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作風の変化

 本格的に文章を書き始めてから、かれこれ七年もの月日が経とうとしています。時代の流れは誠に早いものでございますね。

 昔から頭の中で物語を作るのは好きでしたが、その表現方法として最初は絵を描いていたんです。それを、文章へとシフトチェンジした理由は……まぁ、言わずもがなかもしれませんが……高校時代に文芸部という部活に入ったから、というのが一番大きいですね。


 さて。一口に物語を作るとは言っても、至極気分屋なこの私。昔と今とでは、扱う作風がだんだんと変わってきております。

 今じゃもっぱら現代モノ(たまに時代が遡ることはありますが……)しか書かない私ですが、幼い頃に描いていたのは、それこそファンタジーやSFチックな舞台だったんですよ。信じられないかもしれませんけどね。

 拙作『生徒会と愉快な仲間たち』の主要人物である中村鈴奈、藤山暖香、早川杏里の三人は昔からいるキャラクターです。多分、私が覚えている中では一番最初に作った子たちだと思います。

 今は某高校というどこにでもありそうな学校という舞台の中で好き勝手やってる彼女たちですが、昔は違いました。

 その昔、私が彼女らを動かしていた舞台はですね……実は、地球外のどっか架空の星だったんです。

 つまり、生徒会メンバー三人は、もとは宇宙人だったんですよ。

 とはいえ、幼い頭の考えることでございますから。その星はほとんど地球と呼んで差支えないようなところだったんですけどね。そういうところは昔から現実的(笑)

 他には、異世界の王女様的なのもいましたね。今や、名前も思い出せませんが……なんか日本名だったのはなんとなく覚えてますけど(←何)


 中学生の時には、少しだけ現実的思考に寄ってきました。

 その頃には恋愛モノばっかり妄想してた気がしますね。今書いてるようなのよりもう少しだけポップな、例えば今でいう拙作『街中キャンパス』や『(腐的)恋愛のススメ』みたいなラブコメ的な作風です。

 何度か別場所で言ったことがあると思いますが、先述の『街中キャンパス』の登場人物である東雲くるみと青柳蓮のもととなったキャラが、この辺りで生まれました。その時は確か高校が舞台で、茶道だったか華道だったかが絡むというハイパー意味の分からないお話です。

 また、その頃には古典文学に既にハマっていた私は、竹取物語をモチーフにしたプチファンタジックなお話も書いていました。千年前に月に帰ったかぐや姫がもう一度地球に来て(何故か記憶を失っている)、ちょうど同じころに生まれた帝の生まれ変わりの男の子と恋愛するみたいな話でした。

 今思えば、本当に意味が分かりません(二度目)

 実はこの中学生当時から、絵での表現に限界を感じていたので、小説自体は大学ノートとかにちまちま書き始めてたんですよ。先述の茶道or華道ラブコメと、かぐや姫ラブコメ、あともう一つ記憶喪失になった女の子のお話(これもどっちかというと恋愛メイン)……この三つは確か完結させてたはずです。今も実家の学習机の引き出しに入ってるんじゃないでしょうか。鍵失くしちゃったんで開けられないですけど。

 ……今読んだら確実に発狂するでしょうね。

 これ残しては絶対に死ねませんね。もしもの時のために、今度実家に帰ったら処分しておかなくてはいけないです。


 んで、文芸部に入って本格的に小説を書き出した高校時代。

 文芸部員として一番最初に書いた小説は、今思えば陰惨極まりなく……何を思って書いたんでしょうかね、私は。

 季節ごとに出していた部誌では、テーマ小説といって、毎号テーマが決められまして。それに沿って小説を書くという企画があったんですね。

 で、ちょうど夏号がデビューだったものですから、『ひまわり』というテーマを使って新入生の私は小説を書きました。

 ……高校生の少女が同級生の男の子に恋をしたのだけれど、その子は少女の親友が好きで、二人が付き合い始めたことに激怒した少女がひまわり畑で親友を石で執拗に殴って撲殺するという、誰得なほどまっくらな話を。

