世界観等
・世界観
西暦19XX年大正時代に、当時の世界中の技術の粋を集め、『機械仕掛けの神』を作り上げる。
当時の『機械仕掛けの神』は世界調和のシンボルとした蒸気で動く機械の人形。
しかし、ある日突然『機械仕掛けの神』は何者かによってただの機械人形が、世界中の空から神話上・空想上等のモンスター…通称『異形』を呼び出す装置となって、『機械仕掛けの神』は『異形』を召喚し続け、『異形』は自らの腹を満たそうと人々を襲い続けていた。
その日から人々は『ただ餌となって死ぬ』か『戦って生き抜く』かの選択を強いられた。
それと同時に『機械仕掛けの神』は異形と共に現れた神に等しい存在に進化。その後の『機械仕掛けの神』の行方は、百年間不明である。
今作ではその百年後の時代が舞台となっている。
『異形』の登場から、世界は互いを敵にする時代を終えた。が、水面下では内戦の兆しを見せている。
主に舞台は日本を中心としている。
この世界での主な職業は、武器を生産する鍛冶職人、武器の流通を行う貿易商、『異形』を狩って生計を立てる者等様々。
主に『異形』を狩るのは何処にも属さない賞金稼ぎであり、倒した『異形』の一部を各領土の役所等でその時のレートに合わせて報酬が貰える。
その他に狩猟団や近衛隊等があるが、これらは主に各領土の防衛に勤めている。
この世界での市町村は領土となっており、市長・町長・村長の役職に当たる人物がその領土を治める領主となっている。
領主の役目は『異形』対策を除けば何の変哲も無い普通の業務などが主である。
警察に当たる組織は警備隊となっており、その中心が東京の霞ヶ関に位置している。業務は普通の警察と何ら変わりは無い。『異形』関係を除けば。
・9年間の義務教育過程で学ぶこと
小学校での体育は武器の特徴や扱いを学び、中学校での体育では殺傷能力の無い模造の武器での模擬戦を中心に学ぶ。
小学校の早い段階(主に低学年程度)で歴史を学び、異形が現れてから今までの歴史を含めた日本史を学んでいる。
・高等学校以降では
高等学校三年生の進路には、
(1)大学で『異形』の事を深く学び学者になる
(2)商人になる
(3)警備隊に入隊
(4)地元の狩猟団や近衛隊等に入隊
(5)何処にも属さない賞金稼ぎになる
等があり『異形』に関わるか関わらないかは各個人の自由である。
・重要な事
『異形』の登場により、第二次世界大戦は開戦されてはいないが、広島や長崎に大型の『異形』が襲撃した際に原爆は投下されたが、多数の犠牲者を出してしまった。責任者のアメリカ政府はこの事に関し無言を貫いている。
・『異形』の活動
『異形』の活動が一番鈍いのは夜明け。
夜行性の『異形』が睡眠行動に入る為と昼間に活動する『異形』が起き出すのだが寝起きが悪く起きて暫くは思考や本能は正確に働かない。
逆に活発になるのは午前零時と正午の二つ。
夜行性の『異形』や昼間に活動する『異形』が空腹になりやすいのがこの時間帯である。旅人等が姿を消しやすいのもこの時間帯である。
・そもそも『異形』とは?
現れて100年以上経つが、未だにその根本的な部分が分かっていない。
分かっているのは、ヒトと異なる形をしていること、その姿は神話上等のモンスターであること、ヒトを主食としていること、そして『機械仕掛けの神』によって絶えず現れること。
・報奨金制度
異形狩りが飯を食うのに必要なのがこの制度である。この制度によって倒した異形の一部分を各領土の役所や換金所に提示すると、報奨金が貰え、その時のレートによって報奨金が上下する。
例えばゴブリンを倒したとしてその頭部を役所に提示すると5000円が出るが、翌日またゴブリンを倒して同じ役所に提示すると4500円になる場合もある。その理由としてはその地域において、ゴブリンを大量に倒した事で値が変動する。
狩猟数が多い異形程値は下がり、少ない異形程値は上がる。
以上