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エリス・ミドル  作者: 飴色茶箱
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2011年3月13日 届け救援物資!

2011年3月13日 

玄関のドアを開けて亜理紗は叫んだ。

「あばあちゃん!!亜理紗ですよーーーーーー」

しばらく待つと玄関のドアが開き初老の女性が顔を出した。

「あら、びっくり亜理紗ちゃんじゃない」

亜理紗の祖母は本当にびっくりした顔をしていた。

「えへへへ、びっくりでしょ?すごくない?すごくない?」亜理紗は嬉しそうに話しだした。

嬉しそうな二人を見つつ絵栗珠は亜理紗の祖母を見た。

年齢は60後半だろうか見た目はまだまだおばあちゃんという雰囲気ではないパワフルさを感じる。

「そちらのお嬢さんは?」絵栗珠の視線に気づいた亜理紗の祖母が聞いてきた。

「亀井絵栗珠と申します、亜理紗さんのお友達です」

「そうかい亜理紗!ずいぶん綺麗なお友達だねぇ」自分の孫も相当可愛いと思ってはいたが亀井絵栗珠の美しさは群を抜いていた。

「そだよ~かわい~じゃんでしょ」自信たっぷりに亜理紗はいった。

「わるかったねえ、亜理紗。連絡できなくて・・」申し訳なさそうに祖母は言った。

「ううん、無事だってわかって本当によかった」安心した表情で亜理紗は話す。

「ここまで、大変だったでしょ」

「ちょい大変だったけど絵栗珠さんが運転して来てくれたんだよ!」

「そうですか・・ありがとうございます」亜理紗の祖母は絵栗珠に一礼した。

「さあ、朝ごはん一緒にたべましょう。おにぎり作るから。お米ならストックがたくさんあるのよ」

亜理紗の祖母が言った。

「え~お米たくさんあるんだぁ・・カップラーメンた~くさんかってきたのに~」

「まあ!ありがとう。近所の人に配ったらきっと喜ぶわ」

「ほんと!嬉しいな~」

「ライフラインはどうですか?」絵栗珠が尋ねた。

「電気、水道は駄目ねえ、家が崩れなかっただけよかったんだけどねぇ」

笑いながら祖母は言う

「ここに車で来る途中、山の上なんですが携帯が通じるポイントがありました。連絡を取りたい方がいたらそこでなら取れると思います。車で10分ぐらいかかりますけど・・亜理紗さんもご両親に連絡した方がいいわ。きっと心配してるはずよ!」

「はい、そうします」

「さあさあ、まずは朝ごはん食べましょうよ絵栗珠さんも亜理紗ちゃんも」

「ええ、ありがとうございます」

少し疲れた顔に絵栗珠は笑顔を作ってお礼を言った。


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