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また異世界へ  作者: ローズ
6/7

5話

駄文ですが、暖かい目で見て下さい。


お願いします。

嵐たちは〈始まりの迷宮〉に潜っていた。


〈始まりの迷宮〉とはその名の通り、駆け出しの冒険者が入る迷宮だ。この迷宮は比較的、弱い魔獣しかいない。ランクでいえば、Dランクだ。

だが、三十一階層から魔獣が強くなるので、注意が必要だ。この迷宮を攻略しなければ、冒険者として成功しない。



嵐たちは潜って、一時間で三十一階層まできていた。これは驚くべき早さだ。

普通の冒険者なら、一時間で五階層程だ。




嵐たちが急いで来たのは魔獣が強くなる程、魔石の値段とポイントが高くなる為、三十一階層まで来たのだ。

これまでの魔獣と同じだが、強さがかなり違った。

だが、それは普通の冒険者で、嵐たちにとっては今までと同じように感じていた。



この階層からの冒険者は最低でも四人程のパーティーで行動していた。

それに対して嵐たちは二人だったため、他の冒険者からは「無謀だな」などと、言われたが嵐たちは気にしてはいなかった。


嵐たちはゴブリンやキラーバットなどの魔獣を大量に倒していた。

その数は千にも達しようとしていた。

そのようにして、最下層の五十階層までやって来た。



「やはり、弱かったな」

嵐は退屈そうにしていた。


「アラs…じゃなくて、アルにとってはそうですね」


「まぁ、そうだな」


などと、言っているうちに大きな広場が見えた。

近付いて行くと、中心に大きなスライムが現れた。


「スライムキングか…」

そう呟いた後、嵐たちは武器を構える。嵐は一メートル五十センチ程の刀をラウは二本のダガーを持って、構えている。



そして、嵐たちはスライムキングに向かって駆け出した。

まずは、ラウが攻撃を繰り出した。

スライムキングが繰り出す無数の触手を全て、切り刻んでいる。そうして、後ろから嵐が跳び上がり、スライムキングの核を真っ二つに切り裂いた。


核が真っ二つになったと同時にスライムキングの体が溶けて、魔石と何かの塊があった。

ラウは拾い上げた塊をジロジロと見ていた。


「アラシ、これは何だろう?」

ラウは塊を見せてきた。


「それはミスリルだな」


「へ~、これがミスリルかぁ」

塊をジッと見つめているラウを見て、嵐は見守るかのように立っていた。

「それじゃあ、帰ろう」


嵐は動きそうに無いラウにそう言って、広場の奥にある魔法陣に向かった。


嵐たちは魔法陣に乗って、迷宮の入口に戻った。

それから、迷宮の前にいるギルドの人達に挨拶をして、魔石などを売るためにギルドへ向かった。




嵐たちはギルドの中へ入った。

そして、登録して貰った、ギルドの女性のところへ向かった。


「すいません」


「はい、何でしょうか?」

変わらない、営業スマイルで挨拶された。


「魔石を換金してもらいたいのですが」


「はい、大丈夫ですよ」

嵐は魔石の入った袋を渡した。


「…沢山、取られましたね」

女性は驚いていた。

それからはっ、と思い出したように「暫くお待ち下さい」と言って、奥の部屋に入って行った。


そして、十五分程経って、袋を持って戻ってきた。

「大変、申し訳ありません」

と深々と頭を下げられた。


「気にしてませんから、えっと…「アリアです」アリアさん大丈夫ですよ」


「ありがとうございます」

アリアさんは少し頭を下げた。


「それでは、今回は黒魔石が82個と青魔石が24個と黄魔石が一個なので金貨一枚と銀貨一枚と銅貨五枚です。後、今回の魔石でGレベルからFレベルになりましたのでカードの方もご確認下さい」

嵐はアリアから渡された袋とギルドカードをよく見た。


「ありがとうございます」

そう言って、ギルドを出て行った。



そのまま、宿に帰って恭弥と少し組み手をした後、黒髪・黒い瞳の少女たちについて話をして、一日を終えたのだった。






〈魔石〉

黒<青<緑<黄<赤<白<金



黒魔石・・・青銅貨五枚


青魔石・・・銅貨一枚


緑魔石・・・銅貨五枚


黄魔石・・・銀貨五枚


赤魔石・・・金貨一枚


白魔石・・・金貨五枚


金魔石・・・聖金貨一枚

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