう言って笑顔を振りまくネコミミの二十代前半く


らいの美人なお姉さんがいた。



『ネコミミキター!』



「あなた副ギルド長に認められるなんて、やるわね~!今後は私のいる受付に来てね!」



「あ~!ネネさんずるい!!私も狙ってたのに~!」



「あら、早い者勝ちよ!コローネ。」



『こっちの美人さんはネネさん、向こうのかわいい系はコローネって言うのか!』



「さて、じゃあさっさと登録しましょうか?それともお姉さんとお話しする?」



「・・・と・登録でお願いします。」



『ヘタレか俺は!!』



心の中でそうツッコんで、ネネさんの受付前まで行


くと紙のようなものをわたされた。



「それじゃ~これに記入してね!」



そこには、名前、年齢、種族、職業、武器、魔法、


と書いてあった。



「あの職業ってなんですか?」



「えっ・・職業しいらないの!」



「はい・・すみません。」



「まあいいわ、職業は教会で授かることができるの

自分の適性に合わせて人それぞれ違うんだけど、複数の中から選べて、授かると職業に合ったステータスが多くあがるのよ!」



「へ~そうなんですか!」



「じゃあ後で行ってみて授かったらまた報告に来てくれる。」



「分かりました。それで武器なんですけど、まだ持ってないんですよね~どうしましょう?」



「使う予定のものでもいいわよ!」



「分かりました。じゃあ剣っと!」



『やっぱり男なら一度は憧れるよね~!』



「魔法は今のところなしかな。(創造魔法はやばそう)」



「これでいいですが?」



「はい!じゃあちょっと待っててくれる?ギルドカードに登録してくるわ!」



そう言って奥に入っていき五分ほどで戻ってきた。



「はい!このカードにあなたの血を一滴たらしてね!そしたら登録終了よ!」



そう言って針とカードを渡された。指を針で少し刺


して血を出すと一滴カードにたらした、そうすると


少し光を放った。



「はいこれで登録完了よ!何か依頼受けていく?」



「いえ、今日は止めておきます。先に宿屋と教会に行ってみます。」



「そう、じゃあお薦めの宿屋を紹介してあげる。ギルドを出て右にまっすぐ行くと、二百メートルぐらい先に寿亭って宿屋があるからそこに行くといいわ。信頼できるところよ。あと、ギルドの詳しい事はこの冊子を読んでね。」



「ありがとうございました!それじゃあまた!」



ギルドを出て教えて貰った宿屋を目指して歩いてい


ると、芳ばしい匂いがしてきて辺りを見回すと屋台


でいろんな食べ物を売っているのが見えた。なにか


の肉を串に刺して焼いているものやスープみたいな


ものなどいろいろと、旨そうなものがあり腹の虫が


グーグーなっていたがまずは宿屋だと我慢して少し


早足になりながらも宿屋を目指した。しばらくする


と教えてもらった宿屋寿亭と書いてある看板を見つ


けた。



「ここがネネさんが言ってたところかぁ~・・・」



建物を見上げながら若干呆れながらそうつぶやいて


しまった。なぜならその建物は・・・



「派手すぎやで~」



と似非関西弁がでるほど派手な真っ赤な色で塗装さ


れた三階立ての宿屋だった。




インフルエンザの為ここまでです。後で編集します。

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