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凛的恋愛論

 恋愛小説をよく書く私ですが、ツイッターでも活報でもブログでも、もちろん誰かの前ででも、自分の恋愛に関する話はあまりした記憶がありません。

 まぁぶっちゃけ、恋愛に興味がないというスタンスでね、わざと避けているだけなんですけれども。

 恋愛経験がないわけでは、もちろんなくて。人を好きになったことはありますし、男性の方とそういうことをした機会だって、無きにしも非ずって感じです。特定の恋人がいたことはないのですが。

 何でしょうね……なんか、上手く説明できないんですけど。

 恋愛や結婚というものの定義というか、価値観というか……私は他の方と比べて、そういった考え方が少々ずれているのだと思います。


 人を好きになるということは、イコール気に入ること。自分の日常の一部に、その人が食い込んでくること。

 その人を自分自身と同等に……いや、それ以上に、大切に思うこと。

 互いに尊敬し合い、尊重し合えること。

 私は、恋愛と友情はほぼ同じものだと思っています。

 この人と仲良くなりたい、近づきたいと思う。他の人と仲良くしていたら、それなりに嫉妬する。この人の為なら、自分は何でもできると思う。一緒にいることが苦じゃなくて、話さなくても分かり合えて、もはや自分の一部と呼んでもいいくらいの存在になる。

 私は特に仲のいい同性の友人にも、好きになった異性にも、ほぼ同じ感情を抱きます。一人だけじゃなくて、複数人に対してもそうです。

 唯一の違いといえば、その中に甘さが混じるのか、そうでないか。その人に愛おしさを感じるのか、親しみを感じるのか。

 好きな人と手を繋ぎたいとか、キスしたいとか、抱かれたいとか、確かな証が欲しいとか……恋愛小説でよくあるアレですけれども、そういうことは一切思わないんです、私。

 ただその人を見ていたくて、相手にも自分を見ていてほしくて。その人のことをたくさん知りたくて、相手にも自分のことを知ってほしくて。

 ホントに、それだけなんですよ。

 その人のことをただ大切に想っていたいし、私のことも大切に想っていてほしい。ふとした時に、「何してるかな」って思えるのが単純に嬉しいし、相手にそう思ってもらえることが嬉しい。

 身体的な繋がりよりも、精神的な繋がりが欲しい。

 私にとってはただ、それだけなんですよねぇ。


    ◆◆◆


 ふと、自分がいわゆる恋愛感情を抱いた相手はどんな人間だったかと、少しだけ考えました。

 私がこれまでで恋をした相手は、三人。

 小学校時代に一人と、高校時代の同じ時期に二人、です。もっとも、高校時代はそのうち一人に対して恋をしているなということだけ自覚していて、もう一人の人にも恋をしていたという事実を知ったのは、卒業してからなわけですが。

 小学校時代と高校時代では、恋の色も違っていました。


 いわゆる夢中になれる恋愛というか、典型的な甘酸っぱい恋をしたのは小学校時代。小二の頃でしたが、それなりにドキドキして、その人のことばっかりとにかく考えて、軽くストーカーまがいのこととかもしちゃって(笑)

 とにかくその頃の私は、一途にその人のことが好きでした。

 三つ上の先輩でね。当時私の通っていた学校では縦割り班という、同学年のクラスとは別に、各学年入り混じって割り振られたクラスみたいなものがあったんですが、その縦割り班のなかで一緒になった人でした。

 何で好きになったのかは、正直覚えてないんですが……気付いた時には、もうその人のことが好きで好きでたまらなかったんですね。

 常にその人がいたら目で追うし、寝ても覚めてもその人のことを考える。その頃は別に、相手が自分に対して何を思っていようが気にしなくて、自分の視界内にその人がいればいいみたいな、そういうところがありました。

 今思えば、アイドルの追っかけにも似ていますね。

 毎週行われていた朝礼の前とか、昼休みとかに、よく体育館でその人が遊んでいるんです。ハンドボールとかして。

 んで私は、体育館の隅っこに座って、その人をずーっと見ているんです。

 もうそれだけで、十分でしたよ。

 たまにボールがこっちに飛んできて、取りに来たその人にボールを渡すことがあったんですが、その時はもう死んでもいいくらいの舞い上がりようでした。

 私が小三の頃にその人は卒業しましたが、卒業式の時もずっとその人を見ていました。寂しくて泣きそうでしたよ。

 これからもう、この人を追いかけることはできなくなるんだなぁって。

 でも時の流れって案外残酷なもので、意外とすぐにその人への恋愛感情は消えてしまいましたけれども。


 一方、高校時代は非常にしっとりしてましたね。

 成長した故でしょうか、我が儘な感情も増えていって。相手にも自分を見てほしいとか、注目してほしいとか、そういう独占欲的なものが芽生えたのもこの時でした。

 一人目――これも、きっかけはよく覚えていません。

 その人の綺麗な白い手が好きでした。意地悪く笑う顔が好きでした。独特な声が好きでした。スーツの似合うしなやかな体躯が好きでした。子供っぽい、ちょっとお茶目なところが好きでした。普段はSっ気全開ですが、たまに優しさの混じる、その言葉が好きでした。

 気づいた時には、その人の全てが好きで好きで、たまらなかった。

 ちょっとでも自分のことを注目してほしいなと思って、少々無茶なこともしました。やりすぎて、たまに怒られそうになるくらい(笑)

 相手の気を引くという行為を、この時初めてしたような気がします。


    ◆◆◆


 ……以上の文章を、私はどうやら酔った勢いで書いたようです。

 読み返して死にたくなったんで、消そうかどうか迷いましたが、せっかく書いたのでとりあえず掲載することにします。

 あー恥ずかしい。まったく、何てこと書いてんだ私。


 ちなみに上記で触れた高校時代の『二人目』についてですが、友人いわく、その人と私には似た雰囲気があるそうで。

 多分、自分とよく似た人に惹かれたんじゃないかなってことです。はい。

 もう現在は素面である以上、打ち明けることは特にないです。恥ずかしすぎて顔から火が出そう。

 アルコール入りの状態で小説を書くことはままありますが(不思議とその方が筆が進むんですよね)、これからは酒を片手にエッセイを書くことだけはやめたいと思います。

 いい教訓になりました!

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