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黒幕(仮)

ちょっと短いです

「はぁっ…!!はぁっ…!!」


俺は、寝てるマイを抱えて、寒い暗闇の道を走っていた。真相はわからなくても、目の前の現実から逃げるしかなかった。俺は…俺の頭に…あることが…いや、これは疑問だった。疑問だったんだ。今はその疑問を確信させるしかないと思った。この行動が間違ってなければ、全てがわかる。わかるはず…、いや…これは…本当は…わかりたくない。わかりたくなかったんだ!でももう…後戻りはできないと、このまま奴に殺される前にやるしかないんだとわかった。だがそれは…


「あらら〜。やっぱり〜…気づいちゃったのね〜」


「チッ!おう!偉くはぇーおつきじゃねぇーか!………ミナ!」


信じたくはなかった。まさか…、こいつが全ての元凶だったなんてな。ミナ


「しかし困っちゃったわね〜。感づかれる事なんてしてないと…私は思うのよ。だから…ねー?どこで察したのかしらねー???」


「そうだなー。この場は…逃がしてくれたら、手紙で詳しい内容をお前の住所に送っといてやるからよ?どうだ?悪くない話だろ?」


「逃す???なんで私がそんなことしないといけないの???内容なんてどうでもいいのよ…。さぁ…マイちゃんを返してくれる?それは私の子にするのよ?」


チッ!暗くて何で追いついたのかわかんねぇ。確実に"共犯者"は近くにいるはずなんだがな…。後ろには気配を感じない…。間違いなく…ミナの側にいるはず…。


「はっはっー!バカかてめぇー!マイがお前に懐くかよ!マイは俺とマキで責任もって育てるって決めてんだよ!それに、もうこうなってしまった以上、ケリをつけるしかなくなったんだ。簡単に奪えると思うなよ!このサイコパス野郎!!!」


するとミナは、ポケットから果物ナイフを3本出してきた。


「ねぇ、投げナイフって、しってる?結構…、簡単なのよ???当・て・るの♡」


「ふっ。そのようだな。あの怪力親父を…それで殺しただけの事はあるな」


「あぁ〜。もしかして、そこでわかっちゃった感じ〜?なのねー!でも…、あなたはマイちゃん父親を探すのに必死だったはずよね〜?ねぇー?どうしてわかっちゃったの〜???」


「…それは簡単だ。あの怪力親父に襲われた後、"探偵"も使って探したからな」


「あ〜なるほどねー。私を疑ったのねーその探偵さんは…」


「石垣島の旅行の帰りにナナが…、ナナの弟がしている探偵事務所を紹介してくれたんだ。マイの親探しに協力してくれるから頼るといいってなー。マイの怪力親父に襲われて、病院に入院していた時に面会にきてくれてな。事情を話した結果、"ミナ"の事が少し気になったそうだ。だからついでに調べてもらった結果、黒の可能性があると断言されたわけだ」


「そう…。あの電話…警察にかけていたわけじゃなかったのね。電話の相手が探偵さんならこの筋書きも理解できるわ。いいえ、理解したわ!」


そう言うとミナは手に持っていた果物ナイフをアネゴに足に投げた。投げたナイフはアネゴの足に刺さった。


「ガッ!…っっつ!!!」


「言ったわよね〜?投げナイフなんて簡単だって!簡単に当てられるってことを!マイちゃんを抱えてるから投げてこないとでも思ったのかしら〜???さぁ、話は以上よ。あなたもマイちゃんの父親の元に行くといいわ」


「チッ!(万事休すか)


ミナがナイフを投げようとした瞬間。寝ていたマイが起き上がって、手を広げて、前に立ちふさがった。


「もう…これ以上……アネゴを傷つかせない!」

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