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仙女の碁盤!  作者: あべもちけい
18/19

第18話 最終決戦×囲碁!

「しかし、西王母様まで人質に取られていたとはなぁ」

爛柯は困った顔をした。

「まぁ、元夫婦のごたごたには巻き込まれたくないものだが」

「それなんだけどさ、爛柯。もしかして、と思うんだったんだけど、AI囲碁の破壊的な人格が、人間を乗っ取るという

事は可能だったりするのかな」

まおはHDMを外しつつ、爛柯に尋ねた。

「現代の技術はまだそこまでいかないだろうが、もし、AI囲碁の棋譜を毎日のように並べていたり学んでいたり

したら、それこそAI囲碁に乗っ取られたようなものだろう。AIに限った話ではないが、

尊敬する棋士の棋譜を覚えてそれに似たような手を打つようになれば、似たようなものだ」

「……なるほど。破壊的な手を打ちまくっていたら破壊的な人格になってしまってもおかしくはない、か」

「どうした? そんな事を急に聞くなんて」

「父さんは、昔、あんな感じじゃなかった。もっと優しい人だったように思う」

「なるほど、心配なのか」

「黒石の邪気さえなくなれば、元の優しさを取り戻してくれるかもしれない」

「優しいんだな、まおは」

「なんだよ、あらたまって」

「現状、全人類が人質に取られているとしても?」

「まぁ、そこは後で罪をつぐなってもらう必要はあるかとは思うけど」

「だろうな。まずは、相手が思ってもいなかった方法で打ち負かす事だ」

「できるかな、俺達に」

「やらなくちゃならない」

「そう、だね」

「……でもま、この戦いが無事に終了すれば、私のやる事もなくなる。

仙女にも戻れるだろうし、時が経てば」

「あのさ、爛柯、それなんだけどさ」

「ん?」

「爛柯はずっと、途中までしか打てなかった棋譜のまま悔やんでいたんだろう? 

それを俺が引き継いで続きを打ち終えた。俺は、新しい世界がそれでは駄目なのかな、と思っているんだけど」

「私の棋譜とともに、という事か。それだとな、まお」

「うん」

「お前まで、消えてしまう事になる」

「なんでだよ! それじゃ解決できないのかよ!!」

「だから、まおが、新しい世界にしないといけない。……私の事なんて、忘れるくらいに」

「……それなら、ずっとこの世界が永遠に続いていた方がましだ! 俺は、爛柯とこれからもずっと、

一緒にいたいんだっ!」

「一緒にいられるさ。人の姿は無理かもしれないけど、碁盤という形でなら」

「解決方法なんて、ない」

まおは項垂れる。だが、思ってもいなかった意見があがった。

「爛柯ちゃんがこの世界にずっとい続けられる方法、あるかもしれないよ、まお」

コウだった。

「そうね、爛柯ちゃんとこの先もずっと友達でいたいし、秋から一緒に学校、通いたいし!」

「囲碁レンジャーももっともっとワールドワイドにならないとネ!」

「でも、そんな方法」

「それこそ、AI囲碁」

「え?」

「爛柯ちゃんの棋譜や棋風をすべて打ち込んで、真の仙女の碁盤を作り上げる。

そして、そのソフトを起動すれば、いつでも爛柯ちゃんに再会できる。

人工知能とAI囲碁を組み合わせれば、爛柯ちゃんをそのまま引き継げるかもしれない」

「技術的には可能かもしれないが、それはあくまでもコンピューターでしかない。

私のコピーでしかない」

「そこで、黒石達の出番だ!」

コウがバンッと壁を叩いて力説した。

「黒石の邪気は、爛柯ちゃんを仙女から人にした。黒石達を人にした。

それならさ、つまりは……」

「黒石の邪気って、真人間になりたいっていう黒石達の邪念そのものなんだと思う。

それこそ、あらゆるものを人間にする事が可能ならっ!」

なぜか、鼻息荒く、弥生が言った。

「この、碁盤の中で、人でい続けられる事も可能!」

コウがくるっと回る。

「ガワなら、アンドロイド技術を応用していけばいいネ。私、そういうツテ、ある」

「……あきれたな。なんで、そこまで、してくれるのかな……」

爛柯は、耳まで顔を真っ赤にして俯いた。

「だって、爛柯ちゃんの事、大好きだもん! 私達、いつまでも、爛柯ちゃんと一緒にいたいから!」

「……ありが、とう……」

爛柯は、何度も繰り返して来て、ここに辿り着けて良かったと、心から思ったのだった。



                     *****

        


