王都と王城
テータスを見てみると、レベルが上がって3になってるな。
レベル1アップで上がるステータスはHPMPは10ずつ力とかは
MAXの3上がってるな。それにしてもステータスがすべて
平均値を大きく上回ってるな。完全にチートだ!だからか!
あのゴブリンに投げた石がとんでもない威力だったは。
身体強化に集中してみると詳細が浮かび上がった。
『なになに、HP・力・体力・敏捷がそれぞれ十倍になる。ってことは、本当は全部平均値以下じゃん!レベルが上がってるのはゴブリン倒したからだろうし、ステータスの上がった数値まで分かるなんて便利だな。』
魔力強化は身体強化の魔力版でその他のステータス
が十倍になるみたいだ。後から聞いた話で、なにな
に強化は普通二倍しか上がらないらしい・・・・・
十分チートだった。それにスキルポイントが20っ
て普通最大レベル毎3なのに俺は10か・・・人に
言って大丈夫か?・・・そうやって黙って考えてい
ると
「太・・サマ」
「双太・・・様」
「双太様!」
「はい!」
「大丈夫ですか?ぼーっとしてましたよ?」
「あ・ああ、すいませんステータスを見ていて集中していました。」
「そうですか、それならば良いのですが・・・。」
「お嬢様もうまもなく王都に到着いたいます。」
「そう、ありがとうじぃ。双太様もうまもなくで王都に到着いたいます。到着致しましたら、そのまま王城まで行くことになります。」
「・・・そのやっぱり行かないとダメですか?」
「当たり前です!わたくしたちの命の恩人なのですから!」
「は~分かりました!」
そしてとうとう王都が見えてきた。10メートル以
上の城壁が数キロ先まで続いていてその周りを掘り
が囲んでいる巨大な跳ね橋があり有事の際には、そ
れが上がり中に入れないのだろう。城門につくと長
蛇の列ができていた。検問みたいなことをしている
のだろう。だがこの馬車は少し止まるとすぐに動き
出し城門を抜けた。さすが王族である。聞くとあの
列は商人の馬車の列で普通の通行人は身分証を提示
すればすぐに通れるらしい。そして城門を抜けたさ
きには中世ヨーロッパのような街並みが広がってい
たレンガや石材で作られた家や商店まばらに木材も
使って作られた建物もある。
「すげー!」
と思わず声に出して言っていた。
「ウフフフそんなに珍しいですか?」
「ああ、なかなか壮観ですね~!」
「自慢の街です!」
そう少し自慢げに胸を張りながら言ってきた。王女
様の外見は金髪と蒼い目に150ちょっとの小柄な
身長にたいして体型はボンキュボンな感じでE以上あ
りそうだ。目のやり場に困る。
「コホン!それであの遠くに見えるのがお城ですか?デカいですね~!」
結構遠くに見えるのによく見えるのは相当大きいか
らだろう。
「はい!あれがスコール王国の王城にして我が家です!」
間近に見ると某ネズミの遊園地のお城の五倍はある
だろう巨大な城は、また掘りに囲まれ跳ね橋がかか
っていて城壁も五メートルはありそうである。この
王都と城はなかなかの防衛がしかれているようだ!
中にはいると俺一人だけ客間と言うにはデカすぎる
場所に案内され王女様達は今回の事を説明にいった
らしい。客間にはでかいふかふかのソファがありア
キバのメイド喫茶にいるメイドしか見たことないけ
ど本物のメイドさんがお茶とお菓子を出してドアの
前待機していた。それに執事っぽい人も一緒に立っ
ている。お菓子とお茶を飲み食いしながら待ってい
ると謁見の準備が出来たと言われた。
『謁見って王様の会うって言うことだよな!マジかよ緊張してきた~‥失礼なことして死刑にならんようにせんと・・・。』