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今はただ・・・・・

作者: 風美 由雅

皆一緒の自転車での帰り道


私の前を走る君がマンホールの上を通ってコトンと音をたてた


私はその少し横を静かに通った


本当は君と同じところを同じように通りたいけど


わざとまねしてると思われるのが恥ずかしいから




私は君のことをよく知っているようで 案外知らないのかもしれない


君は誰にでも人気で


これからもっと


遠くに行ってしまうような気がして


何もできない自分がもどかしい


きっと君には彼女とかいるんだろうね


私のことは一人の友達としか見ていないんだろうね


君は私をおいて


私の知らない大きな未知の渦へとのみこまれていってしまう


それでいい


それでもいいんだよ


今はただ


君の姿がこうやって見ていられると安心するんだ


君のその優しい背中が永遠のような気がしてしまって


読んでいただき、有難う御座いました。

どんなことでもいいので、コメントを書いていただければ、と思います。

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― 新着の感想 ―
[一言] これも切ないですね… どうやったら、こういう話を思いつくんですか?
[一言] また、来ました。新作、期待してます。 花守。よんでくれたこと、感謝してます。 風美さんのおかげで、がんばる気がイッパイになりました。 風見さん、がんばれ!
[一言] 運動神経、音感、頭脳、そして作詞…… 神は一体この者に何物(なんぶつ)お与えになられるのか!? いや、変な言い方したけどすごい良かったってことです。
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