そして、決勝戦当日。一同はお互いに、手を重ねてからHMDを装着した。


「……あれ? ここは?」

まおは、あたりを見渡す。そこはどこか懐かしい空気がした。

「なんで? 俺? 甚平着ている?」

このようなアバターは用意していなかったはずである。

「リンゴ飴をもらえるかな。息子に買ってやりたいものでね」

「リンゴ飴だね、よしきた」

見上げると、そこには若いころのみお副店長が浴衣を着てリンゴ飴を袋に包んでいた。

よく見ると、射的まで再現されている。


「……え?」

「大きくなったものだな、まお」

「その声は、父さん?!}

振り返ると、そこには、若いころの父が立っていた。

「すまない。シード戦という事なので、こちらからこのような仕様に調整してもらった。

リアルアバターではつまらぬか?」

「あ、これ、リアルアバターだったんだ」

どおりで、成長した自分と、若いころの父が存在できているはずである。

「爛柯やみんなは?」

「爛柯は、そこの碁盤になってもらっている。みんなは、それぞれ射的のアイテムに」

「えー」

「どれ、どちらにしても、射的で狙うのは、その碁盤であろう」

「それはそうなるだろうけど。試合は?」

「この碁盤でやろうと思ってね」

「悪趣味……爛柯が聞いたら大暴れするだろうよ」

「それはできぬ」

「なんで?」

「彼女は、もう、その碁盤に戻っているからだ」

「え……? なんで? さっきまで、碁盤にならなくてすむ方法、みんなで考えたのにっ!」

「彼女もまた、この世界をなんとかしたいと思っていたのだろう。まお、人は、

みな、棋譜を並べば、並べる時にその世界にタイムマシンに乗って過去へも未来へも向かう。

だがな。その世界を行ったり来たりするだけで、新しい世界へ出る事はできないのだ。

ある意味この世界は彼女の心の中、そのもの。彼女自身。

彼女はこの世界がなくなる事を望んでいた。私はそれを助力してやったにすぎぬ」

「嘘だっ! 爛柯はそんな事望まないっ! 俺達と一緒にいたいって、頷いてくれたっ!」

「そう言わないと、お前達がいつまでもあきらめないからだろう」

「まお、これから打つ囲碁が、次のお前の新しい世界の棋譜となる。お前は、どんな世界にしたい?」

「爛柯と俺が、ずっと一緒にいられる世界。”好き”だけで成り立つ世界!」

「なるほど。それがお前の望む答えか」

「父さんこそ、なんでAI囲碁なんかに乗っ取られたりしてるんだよ! 昔の父さんに戻ってくれよ!」

「……昔、か。愛する妻と引き裂かれ、地位も奪われ、永劫、囲碁を嫌いになってしまったた自分に、

そんな昔に戻れと」

「あのさ、あのAI囲碁、開発したの父さんだろ? あの中に納まっていた囲碁の棋譜、全部覚えた。

あれさ、俺と父さんが打った時の棋譜も残っていたけど、あれのほとんどって、母さんとの対局の時の

棋譜だよね!? ……西王母様の棋風にそっくりだったもの」

「だから、なんだ」

「俺は、爛柯や西王母様の意思を引き継いだ棋風で、望みます。そうしなくちゃいけない気がするから!」

「お前は昔から、自分の棋風というものが存在しなかったな。それで、ものまねか?」

「そうじゃない。俺は、なんでも吸収してしまう事が特技だったんだ。それに、……父さんのも」

「なるほど、爛柯が認めただけあるということか。……ふ、面白い。私に勝てるかな? AI囲碁の棋力も持った

この私に!」


その場の風景ががらりと祭りの会場から、宇宙空間へと変化した。


「ふうん、最終決戦は、19路の普通の囲碁に戻るわけか。五色碁は五色碁で面白かったんだけどな」

「こちらも一人となった。それなら互角であろう」

「確かに、相手に不足はないね!」

「よろしくお願いします」

「よろしくお願いします!」


宇宙を背景に、血を分けた親子の対局が始まった。

いや、これは、人類をかけた勝負になるだろう。

おそらくは、大会を理由として、この勝負の場を作りたかっただけにしても。


(これが、世界の見納めになるのかな。私の……)


碁盤の中で、爛柯は、思う。


(だけど、ここまで辿り着けた。ならば、本望かな)


新しい世界が、せめて、みんな笑っていられる世界である事を願う。


(だけど、それでも、囲碁が好きって思いは、捨てられないんだよなぁ……)


まおに、毒されたのかもしれないな、と心の中で笑った。


(満点の星が、きれいだ……)


爛柯は、対局を見守りつつ、満点に輝く星々を仰いだ。



(私も、夜空に輝く、星の一つになりたい……ん?)