 拙作『生徒会と愉快な仲間たち』と『街外れの塾にて』のもとになったお話ができたのはこの少し後になりますが、多分この頃から、ちょいとグロめな話も同時進行で書くようになったのかもしれないですね。

 その後もちょくちょく、そういう系統の話はコンスタントにいくつか書いてましたから。

 例えば拙作『赤いネクタイ、甘い執着』ができたのもこの頃です。あれだって……少々ネタバレになりますが……恋に狂った男が想いを寄せる幼馴染の女の子を絞殺するお話ですからね。

 あと、公開はしていませんけれども『婦人の行方』という……政略結婚で一緒になったものの夫を本気で愛していた妻が、夫に愛人わんさか作られた挙句別れを切り出され、激高して夫を刺殺。その後指名手配されたことを知り諦めて使用人とともに毒を飲んで死ぬ、というなんかもう誰得なんだろうっていうひどい話があります。

 意外と、今より高校時代の方がひどいの書いてたかもしれません(笑)


 でまぁ、そういう時期も経まして、高校卒業後一人暮らしを機に『小説家になろう』へ登録させて頂く運びになったわけでございます。

 ま、その後の活動につきましては私のマイページを見てくだされば一目瞭然なんですけれども、今書いてるものはもっぱら現代モノが多いです。恋愛や青春(若干仄暗いもの多数)がほとんどで、その中でも特に拙作『梨の実が香る頃に』や『そしてまた、恋をしよう』などといった歳の差モノが半数以上を占めている気がします。

 でもアレですかね。最近は拙作『トライアングル・ワンルーム』などの疑似家族モノ?とか、そういう愛とか恋とかで例えられない絆を扱った話を書くことが多くなってきましたかね。

 ブロマンス、っていうんですか。男性同士のは特に。

 女の子同士の友情も好きなんですけどね……ただ、それを書くと高確率で百合に見紛えられるので……(ちょっとトラウマ)

 また、男女が絡んでいても、決して恋愛に発展させない……拙作『空色物語』のようなお話も多いかもしれません。拙作『似たもの同士のエピソード』のように、純粋な家族モノとか。

 ですが今でも、高校時代のような作風をもう一度、今度はできるだけ長く綿密に書いてみたいって思いがあって。現在連載中の拙作『チョコレイト・リリィの誘惑』はその集大成という感じです。

 完結させるまでは死ねません(←お前いくつだよ)


 でもね、最近一つ気づいたことがあるんですよ。

 何のジャンルにしたって、私が書く話の中に微量でも恋愛要素が絡むことが多い理由。

 要は、恋愛というものが一番人間における『素』の部分を出しやすいんじゃないかなってことです。

 これはお酒に酔った時もほぼ同じことが言えるのかもしれないんですが、恋をすると判断能力がよく鈍ると言います。普段はピンピンに張っているはずの気も、色恋一つでふっと緩む。いわゆる油断、無防備状態です。

 そういう時には一番、その人の奥深く、果ては本人も知らないような一面が顔をのぞかせる。純粋な部分も、ふとした色気もフェロモンも、雄もしくは雌としての本能も、多少みっともない部分も。醜い部分だってそうです。

 恋愛モノというのは一番、『人間の素の部分』を細かく描くことができる。

 だから、それが面白いんじゃないかなぁって。

 もともと感情描写の方が得意な私です。そういう感情の機微を事細かに書きこむとき、やりやすいのはやっぱり恋愛が絡んだ時なんですよね。

 恋愛ポエムだったら即興で死ぬほど考えられる気がします(笑)

 こっぱずかしいから絶対やりませんけど(笑)


 ……とまぁ、今回はこんな感じでそろそろ締めますか。

 またいずれ、次回以降にでも私が好きなお話や、思い入れのあるお話についての裏話なんか語ったりできるといいなと思ってます。

 それこそ誰得やねん、というツッコミはおやめください。泣きますよ(←ヤメロ)

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