博士と助手と大発明 発表できない発明 作者: 風木守人 掲載日:2012/06/27 「記憶を消す機械を作った」 小さなロボットを指さして博士は言った。 「はいはい」 助手は皮肉げに応えてから、 「何か欠点があるんでしょう?」 「君は酷いね」 博士は心外そうにため息をついた。 「さあ、起動するよ」 ロボットは起き上がる。 「今回は失敗しなかったのですね!?」 さすがの助手も大声を上げて喜ぶ。 博士も喜んで、 「これで私――」 ロボットは謎の光を博士に浴びせた。 「あれ、私はどうやってこの機械を作ったんだい?」