爛柯は星をじっと見つめた。すると、その星には、それぞれ一人づつ、意思が宿っているようであった。


『まお、そっちよ、そっちに打てば、大石が取れる!』

『まお、行け! どうせなら3コウなんかにしてしまえ!』

『まお、そこに置いたらセキにできるネ!』

『まお、無事に勝てたら、お前の好物ご馳走するよ!?』


(あ……)


どうやら、まおは一人で戦っているのではなかった。その石一つ一つに、いろんな人の想いがこもっていた。

(そうか。囲碁は、二人だけで打ってるわけじゃないんだ。いろんな人々と一緒になって、打ってるんだ。

応援してくれている人もいるだろうし、囲碁の碁盤を作ってくれている人だっている。それぞれ、

いろんな人たちの想いが、力になっているんだ)


自分は、今までずっと一人で抱え込んで生きていたのかもしれない。

だが、それまでにも、いろいろな人が支えて来てくれていたから、ここまで来れたのだろう。


(そうか。この世界は……私だけの世界というわけでもなかったんだ。

みんな一緒の、みんなの世界でもあったんだなぁ……)


みんなで、この世界を作り上げて来ていた。この世界を司っているのは自分だったとしても、

そこにはたくさんの人々が連れ添ってくれた。


(そうかぁ。私も、そんな星の一つだったんだなぁ、もともと)


この二人の対局を見て、それに気が付けたのならば、自分が歩いて来た道も無意味なものではなかったのだろう。

まおが、みんなが、それに気が付かせてくれた。


「……ありま、せん」

「ありがとうございました!」


むろん、勝てたのはまおの方であった。


みるみる内に、全人類の中に宿った黒石が回収されていく。またたくまに、碁笥の中に全部戻った。


「まお、大きくなったな」

「ありがとう、父さん。父さんこそ、凄く強くなったね」

「お前ほどじゃないが。……だが、負けてすがすがしい気分になれる碁というものも、あるものだな」

「どう? また、囲碁を好きになれそう?」

「困ったことにな、好きになれそうだ」

「父さんも、この勝負を持ち掛けたいんなら、いつでも店に遊びに来てくれれば良かったのに」

「一応、あの店の店長という身分だが、ほぼヒモだったからな。そういうわけにもいかなかったのだよ」

「それじゃ、あの店も俺が継いだら、問題解決、だね」

「う、む……まぁ、そうなるが」


二人とも、清々しい笑顔で、微笑みあっていた。


ひとまず、この一連の大会での騒動は西王母の力によって、ほとんどの人々からの記憶から

抹消される事になったのだった。


まおは、VRから戻ると、とっさに爛柯を探した。


「爛柯!? 爛柯!?!? みんな、爛柯は……?!」

「それがね、爛柯ちゃん戻ってきてないみたいなのよ」

「それどころか、VRの中にもいないみたいだね。どうしよう……」

「まさか、消えたって事は……?」

「それがね、携帯だけ、店の中に落ちていたの」

弥生は、爛柯の持っていた携帯を、そっとまおに差し出した。

「となると、まずはこれを仙界に届けないといけない、か。もしかすると、仙界にいるかもしれないし」

「どうせなら、みんなも連れて行ってほしいかなぁ。みんなも、爛柯ちゃんに会いたいわけだし」

「あぁ、分かった」

まおは頷くと、仙人の姿へと変わった。

そして、一同を仙界へと連れて行く。

「あー、わたしゃ、西王母様に会う気ないから、みんなで行っておいでー。それから、

どうせだから、その囲碁まんじゅう、持っていってやんな。二人ともまおと同じく好物だったから」

とみお副店長は手をひらひらさせて、一同を見送った。

ちなみに、囲碁まんじゅうは、紅白まんじゅうを白と黒にしただけのものである。

味はゴマだった。


「仙界って初めてだからドキドキするねー」

「ほんとだ。写真撮りまくりたい! 忘れたけど!」

「下界より広いんだったらコスプレし放題ネーーーーー!」

一同は暢気なものであった。


そして、謁見の間にて、まおは西王母に携帯を渡す。


「お疲れ様でした。まお、それにみんな。その節は迷惑をかけてしまい」

「そんな。西王母様も被害者でしたから!」

「まったく。爛柯にも飽きれたものです。携帯を持って帰るのを忘れるなど」

「爛柯、戻ってるんですか?!」

「身体は、戻ってはいるのだけれど……」

(身体は?)

