発表できない発明
「記憶を消す機械を作った」
小さなロボットを指さして博士は言った。
「はいはい」
助手は皮肉げに応えてから、
「何か欠点があるんでしょう?」
「君は酷いね」
博士は心外そうにため息をついた。
「さあ、起動するよ」
ロボットは起き上がる。
「今回は失敗しなかったのですね!?」
さすがの助手も大声を上げて喜ぶ。
博士も喜んで、
「これで私――」
ロボットは謎の光を博士に浴びせた。
「あれ、私はどうやってこの機械を作ったんだい?」
「記憶を消す機械を作った」
小さなロボットを指さして博士は言った。
「はいはい」
助手は皮肉げに応えてから、
「何か欠点があるんでしょう?」
「君は酷いね」
博士は心外そうにため息をついた。
「さあ、起動するよ」
ロボットは起き上がる。
「今回は失敗しなかったのですね!?」
さすがの助手も大声を上げて喜ぶ。
博士も喜んで、
「これで私――」
ロボットは謎の光を博士に浴びせた。
「あれ、私はどうやってこの機械を作ったんだい?」
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