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エリス・ミドル  作者: 飴色茶箱
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2011年5月3日 任天堂3DS

2011年5月3日 


愛犬のチロの散歩から帰ると家に小包が届いていた。


「大輔、試験の結果じゃない?テレビ局からよ」


「ああ、ありがと、母さん。」


小包を母親から受け取った城戸大輔はちょっと緊張していた。


「ねえ、早く開けてよ。楽しみじゃない」


そわそわしている、母親を見つつ、小包を開けた。


中には一枚の紙と任天堂DSが入っていた。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

城戸大輔様、一次試験突破おめでとうございます。貴方の点数は九百四十八点で二千百八十七人中五十二位でした。


上位三百人までが二次試験へ進むことができます。


さて、二次試験は同送した任天堂DSとソフトを使っての試験となります。この任天堂DSは特別仕様ですので、必ず二次試験はこの本体とソフトをお持ちください。


集合場所、五月七日午前四時 読売新聞東京本社前 


P.S なお本体とソフトは試験日まで自由にお使いになって構いません。




あれ?二次試験って体力試験じゃなかったっけ?

と大輔は思いつつ、とりあえず、DSの電源を入れてみた。


テーブルゲーム・・・将棋、囲碁、チェス、五目並べ、はさみ将棋、リバーシ、麻雀、こいこい、七並べ。


モードは一般モード、通信モードの二種類。


少し遊んでわかったことは、全ゲーム、思考時間は一手、三〇秒、通信モードは選べなかった。同じソフトを持った者が近くにいないとできないのだろう。たぶん通信モードを使って対戦させるのか?


まいったな・・一通りルールは知っているが特別得意ってのが無いからな・・


とりあえずは、操作には慣れていた方がよさそうだ。もう少し遊んでみよう。


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