まおは首を傾げる。

「心が、戻って来ていないようなのです。声をかけたりすれば、普通に反応は示すのですが」

「話したりはできる?」

「それもままならない、というか話はしませんね。それどころか、自分が、碁盤を司っていた事さえ、

認識していないようです。心がもぬけの殻、というような」

「爛柯!?」

まおを始め、一同は爛柯の部屋へと向かった。


部屋へ入ると、確かに爛柯はそこにいた。爛柯は、部屋の窓辺で、頬杖をついて空を眺めていた。


「爛柯、無事で……良かった……」


まおは、思わず爛柯の肩を抱え込む。だが、爛柯は、身動きすらせず、そのままの状態でいた。


「どうするの? まお、爛柯ちゃん、連れて帰っても平気そう?」

「……これはちょっと難しいかもしれないな」

さすがのまおも、爛柯にどう接していいのか分からない。

「これはいったい、どういう”状態”なんだ?」

「そうネ……たぶん、心の中の爛柯ちゃんは、別の場所にいる、っていう事だと思うネ」

イネッサは、爛柯の目の前で手を左右に動かしてみたりする。が、なんの反応もない。

「でも、消えてしまったよりは良かったじゃない?」

「……そう、だろうか……」

「とにかく、爛柯ちゃんのお世話をしつつ、本当の爛柯ちゃんを探す、って事が肝心なんじゃないかな」

コウもアドバイスをする。

「たしか、対局をしている最中、爛柯ちゃんの声が私達にも聞こえていたけど……」

「なにか、言っていたか?」

「まお君には、届いていなかったのか……。爛柯ちゃん、こう言っていたんだよ。”星になりたい”って」

「……”星”と言ったって、世の中に星というものはたくさんあるんだぞ!?」

「夜空の星と、碁盤の星に共通するものは?」

「……天元?」

「ご明察」

「……って、まさか、俺の中にいるっていう事~~~~~~!?!?!?!?」

「なんか、今のまお、爛柯ちゃんっぽいテンションだなーと思って」

「いやいや。いやいやいやいや。確かに、それなら、”二人でずっと一緒にいられる”だけどさ!」

まおは、頭を抱える。

いや、無意識だったが、思えばこういう反応も、爛柯に近くはなかったか。

「いよ、ご両人!」

「いやだ! 断じてこういうのはいやだ! 

「ますます爛柯ちゃんっぽい!」

「まぁ、それなら、もうしばらく、俺はここで、爛柯と向き合う事にするさ」

「仙界に住むっていう事? お店はどうするの?」

「そんなに時間はかけない。二人で、必ず戻る」

「それじゃ、私達は、夏休みの宿題も片付けないといけないし、そろそろ戻るねー。

みお副店長にも伝言しておくー」

「まお、ある意味お幸せに」

「ちょうどまんじゅう持ってて良かったネ……」

なぜかシクシクと泣くイネッサ。

「~~~~~~~~~」

まさかの自体にまおは部屋をうろうろするしかない。


一同が下界に帰った後、まおは鏡で自分の顔を見つめた。


たしかに、いつもの自分と変わらないはずだった。だが、じっと見つめるとどこかかしら、

自分のしぐさなどに爛柯の面影を感じる。


「どうするんだよ、これ」


まおはひとまず、西王母に相談しに行く事にした。


「まあ、さすがの私でも、どうすることもできません♪」

「なんで、嬉しそうなんだよ」

「さて、なんででしょう♪」


「なぁ、爛柯……ずっと一緒にいるというのは、こういう意味ではなかったんだけどな」

まおは、部屋の中で、心の中にいるはずの爛柯に話しかけた。

「あのさ、爛柯の身体に、キスとかしちゃっても、いいのか? キスとか、だぞ? キスとか。

キスだけじゃないんだぞ? どうせ、そんな事出来もしないくせにとか笑うんだろうけど!」

「……」

まおは意を決する。もぬけの殻の状態の爛柯の唇に、自分の唇を重ねた。

今更ながら、キスをしたこともなかったな、と思う。

「……あのさ、爛柯。囲碁はみんなでできるかもしれないけどさ。

その……キスは、二人じゃないと、できないだろ?」

自分で言っていた恥ずかしかった。これで、戻らないというのなら、どうすればいい。

その瞬間、爛柯の目がパチッと見開いた。


「ぎゃあーーーーーーー!!!! 変態変態変態変態ーーーーーー!!!!

まおのアホおおおおおおおおおーーーーーーーー!!!!!」


まおは、両手でガシガシと胸を叩かれる。だが、全然、痛くもなかった。


「爛柯に最初からロマンスとか求めてないから、俺」

「……そ、そうか……」

爛柯は、顔を真っ赤に染める。

「その、俺、爛柯の事が好きです。囲碁とはまた別に」

「その……私も、好きだ。まおの事。いろいろと迷惑をかけて、すまなかった」

「俺、ちょっとは頼れる男になれたかな」

「まぁ、な」

まおは爛柯の事を抱きしめる。そして、もう一度、思い切り、キスをするのだった。

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