表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
だから私はスポーツが嫌い  作者: とみた伊那
41/45

34.バレエを踊り始める

大人になってバレエを見るのが趣味になった。バレーボールではない。踊るバレエである。

初めの頃は見るだけだったが、ある時ふと間違えて自分でもバレエを習うようになってしまった。近所のカルチャーセンターでバレエ入門という講座ができたからだ。

「カルチャーセンターというものは、誰でも気軽に楽しく学べるもの。ここなら運動が苦手な私でも大丈夫だろう」

そこから間違いが始まった。


最初はそこの生徒全員がバレエを全く知らない大人の集まりだった。足のポジション、立ち方など初歩の初歩から教えてもらった。


このくらいのレベルは、バレエとは名ばかり。ラジオ体操の延長のようなものである。よく知られているような横に広がったスカートを着て、つま先で立ったりしない。誰でもできる簡単な内容だったので、スポーツの苦手な私でも楽しく習うことができた。


しかし全員同じスタートラインに立っていても、人それぞれ進歩の速さは違う。今から思えば、その時に指導したM教師は私の並外れた運動能力を見抜き、すでにイラッとしていたようだ。しかし鈍感な私はそれに気付かなかった。

そしてそれがカルチャーのままだったら、M教師は我慢を続けたまま仮面の平和は続いていたかもしれない。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